[医療事務資格]在宅受験は可能?資格によっては受けられなくもない!
将来性が安定しており医療に携われるという理由から人気のある医療事務ですが、最近では在宅受験も可能なものが増えてきました。
在宅受験と聞くと
といった不安や疑問を持たれる方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は医療事務を在宅受験するにあたってのメリットや、具体的にどのような資格が対応しているのかについてご紹介します。
本記事のまとめ!
- 医療事務資格で在宅受験できるものは医療事務管理士・医療事務認定実務者・医療事務検定など限定されている。
- 在宅受験は受験時のルールを事前に確認しよう!
- 医療事務の資格を取るならユーキャンがおすすめ!
医療事務試験の在宅受験について
医療事務を在宅受験する場合のメリットやデメリットについて解説します。
一部の資格が在宅受験可能
医療事務試験と一口に言っても、種類はいくつもあります。
そのすべての資格が対応しているわけではなく、一部の資格が在宅受験可能なだけなのでその点は注意しましょう。
資格によっては取ってもそこまで評価されないものもあるため、「在宅で簡単に取れるからとりあえず取っておこう」という考えは逆に時間の無駄になってしまう可能性も高いですね。
カンニングできてしまう?
在宅受験というとスマホやPCを利用してもばれないためカンニングできるのではと考える方も多いのではないでしょうか。
その点はご安心ください。もちろんカンニングできます!
しかし医療事務の大半のものはもともと試験会場にノートやテキスト、資料を持ち込めるため暗記不要の資格が多いです。
さすがに試験会場で電子機器は使えないことが多いですが、在宅受験だからと言ってそこまで大きなアドバンテージになることはないので、その点は念頭に入れておきましょう。
忙しい方に特におすすめ
医療事務は学習も通信講座で可能のため、普段仕事がある方や家事育児で忙しい方でも場所を選ばず勉強できます。
加えて受験も在宅でできるため、せっかく勉強したものの急な仕事や家の事情で受験できなかった・・・といった事態も回避できるわけです。
そのため、忙しくてなかなか時間が取れない場合でも安心して資格取得できるのでうれしいポイントですね。
在宅受験できる医療事務資格一覧
在宅で受験できる医療事務資格はいくつかありますが、中にはあまり評価されないものも含まれています。
せっかく時間とお金をかけて勉強するのですから、できれば評価が高い資格を取りたいですよね。
以下に紹介する資格は在宅受験可能な資格の中でもメジャーどころで評価も高いので、資格選びの参考にしていただければ幸いです。
医療事務管理士試験
資格名 | 医療事務管理士 |
主催者 | 株式会社 技能認定振興協会 |
勉強時間 | 6ヵ月 |
偏差値 | 44 |
合格率 | 50% |
医療事務管理士はメディカルクラークや診療報酬請求事務能力認定試験に次いで人気のある資格です。
技能認定振興協会が主催しており、医療保険制度や診療報酬の仕組み・知識・計算について問われます。
人気が高く需要もありますが、自宅でインターネットにつながるパソコンがあればいつでも受験できるのでうれしいですね。
医療事務認定実務者試験
資格名 | 医療事務認定実務者 |
主催者 | NPO法人 全国医療福祉教育協会 |
勉強時間 | 4ヵ月 |
偏差値 | 42 |
合格率 | 70% |
医療事務認定実務者は2016年に新設された新しい資格です。
NPO法人 全国医療福祉教育協会が主催しており、試験の内容としてはマナーや接遇といった受付業務に必要な知識が中心です。
医療に関する深い知識はそこまで問われないので、医療事務経験者というよりはこれから医療事務に興味があるといった方におすすめできる資格といえるでしょう。
医療事務検定試験
資格名 | 医療事務検定 |
主催者 | 日本医療事務協会 |
勉強時間 | 3ヵ月 |
偏差値 | 42 |
合格率 | 90% |
医療事務検定試験は仕事上で必要な算定知識があるかどうかを問われる検定試験です。
