[宅地建物取引士試験]何回受けても不合格?一点足らずで落ちた!?
宅建試験は合格率15%前後の狭き門です。
そのため
といったように、何度も落ちてしまい気が滅入ってしまっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では試験に落ちてしまった、何度受験しても不合格だった・・・という方に向けて、対策方法を紹介していきます。
本記事のまとめ!
- 宅建試験の合格率は15%前後なので落ちても不思議ではない
- なかには数回落ちる方も
- フォーサイトなら全国平均合格率よりもはるかに高い合格率を誇っているので、最短で合格したい方におすすめ!
宅建試験に落ちる人は多い?
宅建試験の合格率は毎年十数%です。
士業の中では簡単と言われていますが、全体的に見て普通に難しいです。
あらためて年間どれくらい受験してどれくらい落ちているかを見てみましょう。
毎年20万人前後が受験
まず、過去5年の受験者数です。
例年10月に実施されていますが令和2年度は10月と12月の2回実施されているので合算しています。
また、人数は申込者数ではなく受験者数となっています。
- 令和2年度・・・204,247名
- 令和1年度・・・220,797名
- 平成30年度・・・213,993名
- 平成29年度・・・209,354名
- 平成28年度・・・198,463名
こうして見ると、あらためて毎年20万人近くの方が受験していることが分かります。
合格率は15%なので15万人以上が落ちる
次に、試験に落ちてしまった人数も確認してみましょう。
実受験者数から合格者数を差し引いた数で算出しています。
- 令和2年度・・・169,910名
- 令和1年度・・・183,316名
- 平成30年度・・・180,633名
- 平成29年度・・・176,710名
- 平成28年度・・・167,874名
こうして見ると毎年15万人越えといった相当な人数が残念な結果に終わっていることが分かります。
合格者数や受験者数に関するデータは以下にまとめているので、あわせてご覧ください。
相対評価で合格率が決まっている
宅建士の合格率ですが、毎回15%前後に集約されています。
簡単な回では合格点を高く、難しかった回では合格点を低くして調整しているようです。
なので、勉強時に「これくらいの割合取れれば合格だろう・・・」と憶測は立てずにできる限り取得するようにしましょう。
宅建試験に落ちる人の特徴
あらためて、宅建試験に落ちてしまう方の特徴も確認してみましょう。
過去問の演習不足
宅建試験は情報処理技術者試験やFP程過去問の使いまわしが多いわけではありませんが出題される範囲は限られています。
そのため過去問を徹底的にやりつくせば合格ラインまで達することは決して難しくありません。
過去問の演習量が足りておらず合格できなかったと考えるのが妥当です。
以下の記事では過去問を効率よく解けるアプリについてまとめているので、過去問演習をしたい方は参考にしていただければと思います。
スケジュールのミス
試験に合格できない方の特徴としてスケジューリングがうまくいかない方もよく見かけます。
特に宅建試験は300時間ほど勉強時間が必要です。
300時間となると計画的に勉強する必要があるので、あらためてスケジュール管理について確認しましょう。
モチベーションが続かなかった
宅建試験は人気資格なだけあり、企業や学校側から強制的に受験させられることも多いです。
自発的に勉強するならまだしも、命令されたうえに貴重な土日を試験日として割り当てられてしまうと確かにモチベーションは低下しますよね。
申し込んだものの試験場にたどり着いていない方も毎年数万人いるので、モチベーションの維持は大きな課題の一つです。
宅建試験に落ちてしまったら?
宅建試験に落ちてしまった場合のデメリットや考えられるリスクとしては以下のようなものがあります。
できるなら1発で合格しておきたいですね。
再受験の場合来年まで1年空く
宅建試験は年に1回しか実施されておらず、落ちてしまうと再試験まで1年空きます。
1年間空くと忘れてしまうことも多く再度勉強しなおさなければ行けないので大変です。
1点足らずで落ちた場合、再度落ちてしまう人が多い
特に1点足らずなどで不合格だった場合、もう少しで合格できるからと高を括ってあまり勉強せずに一夜漬けしようとした場合忘れていることが多く、不合格を繰り返してしまうパターンが良く見られます。
宅建試験は一夜漬けで合格できるほど甘くないので、前回ギリギリだった場合でも気を引き締めなおして再度頑張りましょう。
法改正の内容や時事問題を覚えなおさなければいけない
宅地建物取引士試験は宅建業法をはじめとし、いくつかの法律を元に問題が出題されます。
そして法律は毎年改正されているので、去年学んだ法律の内容がそのまま流用できない場合があります。
そのため、テキストは常に最新年度の物を用意し、勉強しなおすようにしましょう。
時事問題も同様で、最新の情報を覚えなおす必要があります。
テキストの最新情報については以下の記事でまとめています。
宅建試験を何度受験しても合格できない場合は?
宅建試験は合格率15%と狭き門なので、中には何度も落ちてしまう方も多いと思います。
何度も落ちてしまうと経済的にも精神衛生上も良くないので、その状況を打破するためにも以下のポイントに注意しましょう。
情報交換・共有を積極的に
一人で学習を進めていくと正しい勉強法かどうか分からなくなってしまったり、間違って内容を覚えてしまったり、はたまた分からなくても質問できないと言った状況に陥ってモチベーションが削がれてしまう可能性があります。
そんな時は他の方と情報を共有しながら学習を進めていくと良いでしょう。
最近ではTwitter等で勉強している方同士繋がっていくことも多いです。当サイトでも気軽に情報交換ができるように掲示板を用意しているので活用してみてください。
通信講座も活用しよう!
テキストでの独学でも限界がある、なかなかスケジュール通りにいかない・・・と感じる方は通信講座の利用も考えてみて良いかもしれません。
通信講座では分かりやすい講義動画に加え、すぐに講師の方に質問できたり、試験そのものに関する疑問も聞けるので安心感が違います。
宅建試験を扱う通信講座は多いですが、中でもフォーサイトがおすすめです。
フォーサイトではクオリティの高いフルカラーテキストに加え、Manabunと呼ばれる学習アプリによって隙間時間を活用して効率よく学習できる仕組みになっています。
筆者自身もお世話になりましたが教材のクオリティが高く、是非見ていただきたいので興味がある方は以下の記事もご覧ください。
それ以外の通信講座が知りたい!という方は以下の記事もあわせてどうぞ。
宅建試験に落ちてしまった場合の対処法まとめ
本記事のまとめ!
- 宅建試験の合格率は15%前後なので落ちても不思議ではない
- なかには数回落ちる方も
- フォーサイトなら全国平均合格率よりもはるかに高い合格率を誇っているので、最短で合格したい方におすすめ!
今回は宅建試験に落ちてしまった方に向けての対策記事になりました。
宅建試験自体は合格率が低く、落ちてしまっても仕方がない難易度です。
ただ、一度落ちてしまいその時の得点が1点足らずなどギリギリの場合、特に気を引き締めて再挑戦しましょう。
試験勉強のモチベーションが続かない、勉強方法が分からないという方は、通信講座の活用も検討して見ると良いかと思います。
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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