[医療事務資格]独学で合格するためのおすすめテキスト一覧![2021年対応]
医療事務の資格には種類がありますが、総じてそこまで難しい資格ではありません。
したがって、これから受験される方のなかには
と考える方も多いかと思います。
ここでは医療事務のテキストについて、おすすめのものを紹介しつつ独学で勉強する際の注意点などについても触れていこうと思います。
本記事のまとめ!
- 医療事務の資格試験はテキストのみの独学でも合格可能
- レセプトなどの特殊な計算は通信講座を使ったほうが良いケースもある
- 医療事務資格を取るならユーキャンがおすすめ!
医療事務はテキストで独学できる?
そもそも医療事務の資格は本当に独学で取得できるの?といった疑問を持つ方も多いことでしょう。
まずはその点についてお答えします。
基本的には「可能」
医療事務資格は大抵の場合、受験資格が求められず誰でも受験可能です。
学習期間も3ヵ月~9ヵ月と短期的なものが多く仕事の合間を縫って勉強する方もよく見られます。
筆者自身は専門学校に通いましたが、わざわざ行かなくても取れたのではないかと思っているほどです。
独学に向いているかどうか、まずはテキストを読んで勉強してみて判断しても良いのではないでしょうか。
医療事務資格の種類は把握しておこう
一口に医療事務の資格といっても、代表的なものでさえ
- 診療報酬請求事務能力検定試験
- 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)
- 医療事務管理士技能認定試験
- 医療事務認定実務者試験
といったように複数あります。
資格によって学習範囲や学習期間が変わってきます。
その結果、独学で合格できるかどうかも変わってくるのでまずはどのような資格があるのかを事前に調べておくとよいでしょう。
独学のメリット・デメリットを押さえておこう
独学で勉強をするにあたってはもちろん、メリット・デメリットがあります。
その点も事前に確認しておきたいですね。
メリット
まずはメリットですが、端的にまとめると
- 自分のペースで学習を進められる
- 自分でテキストを選べる
- 費用を抑えられる
となります。
独学の場合、家事や仕事で忙しい場合でもまとまった時間をとる必要がないため自分で柔軟に勉強時間を確保することができます。
また、テキストも通信講座由来のものではなく自分で選べるといった点から合ったものを選べますね。
そして何より費用も受験料+テキスト料で済むのでリーズナブルです。
デメリット
一方で独学においてのデメリットも確認しておきましょう。
具体的には
- 分からないところを聞けない
- モチベーションの維持が難しい
- 資格合格後の就職手続きも自分でする必要がある
などがあげられます。
自分で計画を立てて勉強するといった習慣がついていない場合なかなか独学は難しいでしょう。
また、医療事務の場合スクールによっては資格取得後に就職サポートを行っていることもありますが、独学ではそれらの恩恵も受けられません。
自身で積極的に求人情報を集めなければいけないため、就職までの道のりが遠くなってしまうことは否めませんね。
医療事務のおすすめテキスト
それでは肝心のテキストについてみてみましょう。
最新・医療事務入門
出版社 | 医学通信社 |
著者 | 木津正昭 |
価格(税込) | 2,640円 |
おすすめ度 | ★★★★★ |
最新・医療事務入門は医療事務の仕事概要から各業務の詳細までを1冊にまとめたテキストになります。
特に医療業界未経験者は読んでおくべき1冊とも言え、病院の組織はどのような構造になっているか、保険制度はどのようなものか、患者対応・入院・外来業務・保険業務の手順はどうなっているかについて詳細に書かれています。
幅広く浅く学べるので仕事そのものに興味がある方はまず読んでみましょう。
一方でレセプト業務を詳しく知りたいという方には情報量が不足しているとも言えます。
ビジュアル速解 診療報酬・完全攻略マニュアル
出版社 | 医学通信社 |
著者 | 青山美智子 |
価格(税込) | 3,080円 |
おすすめ度 | ★★★★★ |
ビジュアル速解 診療報酬・完全攻略マニュアルは診療報酬点数表がついています。
この診療報酬点数表は資格試験に持ち込めるもので、むしろ必須ともいえるのでまずは購入しておかなければ始まりません。
レセプトの書き方や計算手順といった受験生の多くが苦手意識を持つ内容も詳しく書かれているので持っておきたいですね。
