[宅地建物取引士]資格保有者は転職に有利!未経験でも役に立つ!
宅建士の資格をやっとの思いで取得しても、それが評価されないのでは意味がないですよね。
この記事では
といった、転職に有利なのか、年収は上がるのかなどの疑問や要望にお応えしていこうと思います。
宅建士は転職に有利?
そもそも宅建士は転職に有利なのか、といった点について解説します。
極論有利になりますが、具体的な数値や業務内容なども見ていただければと思います。
独占業務・設置義務の観点からも有利
宅建士には重要事項説明書や契約書に記名押印すると言った独占業務があります。
これらはしっかりと説明や契約を不動産取引のプロである宅建士が責任をもって果たしたと言った意味合いを持ち、宅建士でなければできない仕事です。
また、不動産営業をするにあたって事務所に5人辺り1人の割合で宅建士を置かなければいけないといった設置義務もあります。
これらの観点からも、宅建士を持っていることは優遇されると言えるでしょう。
具体的な求人数は?
宅建士の具体的な求人数は、有名な転職エージェントを平均して2~3,000人となっています。
時期によって多少の変動があるものの、転職自体は非常にしやすい数値と言えるでしょう。
未経験でも大活躍!
中には資格よりも実務経験が大事!という方も多いです。
大抵の業務ではその通りで、例えば経理職でも簿記3級や2級があって経験がないよりも、資格はないけど経理経験5年程ある!と言った方が重宝されることは多いでしょう。
しかし宅建士の場合は先ほども触れたように独占業務や設置義務の観点から、実務経験があるなしそこまで関係ありません。
さらに宅建士は受験資格も特にないので、未経験でこれから不動産業界にチャレンジしたい!という方にもおすすめできる資格です。
新卒での就職活動でも、もちろん有利
転職に限らず、就職活動でも宅建士は有利に働きます。
特に学生の場合周りが遊んでいることも多い中で頑張った証明になるので、差別化されて評価がプラスに働くことは言うまでもありません。
登録にこだわる必要はない
宅建士は登録にそれなりに費用がかかり維持費も高いです。
まだ不動産業界で働いておらず、先に試験だけ合格した!という方はすぐに登録する必要はありません。
一度試験に合格していればその後登録はスムーズなので、企業に入ってから登録を進めて費用を負担してもらう事で自身の出費を抑えられます。
宅建士の具体的な転職先は?
あらためて、宅建士が具体的にどのような職場に転職するかも確認してみましょう。
不動産業界
まず宅建士が活躍できる業界と言われて真っ先に思い浮かぶのが不動産業界ではないでしょうか。
冒頭でも触れたように、宅建士は独占業務や設置義務があるため一定数の需要があります。
不動産会社からしても確保しておきたい存在に変わりはないので、よっぽど不動産業界が嫌!という方でなければ不動産業界が真っ先に選択肢に入るのではないでしょうか。
不動産業界以外
宅建士の活躍できるフィールドは不動産業界に限られるように感じる方も多いかもしれません。
しかし中にはファイナンシャルプランナーとしてお金の相談を受ける中に、不動産を買いたいお客さんがいるかもしれません。
また、最近では建物に対する投資制度も増えつつあります。
こういったお客さんや需要を前に、宅建士の知識があればより具体的に適切なアドバイスができることは想像できると思います。
不動産に限らず、銀行・証券会社・保険・事務など活躍できる場が広い点も宅建士の強みと言えるのではないでしょうか。
宅建士の転職で年収が上がることはある?
気になる方が多いポイントとして、宅建士として転職すれば年収が上がるの?といった疑問ではないでしょうか。
宅建士の場合数万円単位で手当てがつく会社もあります。
資格手当の相場を知ろう
宅建士の資格手当は中小企業で月1万円台、大企業だと月3万円を超えることもあります。
大企業で3万円となると、単純計算してみても年収換算で36万円増えることになります。
月3万円収入を上げるには本来であれば数年かかるので、1発の試験合格で大きな昇給を狙える宅建は非常に魅力的ですね!
職場によって年収はピンキリ
不動産業界に限った話ではありませんが、職場によって年収(給料)はピンキリです。
もちろん、個人によって左右される箇所も多いですがそれ以上にどの企業に勤めているかによって貰える額は全然違います。
筆者自身、数年間必死に働いていた企業を辞めて別の企業へ移ったら、そこの新卒での年収が4年間働いて貰えていた給料を上回っていた・・・なんてこともありました。
企業によって全然違うので、できる限り給料が高い企業を目指したいですね!
独立もアリ?
中には宅建士の方で独立して会社員の数倍以上稼いでいる方もいらっしゃいます。
筆者自身も起業した経験があり決して楽な道ではありませんが、資格を持っていれば優位に働くこと、自分で試行錯誤してお客さんの役に立てることなどから、やっていて充実感が違います。
独立を考えている方は流れや費用なども知っておくべきだと思うので、以下の記事もご覧ください。
宅建士が登録しておくべきおすすめの転職エージェント
宅建士の方で、今後転職したい!と思われた方に、宅建士であれば登録しておくべきエージェントを3つご紹介します。
筆者自身登録していますが求人数が豊富で全国各地の求人を取り扱っているのでおすすめです。
もちろん、無料で利用できて複数登録もOKなので興味がある方は是非覗いてみてください。
宅建Job
種類 | 転職エージェント |
案件数 | 1,000件 |
利用者層 | 20~40代 |
案件傾向 | 営業・仲介 |
宅建Jobエージェントは、宅建士の方専門の転職エージェントとなっています。
キャリアアドバイザーの方も不動産業界のベテランで、就職者の希望条件を個別に聞いたうえで最適な求人を提案すると言った手厚さから人気を博しています。
最初に登録しておいて損はないエージェントです。
Doda
種類 | 転職サイト・転職エージェント |
案件数 | 公開7万件 |
利用者層 | 20~40代 |
案件傾向 | 営業・エンジニア |
公開されている取り扱い案件数は6~7万程とされていますが、非公開案件が非常に多く魅力的なのがDodaです。
取扱い職種も多く、求人の幅も非常に広いので必ずご自身の持つスキルや資格とマッチする求人が見つかると断言します!
筆者自身もお世話になったことがありますが、エージェントの方がスキルや経歴を加味してオススメの案件をいくつもメールで送ってくれるため、マッチングしやすく求職に割くリソースも最小限で済みます。
MS-Japan
種類 | 転職エージェント |
案件 | 4,500件 |
利用者層 | 30~40代 |
案件傾向 | 管理職・士業 |
MS-Japanは管理部門特化型のエージェントで、大手上場企業や外資系企業、優良ベンチャー企業の求人が多く、税理士や会計士といった資格職の求人ももちろん多くなっています。
キャリアアップを考えている方、さらに大手への転職を考えている方はまずこちらに登録しておくのがベストです。
目的が絞られている分好みの求人と合致する可能性も高く、そこまで大きな転職エージェントではないためサポートも手厚く、内定までの時間が断然早いです。
宅建士の転職まとめ
今回は宅建士の転職事情について紹介しました。
宅建士は求人数が多く、年収で言えば1,000万円以上稼いでいる方もいらっしゃいます。
まずはエージェントに登録してどのような求人があるかを知れなければ行動にも移せないと思うので、興味がある方は是非登録して見てください。
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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