[情報セキュリティマネジメント試験]何回受けても不合格!?落ちた時の対策方法
情報セキュリティマネジメント試験はセキュリティ関係の知識を幅広く学べる資格で、同じスキルレベル2にカテゴライズされている基本情報技術者試験より簡単とされています。
ただ、簡単と聞いて舐めてかかると
と苦戦することもあるかと思います。
今回は何回受験しても不合格になってしまう、落ちてしまうという方に向けて対策法をまとめた記事を書いていこうと思います。
毎回情報セキュリティマネジメント試験に落ちる人はどれくらいいる?
最初に、どれくらいの方が受験して落ちてしまうか見てみましょう。
毎年3万人近くの人が受験
ここ数回の受験者数(※受験申込していて受験していない人は除く)は以下の通りです。
- 令和元年度秋期・・・14,355名
- 平成31年度春期・・・13,761名
- 平成30年度秋期・・・15,579名
- 平成30年度春期・・・14,749名
- 平成29年度秋期・・・17,039名
2016年(平成28年)から開始されてまだ知名度がそこまで高くないにもかかわらず、年間で3万人近くのの受験者がいます。
合格率は5割前後
肝心の合格率ですが、実施当時は80%以上でしたが現在では50%前後で収まっています。
- 令和元年度秋期・・・47.0%
- 平成31年度春期・・・51.9%
- 平成30年度秋期・・・46.3%
- 平成30年度春期・・・53.7%
- 平成29年度秋期・・・50.4%
今後は基本情報と同様のスキルレベル2に該当することからも、さらに難化し合格率は下がると噂されていますが定かではありません。
合格率に関してもっとさかのぼって知りたい方は以下の記事もどうぞ!
毎年受験者の半分の1万5千人近くは落ちる
ではこれらの数値から具体的にどれくらいの人が落ちているかも見てみましょう。
- 令和元年度秋期・・・7,601名
- 平成31年度春期・・・6,613名
- 平成30年度秋期・・・7,259名
- 平成30年度春期・・・6,823名
- 平成29年度秋期・・・8,449名
と、毎回6~7千人の人が落ちてしまい、年間だと1万5千人近くにも登ります。
情報セキュリティマネジメント試験に落ちる人の特徴
情報セキュリティマネジメント試験に関して、試験に落ちる人の特徴はざっくり以下の通りです。
勉強方法が分からない・勉強時間が足りない
そもそも勉強の習慣ができていない方や、勉強の方法はわかっていても勉強時間が圧倒的に足りない場合間違いなく試験に落ちます。
たとえ現役のセキュリティエンジニアでも技術と試験は別問題です。しっかりと試験に向けた対策が必要になります。
以下の記事では勉強方法に関するテクニックをまとめているので、是非参考にしてください。
また、合格に必要な勉強時間も知識ゼロベースからの場合50~100時間かかると言われています。
スケジュールをしっかり組んで勉強不足にならないようにしましょう。
合わないテキストを使っている
勉強時間をしっかりと確保しても自分に合ったテキストを使わないとなかなか合格できません。
筆者としてはニュースペックテキストがイラストも多くカラフルでわかりやすくておすすめです。
ただし人によっては例題が多い方が良い、必要なポイントだけに絞ったテキストが良いと言った要望もあると思います。
以下の記事では中身も含めてそれぞれのテキストを徹底的に解説しているので、是非参考にしてみてください。
午後試験対策ができていない
情報セキュリティマネジメント試験の午前試験は過去問の使いまわしも多く対策がしやすいです。
一方で午後は毎回違う問題が出題され、長文のためこちらで挫折する人が多いです。
午後試験問題がどのような傾向なのかを分析して対策していきましょう。
情報セキュリティマネジメント試験に落ちたらどうする?
もし情報セキュリティマネジメント試験に落ちてしまったらどうすればよいかをまとめて行きます。
次回の受験までインターバルは半年間
まず、情報セキュリティマネジメント試験は年に2回、上期と下期に実施されています。
その期間内には1回しか受験できないので、1回1回の受験は大切にしましょう。
また、自己採点の結果不合格だと分かった場合もなるべく早く次回の試験に向けて勉強を始めるのが理想です。
午前対策としてITパスポートを受けておくのもアリ
午前対策がなかなかうまくいかない、と言った場合はITパスポートを受けて練習しておく事も良い対策になります。
ITパスポートの場合は1度落ちてしまっても翌日以降にまた申し込むことができるので問題数を稼ぐこともできます。
スキルレベルは1ですが、順当にITパスポート→情報セキュリティマネジメントの様にステップアップする方も多いので一度ご検討してみてください。
独学が難しかったらスクールの検討も大事!
何度か独学で勉強してもなかなか合格できない!と言った方はスクールを利用してみることも選択肢の一つだと思います。
確かに独学と比較すると費用の面では1~2万円ほど高くなってしまいますが、その分効率よく学習することができます。
もし試験に何度も落ちてしまうと、その都度受験料がかかり結果的に高くつく可能性もあるので、見切りをつけることも大事です。
筆者としては昔から歴史が深く、サポート制度が充実している資格の大原をおすすめします。
資料請求は無料なので、是非試してみてください!
情報セキュリティマネジメント試験の大原の講座は以下のページでも詳しく紹介しています。
まとめ
今回は情報セキュリティマネジメント試験に何回チャレンジしてもなかなか合格できない方に向けて、どのような対策方法があるかをまとめさせていただきました。
何度も落ちてしまうとそれが常態化してしまい前に進めないので、是非ここで紹介した方法で合格を手にしてください!
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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