医療診療報酬点数表
出版社 | 社会保険研究所 |
著者 | – |
価格(税込) | 2,970円 |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
こちらも試験に必携の診療報酬点数表ですが、見やすくてわかりやすいといった評判を得ており初学者におすすめの1冊です。
算定単位や回数などの書体が強調されており、どこが重要化も一目瞭然ですね。
試験だけでなく就職後も長く使える信頼のおける1冊です。
診療報酬請求事務能力認定試験 受験対策と予想問題
出版社 | 医学通信社 |
著者 | – |
価格(税込) | 2,420円 |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
診療報酬請求事務能力認定試験 受験対策と予想問題集は過去52回分の出題傾向を分析し、出題可能性が高い重要ポイントや要注意ポイントを厳選した分かりやすいテキスト+問題集です。
レセプト作成マニュアルも付属するため、レセプト業務が苦手な方でも嬉しい作りですね。
ひとりで学べる診療報酬請求事務能力認定試験テキスト&問題集
出版社 | ナツメ社 |
著者 | 青山美智子 |
価格(税込) | 2,420円 |
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
ひとりで学べる診療報酬請求事務能力認定試験テキスト&問題集は、その名の通り診療報酬請求事務能力認定試験に向けたテキストとなります。
そのため、診療報酬請求事務能力認定試験を受けたい方におすすめの資格といえるでしょう。
1冊でテキストと問題集の役割をはたしているので、これだけ用意しておけば問題ありません。
独学・テキスト購入時の注意点
まずは仕事内容も押さえておこう
医療事務の資格勉強を始めるにあたっては、そもそも医療事務はどのような仕事なのかを押さえておく必要があります。
資格を取って仕事を始めても、いざやってみると思っていた業務と違ったといってやめてしまう方がそれなりにいらっしゃいます。
そうなってしまうとお金も時間も無駄ですよね。
特に医療事務は人の流動性が高い仕事なので、ミスマッチを防ぐためにも事前調査はしておいてください。
テキストは最新のものを用意する
医療事務のテキストは毎年新しいものが出版されます。
理由としては毎年医事法や保険料における計算が変わるためで、最新のテキストでなければ試験に対応できないからです。
メルカリを含むフリマアプリや古本屋で売られているテキストを見ると破格でついつい買いたくなってしまいますが、それでは試験に対応できずせっかく勉強しても落ちてしまった・・・といったリスクもあるのでやめましょう。
挫折しそうなときは通信講座を活用しよう
テキストで独学できれば理想ですが、仕事が忙しくて効率よく勉強ができない、モチベーションが続かないという方も多いのではないでしょうか。
テキストでの独学は費用を抑えられると書きましたが、無理に独学にこだわって試験に何度も落ちてしまっては結果的に時間もお金もかかってしまいナンセンスといえるでしょう。
そこで、1度挑戦して難しいと感じた場合独学をすっぱりあきらめて通信講座を活用するのもありです。
通信講座では講師の方の分かりやすい講義だけでなく、添削や質問、さらには資格取得後の就職サポートまで手厚くされているケースもあります。
特にユーキャンはこれらの制度を受けられて価格も破格なので、ぜひ活用していただきたく思います。
キャリカレ以外の通信講座が気になるという方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
医療事務のおすすめテキストまとめ
本記事のまとめ!
- 医療事務の資格試験はテキストのみの独学でも合格可能
- レセプトなどの特殊な計算は通信講座を使ったほうが良いケースもある
- 医療事務資格を取るならユーキャンがおすすめ!
今回は医療事務を受けるにあたってのおすすめのテキストを紹介させていただきました。
まずは医療事務がどのような仕事なのかを把握しつつ、それぞれの資格に向けた対策テキストを用意したいですね!
高校卒業後に医療系専門学校に進学し、首席で卒業する。
医療事務だけでなく経理の経験もあり。一人息子をこよなく愛する。
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