[情報処理安全確保支援士]転職や就職に有利?需要は高い?具体的な年収や仕事、求人情報を一挙公開
情報処理安全確保支援士は、情報処理技術者試験の中でも初の士業として注目されています。
筆者自身も2017年に取得し、この資格のおかげで転職や年収アップにおいてかなり有利に働いてくれたかなと感じております。
そこで今回は、あらためて支援士がどれくらい転職や仕事に役立つかを紹介した上で、いくつか求人情報も調べてみたのでそちらを掲載してみようと思います。
情報処理安全確保支援士は転職に強い?
まず、そもそも情報処理安全確保支援士は転職に強いのかどうかについて話していこうと思います。
近年IT系の労働者不足があちこちで騒がれており、加えてセキュリティに関してはさらに深刻な状態とされており、そういった背景もあり支援士が新たに制定された経緯があります。それだけ聞いても転職には強そうですよね。
どの業界でも役に立つことは間違いない
まず、資格の内容としてセキュリティを扱いますが、この資格を通して得られるセキュリティの知識はどの業界でも役に立つことは間違いありません。
支援士で学習する内容として、具体的な攻撃手法やそれに抵抗する方法、さらにはマネジメントの手法なども学習します。
近年では多くの会社がIT機器を取り入れており、それらの脆弱性をついて攻撃してくる攻撃者も増えている傾向にあります。
以下の図はサイバー攻撃の件数の統計情報を扱っているサイトから拝借した図になります。
出典:https://cybersecurity-jp.com/cybersecurity-guide/14641
こうして年々増え続ける攻撃に対し、どのような攻撃があるかを熟知したうえで適切に対処できる人の需要は高まることは間違いないですね。
特に非IT系企業において資格の認知度自体は高くない
上記でセキュリティは非常に大事と書きました。確かに各企業でもこういった流れを把握してセキュリティ対策に本腰を入れ始める会社は増えつつあります(筆者のところもそうでした)。
しかし、そうなるとどういった人がその知識を持っているのか、具体的にどんな資格があるのかといった観点において、情報処理安全確保支援士が適任であるとぱっと出てくる人は特に非IT企業に伝えている場合なかなかいないのが現状です。
大きな理由としては、情報処理安全確保支援士がまだ新しい資格の為、認知度も低く知られていないという事があります。
この資格は2017年までは情報セキュリティスペシャリストと呼ばれる資格名だったのですが、登録制に変わり今の名前に変わりました。歴史が浅いため知られておらず、資格の名称としてもセキュリティスペシャリストより漢字の羅列でイメージが沸きづらくなってしまっています。
このような背景もあるので、単純に資格を持っているだけで、認知度の高いFPや簿記の様に簡単にアピールできる、と言った機会は減ってしまいます。
統計から見る情報処理安全確保支援士の需要や年収は?
次に、実際に働いている方たちはこの資格をどう認識しているのか、そもそも、資格自体が取得に意味があるのかどうか、と言った観点から話を展開していこうと思います。
こちらは有力なデータがいくつかあるので、あわせてご覧いただきたく思います。
IT・通信業界の転職求人倍率の推移
先ほど、IT企業の人たちの間では認知度も高いと書きましたが、実際にそのIT業界における需要の変化はどのようになっているのでしょうか。
どんなにIT業界で役に立つと言っても、その業界が縮小していてはあまりうれしくありません。業界の動向はその業界における求人倍率の推移をみれば一目瞭然です。
今回掲載する推移のグラフに関しては転職エージェントとして有名なDodaから取ってきたものになります。
出典:https://doda.jp/guide/kyujin_bairitsu/
ご覧の通り、全体的には2~3倍の間を移動していますが、IT・通信業界に関しては5~9倍の水準で推移していることが分かります。
要するに1人あたりの求職者に対して仕事が5~9個ある状態になるのでいかに人手が足りていないかお分かりいただけるかと思います。
特に通信ではネットワーク系のスキルや知識が必要で、セキュリティとの関連性はかなり高いので所持しておいて役に立たないことはまずないですね。
採用担当者はどのように感じているか
IT業界の有効求人倍率の推移が分かったところで、それが資格に直接関係するかどうかはそれだけでは何とも言えません。
ここで別の統計を見てみます。
こちらは生涯学習のユーキャンが出したデータになりますが、採用担当者で今までに資格を重視したことがあるかどうかをまとめたグラフになります。
出典:https://www.u-can.co.jp/company/news/1199216_3482.html
実に4社中3社の割合で資格を重視したことがあると答えているので驚きです。
中でも、複数応募者の中で甲乙つけがたい場合は資格保有者を採用すると答えた方が50%以上いるので、最後の選考まで残った場合でも決め手として資格が重要視されることを物語っています。
加えて募集職種に関連する資格でなくても「学ぶ」姿勢を評価するにも30%近くの票が集まっており、IT業界に限らずアピールをうまくできれば有利に働くことが見て取れますね!
