情報処理安全確保支援士とダブルライセンスを狙うなら?相性の良い資格をご紹介!

2022年1月19日

情報処理安全確保支援士 ダブルライセンス

情報処理安全確保支援士は、持っていれば一定水準以上のセキュリティにかかわる知識や技術があることを証明できます。

しかし中には

カズ
カズ
支援士として活躍できるフィールドを広げたいんだけど、どうすればよいのかな?
ラク
ラク
ダブルライセンスとして他の資格を取得するのもアリ?

と考える方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、情報処理安全確保支援士と他資格のダブルライセンスについて、狙うメリットや相性の良い資格を紹介していきます。

本記事のまとめ!

  1. 支援士の方がダブルライセンスを狙うことで仕事の幅が広がる
  2. 支援士と相性の良い資格はネスぺ・診断士・金融関連など
  3. 試験対策なら支援士ゼミ!

情報処理安全確保支援士と他の資格を同時に取得するメリット

メリット

情報処理安全確保支援士は、難易度の高い資格で、試験に合格するだけでも一苦労です。

そのため、支援士に合格した後にほかの資格に手を出すほど余力がない方も多いかと思います。

しかし、ダブルライセンスを狙うに当たっては明確なメリットがあるので、そのメリットを確認していきましょう。

守備範囲が広がる

支援士の守備範囲は言うまでもなくセキュリティ分野です。

ただセキュリティ分野と一口に言っても、製造業におけるセキュリティ・小売店におけるセキュリティ・サービス業におけるセキュリティでは状況が違ってきます。

それぞれの業界や分野に関係のある資格を取って、知識を備えておくことで、さらに複雑な案件に対応できる可能性が上がります

カズ
カズ
確かに、セキュリティやシステムに詳しくても、製品の製造過程がわからなかったらシステムは作れないし助言もできないよね!

転職・独立でより有利に

転職や独立では資格が客観的に実力を示す指標となるので、有利になる可能性は高いです。

例えば金融業界に行きたいときに、支援士とFPを持っていれば双方ともに評価されるので、ライバルに差をつけることができる可能性は上がります。

ラク
ラク
できることならその転職先やお客さんに関連の深い資格を取っておきたいな!

他資格を取得するにあたって、学習コストが下がる

情報処理安全確保支援士の試験では、セキュリティやネットワークといったテクノロジはもちろんのこと、マネジメントやストラテジといった科目も学習します。

これらは他資格試験の学習範囲と被ることもあり、1つ取得しておくと他資格にそのまま知識が生かせる可能性が高いです。

キュー
キュー
特にIPAの情報処理技術者試験は午前試験のほとんどが共通範囲やから、1つ取っておくと対策にかかる時間が一気に減るで!
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情報処理安全確保支援士と相性の良い資格

具体的に、情報処理安全確保支援士と相性の良い資格をいくつか紹介していきます。

エンジニア系のベンダー資格

情報処理安全確保支援士はどちらかというと、マネージャーやコンサルタントといったマネジメント寄りの資格です。

最新のセキュリティ動向についても詳しく学びますが、具体的にツールを使ったりプログラミングを書いたりといったケースは少なめです。

セキュアエンジニアを目指すのであれば、CCNAなどのベンダー資格を取得しておくことをおすすめします。

もちろん、セキュアエンジニアでも支援士を取得しておくことで、テクノロジからマネジメントまで幅広い知識や技術を取得できるので相性は良いです。

ネットワークスペシャリスト

セキュリティを学ぶにあたっては、インターネットを代表とするネットワークの知識も不可欠です。

IPAが主催する情報処理技術者試験の中にはネットワークスペシャリストがあり、支援士試験と相性も良いことから次のステップとして受験する方も多いです。

カズ
カズ
ネスぺは年1回しかないのと、より深い知識が問われるから難易度は高いよ!

中小企業診断士

支援士の業務の一つとして、IPAが主催する「中小企業の情報セキュリティマネジメント指導業務」があげられます。

こちらはその名の通り、中小企業に対して情報セキュリティの観点からコンサルティングを行います。

それに加えて、中小企業診断士の資格を持っていれば、情報セキュリティだけでなく経営・人事・財務など多くの分野において助言を行うことができるので業務の幅が広がります。

キュー
キュー
診断士も一部、支援士と試験科目は被るけど、経営学や法務の文系科目が多いで理系の人は苦戦するかもなぁ

FP・簿記などの金融関連の資格

FP簿記といった金融関連の資格と支援士の相性も良いです。

ラク
ラク
お金とセキュリティってそんなに関係あるのか?

最近では決済サービスや電子ウォレット・仮想通貨の普及により、オンライン上でお金が動くことも多くなってきました。

当然お金が動くところは狙われるわけで、銀行や仮想通貨取引所を狙った攻撃や情報漏洩は後を絶ちません。

お金の知識を持ちつつ、セキュリティの観点も持ち合わせることで、より安全なサービス作りに携われる可能性が上がります

情報処理安全確保支援士とのダブルライセンスを狙うにあたって

学習

情報処理安全確保支援士と他資格のダブルライセンスを狙うにあたって、いくつか注意点もあるので紹介しておきます。

手当たり次第に資格を狙うのはNG

先ほど、支援士と相性の良い資格をいくつか紹介させていただきました。

もちろん、これ以外の資格でもご自身の仕事にかかわるような資格であれば狙っていくメリットは大きいです。

しかし、何でもかんでも手あたり次第に資格を取っても、あまり評価されず時間やお金の無駄です。

カズ
カズ
資格を取り始めると、試験合格が最終目的になっちゃうことあるよね

資格を狙う前に、その資格が自分のキャリアに必要なのか、支援士と相性が良いのかどうかを事前に検討しておきましょう

まずは確実に支援士を取得しよう

ダブルライセンスを狙うにあたって、一度に複数の資格を狙いに行っても両方の勉強がおろそかになり、なかなか合格できません。

キュー
キュー
よっぽどの天才や、時間に余裕があるなら別やけど、基本的には難しいわな

まずはどちらか一方の資格に集中して資格を取得しておくとよいです。

診断士やネスぺは支援士と同等以上の難関資格です。これらを狙う場合は年に2回チャンスのある支援士を狙うことをおすすめします。

カズ
カズ
支援士試験の対策ができる支援士ゼミはおすすめだよ!

情報処理安全確保支援士とのダブルライセンスまとめ

本記事のまとめ!

  1. 支援士の方がダブルライセンスを狙うことで仕事の幅が広がる
  2. 支援士と相性の良い資格はネスぺ・診断士・金融関連など
  3. 試験対策なら支援士ゼミ!

今回は情報処理安全確保支援士と相性の良い資格を紹介しました。

支援士試験自体難しく、ダブルライセンスを狙うのは遠い道のりかもしれません。

しかし、資格取得後は業務の幅が広がり、良い案件の仕事を見つけられる確率も上がるので、興味がある方は是非チャレンジしてください!


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