[情報セキュリティマネジメント試験]配点基準や合格点は?調整されることがあるって本当?
情報セキュリティマネジメント試験を受けるにあたって
といった疑問もあるかと思います。
今回はあらためて、午前午後それぞれの合格基準や配点について見ていこうと思います。
情報セキュリティマネジメント試験の配点
それではさっそく、情報セキュリティマネジメント試験の配点について見ていきましょう。
午前試験の配点
まずは午前です。
午前試験は50問で100点満点なので、1問2点となっています。
60点が合格点のため、30問以上正解する必要があります。
また、50問の内訳ですが、平成31年度春試験の内訳は以下のようになっていました。
分野 | 問題数 |
セキュリティ | 30 |
ネットワーク | 1 |
データベース | 1 |
システム構成要素 | 1 |
プロジェクトマネジメント | 2 |
サービスマネジメント | 2 |
法務 | 6 |
企業活動 | 1 |
システム戦略 | 1 |
システム監査 | 4 |
システム企画 | 2 |
合計 | 50 |
この事から、情報セキュリティの分野を全問正解できるだけで午前は突破できること、情報セキュリティに次いで法務やシステム監査も問題が多いことが分かります。
午後試験の配点
次いで午後問題の配点です。
100点満点の試験で3つの問題があるので配点はどうなるの?と疑問ですが、IPAの試験要項によると
問 | 分野・傾向 | 選択方法 | 配点 |
1 | 情報セキュリティ(攻撃系・企業) | 必須 | 34点 |
2 | 情報セキュリティ(攻撃系・個人) | 34点 | |
3 | 情報セキュリティ(監査・マネジメント系) | 34点 |
となっていて、最高点は100点となっています。
少しややこしいですが、満点をとっても102点ではなく100点が上限となることを押さえて置きましょう。
午後試験の対策方法は以下の記事にまとめています。
合格ラインは?
次に合格ラインです。
午前午後ともに1度の試験で60点以上
午前試験、午後試験ともに1回の受験で60点以上を取る必要があります。
CBT化に伴って受験日時を午前午後でずらせるようになりましたが、一回の期間で片方合格しても時期持越しはできないので注意しましょう。
CBT化後の受験の日程に関しては以下の記事をご覧ください。
難しすぎるときは合格基準点が調整されるって本当?
合格ラインは一応60点ですが、あまりにも試験が難しすぎる場合、合格基準点が調整されることもあります。
例を挙げれば令和元年度の秋は午後試験の合格点が60点から46点に引き下げられました。
この背景には合格率を一定にしたいといった目的があるのではないかと思われます。
そのため、試験中に難しい!と感じても諦めないで最後まで頑張れば意外と合格している可能性は高いです。
情報セキュリティマネジメント試験の配点・まとめ
今回は情報セキュリティマネジメント試験の配点や合格ラインについて紹介しました。
難しい時は調整もされるので、途中で挫折しそうでも最後まであきらめず、合格をどん欲に狙いに行きましょう!
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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