上記のグラフでは資格全般について触れましたが、その中でも支援士はどれくらい人気がある資格なのか、そちらも見てみましょう。
このグラフもユーキャンが採用担当者にどの資格を重視しているか統計を取ったグラフになります。
一見支援士の名はここには無いように思えますが実は20%の情報技術者試験のカテゴリに含まれています。
情報処理技術者試験には他にも基本情報やITパスポートなどもあり、それぞれのデータは表示されていませんが、カテゴリ全体としての人気も高く、その中でも難関かつ汎用性が高いとされる支援士が評価されないわけがありませんね。
5社に1社の割合で重要視されると言われるとかなり可能性の幅が広がる事が分かりますね。
実際に働いている人の意見
最後に、実際に働いているビジネスパーソンの方々はどのように感じているか見てみましょう。
こちらもまたユーキャンの資料になりますが、実際に働いているビジネスパーソンの方にどの資格が武器になるかを聞いた結果になります。
支援士を含む情報処理技術者試験は上位5位に位置しており、約16%(6人に1人)の方から支持されていることが分かります。
資格自体の数は数千とも数万とも言われており、その中で5位に位置することもすごいことですし、6人に1人が必要と感じるというのもそれだけ需要が高いことが見て取れますね。
支援士の年収は800万円超え!
情報処理安全確保支援士は800万円超えの案件が多い傾向にあります。
理由として、支援士を持っている方の就職先の多くがセキュリティコンサルタントなど、上流工程で給料も高い傾向にあるからです。
もちろん、資格を持っていてもその職に就かなかったり、コンサルタントになっても結果が出なければこれほどの額は手に入らないので、資格を取ったからと慢心せずに頑張りましょう。
情報処理安全確保支援士に合格したらどうやって仕事を探す?
情報処理技術者試験に合格し、転職したいと感じた場合はその資格を持って満足するのではなく、しっかりとアピールしていく必要があります。
まず、支援士に登録するのかどうかを考える
情報処理安全確保支援士は登録制の資格になっており、年間3万+3年目は追加で6万の計15万円を3年間ペースで払っていく必要があります。
費用を払って登録しなければ、支援士として名乗ることはできません。
もちろん、名乗らなくても資格合格者にはなるのですが支援士になっておくとそれなりにメリットも大きいです。
この辺のメリットに関しては以下にそれぞれ、登録することのメリットと、登録手順を合わせて置いておくので判断してください。
転職や就職を考える場合は
特に資格を取得して転職を考えている場合は素直に転職サイトやエージェントに登録する必要があります。
これらを利用することをおすすめするには理由があり、登録することによるメリットと、登録しないことによるデメリットに分けて説明させていただこうと思います。
転職サイトに登録することによるメリット
転職サイトや転職エージェントでは資格を入力できるため資格保有者であることを簡易的にアピールすることができます。
そうすることで企業側から見つけてもらいやすくなり以下のようなメリットが増えます。
企業から直接オファーが来る
各種転職サイトやエージェントではプロフィール欄で保有資格を記入するところがあり、そこに資格を追加していけるようになっています。
そして会社側が求職者を探す場合、特に専門性の高い業務であればその資格やスキルを持った人に対してオファーを書けることがあります。
実際に筆者のもとに届いたオファーの例もあったので載せておきますね。
このように、自分から応募した形式の物ではなく企業側からのオファーの場合、最初からESなしで面談に勧めたり、そもそもの面談の数が少なかったりと圧倒的に有利になることが多いです。
こういった背景からも転職エージェントに登録しておいて間違いはありませんよね。
オファーの中にはかなり有名な企業案件も!?