受験の前に課題の提出が必要となる点に注意しましょう。
試験の内容としては医療保険制度・患者対応・医療費計算・請求事務など、医療事務全般に生かせる知識を得られます。
一点だけ、注意すべきポイントとして、この試験は全国の会場で行われており、在宅受験できるのは再試験の場合に限られる点に注意しましょう。
医療保険士
資格名 | 医療保険士 |
主催者 | 医療保険学院 |
勉強時間 | 5ヵ月 |
偏差値 | 不明 |
合格率 | 非公開 |
医療保険士は医療保険学院の認定校であるヒューマンアカデミーで学習した方で、
- 学習開始日から1年以内の方
- 講座の添削課題で一定の成績を収めた方
が受験可能な資格です。
合格率が非公開のため難易度は把握しづらいのですが、試験時間が3日間設けられており、その期間中にテキストや資料を用いて回答すればよいためリラックスして受験できる資格といえるでしょう。
医療事務実務士
資格名 | 医療事務実務士 |
主催者 | NPO法人 医療福祉情報実務能力協会 |
勉強時間 | 3ヵ月 |
偏差値 | 2級:42 1級:46 |
合格率 | 2級:60% 1級:50% |
医療事務実務士はNPO法人 医療福祉情報実務能力協会が実施する試験に合格する必要があります。
レベルが2段階(2級と1級)に分かれていますが、双方とも在宅で受験できます。
ただし1級は2級を取得した合格者でなければ受験できない点は注意しましょう。
在宅受験で医療事務を受ける場合の勉強方法は?
医療事務に関する資格の中でも在宅受験可能なものも結構あり、そのなかでもおすすめの資格を紹介させていただきました。
これらの資格を取得するにあたって、勉強方法は独学と通信講座の2パターンに分けられます。
それぞれの勉強方法のメリット・デメリットを知ったうえで、どちらがあっているかを選ぶようにしましょう。
市販のテキストで独学
独学で勉強する場合、各実施団体がおのおのテキストを出版しているため、それを購入するのが良いといえます。
コストが安く済むのが独学の良いポイントで、試験料の数千円+テキスト代で済むため、1発合格できれば費用は1万円台でとどまることも多いです。
一方で完全に独学だと自分でスケジュールを立てる必要があったり、モチベーションの維持が難しかったりします。
おすすめのテキストについては以下の記事にまとめているため、合わせてごらんください。
通信講座を利用する
書店でどのようなテキストを選べば分からないという方や、自分でテキストを読んで勉強するモチベーションが続かないといった方は通信講座を利用するのもよいでしょう。
通信講座は多少お値段がかかってしまうといったデメリットがありますが、わからないところを講師に質問できたり、スケジュールをスクール側が組んでくれたりして、苦にならないといったメリットが挙げられます。
特にユーキャンでは充実した教材に加えて、資格取得後に就職サポートを受けることもできるため、安心して受講できるおすすめの通信講座です。
詳しい講座内容については以下の記事で紹介しています。
医療事務を在宅受験する際のまとめ
本記事のまとめ!
- 医療事務資格で在宅受験できるものは医療事務管理士・医療事務認定実務者・医療事務検定など限定されている。
- 在宅受験は受験時のルールを事前に確認しよう!
- 医療事務の資格を取るならユーキャンがおすすめ!
今回は医療事務試験を在宅受験するにあたってのメリットや注意点に加え、在宅受験できる資格の中でもおすすめのものについて解説させていただきました。
医療事務は今注目されている職業なので、興味がある方はチャレンジしてみてください。
独学でも通信講座を活用しても合格できる資格なので、ご自身がどちらの学習形式があっているかを考慮したうえで選ぶとよいでしょう。
高校卒業後に医療系専門学校に進学し、首席で卒業する。
医療事務だけでなく経理の経験もあり。一人息子をこよなく愛する。
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