送られてくるオファーの中にはベンチャーやよくわからない中小企業ももちろん多いですが、中には誰もが知っているような大手企業だったり、優良企業だったりから送られてくることもあります。
先ほど載せたメールもあえて企業名は伏せていますが、財閥企業のシステムエンジニアの案件であり内容としてもかなり魅力的な物でした。特に給与を大きく上げたい方、大きな仕事をしてみたい方は登録しなければ後悔することになりますよ。
登録しないことによるデメリット
逆に、転職サイトやエージェントを利用せずに転職活動を行うとどうなるでしょうか。
実際筆者も自力で転職しようと頑張っていたことがありますがなかなかうまくいきませんでした。
自力で転職しようとすると詰む
筆者自身、地元で結構勉強会などには参加しておりそれなりに人脈はあったのですが、なかなかセキュリティに関する知識を持った人を探している企業とマッチすることは少なく資格を持っていてもスムーズに内定を得ることはできませんでした。
また、各企業の採用ページに何度か応募しに行ったのですが、その都度エントリーシートを書いて志望動機を書いて・・・と非常にめんどくさくて時間の観点からしてももったいなかったです。
転職サイトの場合1回ESを書けばそれを使いまわせると言った強みもあり、効率的になるので利用したほうがはるかに良いですね。
仕事で忙殺されると転職サイトに登録する気力すらわかなくなる
筆者が昔働いていたところでは仕事に束縛される時間が多く、仕事が終わると夜中0時なんてことはざらにありました。
その疲れた状態で家に帰ってシャワーを浴びて・・・を終えると倒れこむように眠ってしまい、転職サイトやエージェントに登録しようなんて余力すらわきませんでした。
流石にこのままではやばいと思い、いったん仕事を辞めてから登録すると言った流れになったのですが、長時間労働したりブラックな環境で働いたりするとまともな判断ができなくなります。
それよりも余力のあるうちに登録しておいて、疲れててもメールでオファーを流し読みできる状態にしておくことで万が一に備えられるのではないでしょうか。
各転職サイト・エージェントの支援士の求人者数
それでは左側、実際に転職サイトやエージェントで情報処理安全確保支援士の合格者はどれくらい需要があるか、求人数を元に紹介していこうと思います。
筆者は数年前からすでに登録しておりいつでも探せる状態ですが、中には登録しないと件数が見られないところもあるので、ご自身で調べたい!という方は登録してみることをおすすめします。
調べたのは2019年12月16日時点であり、時期によっても求人数は変わるのでその点も念頭に置いていただければなと思います。
DODA
種類 | 転職サイト・転職エージェント |
案件数 | 公開7万件 |
情報処理安全確保支援士の案件数 | 66件 |
利用者層 | 20~40代 |
案件傾向 | 事務・営業 |
転職エージェントの中でも特に取扱件数の多いDODAは案件数としては66件となりました。
件数が多いだけに職種や業種も多く、非常に魅力的な案件が多かったですね。
また、非公開案件が多いのもDODAの特徴なので、これに加えてバックグラウンドがあるとさらに増えるかもしれませんね!
Type
種類 | 転職サイト |
案件数 | 8,000件 |
情報処理安全確保支援士の案件数 | 16件 |
利用者層 | 30代 |
案件傾向 | 営業・エンジニア・コンサルタント |
Typeでは主にミドル層の方を対象に、管理職だったり外資系だったりと大きな仕事への転職案件を多く取り扱っている傾向にあります。
肝心な支援士の件数は16件と低めの数字になりました。
ただいずれも大手企業のSEだったりコンサルタントだったりとキャリアアップできるような案件ばかりでした。
WorkPort
種類 | 転職サイト・転職エージェント |
案件数 | 15,000件 |
情報処理安全確保支援士の案件数 | 19件 |
利用者層 | 20~40代 |
案件傾向 | プログラマ・エンジニア |
workportはもともと情報系特化のエージェントでしたが、2014年に総合エージェントとなりました。
元々IT特化だったこともありプログラマやエンジニアの案件が多いのが特徴です。
そんな中での支援士の求人数は19件でした。
こちらも少ないように感じますが、案件内容としては高給を狙えるエンジニア案件が多くありました。
情報処理安全確保支援士の資格を活かして転職する際のアドバイス
情報処理安全確保支援士を持っていることでそれなりに求人がある事はお伝えできたかなと思います。
もし、すでに支援士の資格を取得していて転職を考えている場合、より成功率をあげるための方法があるのでそちらもお伝えします。
就活のタイミングは非常に大事!
転職するにあたってタイミングは非常に重要です。
先ほども触れたように、時期によってだったり人の出入りによってだったり理由はさまざまですが、良い案件は常にあるわけでなく案件数自体もかなり変動があります。
案件数が増えるのは一般的に賞与が出た6月と12月の末、加えて新年度の4月前後とされます。
その時期めがけて案件を調べたり、定期的にサイトを見るようにしましょう。
資格補助制度がある案件を選ぶ
情報処理安全確保支援士は3年で登録料・高収量合わせて15万円飛ぶ高コストな資格です。
これを個人で負担するのは結構いたいですよね?
しかし企業によってはこの料金を会社が負担してくれる場合があります。
もちろん、稀有な存在ですが、可能であればこういった制度がある会社を選んでみるとお財布への負担も減るのでおすすめです。
複数サイトへの登録ok!
転職エージェントや転職サイトはそのサイトに登録した場合他はしてはいけないと言った制約はありません。
中には同じ企業の同じ部署での案件を扱っていて業務内容や拘束時間は同じであるにも関わらず、給料だけが違う、なんてこともあります。
もし可能であれば他が同じ条件なら少しでも高い方が良いですよね!?
少しでも良い条件を見つけられるためにも、選択肢は多い方が良いので複数サイトに登録しておきましょう。
行ける会社は1社だけ
転職サイトにはいくつも登録できる一方で、体は一つなので行ける会社は1社に絞られます。
ある程度この業界に行きたい、この職種につきたい、給料はいくらが良い!と言った軸を決めておくとブレずに済みますし、入社後のミスマッチを防げます。
情報処理安全確保支援士が活かせる仕事
実際に情報処理安全確保支援士の需要が分かったところで、さらに踏み込んで実際に支援士がどんなところで活かせるかを見て行きましょう。
具体的な職種や業界を紹介した上で、その職種を見つけやすいエージェントなども紹介していきます。
もし興味があったり、是非その職に就きたい!と思う職種があったら、その案件を取り扱うサイトやエージェントへのリンクも記載しておくので覗いてみてください。
プログラマ・システムエンジニア
最も案件数が多いのがプログラマやエンジニアといった職になります。
セキュリティに関する知識を事前に備えておくことで、セキュア方面の組み込みエンジニアなどの案件もあり歓迎されることも多いです。
特に支援士レベルのセキュリティ知識があれば重宝されることは間違いないですね!
プログラマやシステムエンジニアの案件を多く取り扱うエージェントとしてはレバテックキャリアがおすすめです。
エージェントの方もほとんどエンジニア出身であり、扱っている案件もIT・Web業界がほとんどです。
こちらは筆者自身も利用させていただいたことがありますが、未経験であるにもかかわらず大手企業から内定を頂けるまで懇切丁寧にサポートしてもらうことができ、非常にエージェントの方も熱心だったので好印象でした。
特に資格は取ったけど未経験で自信がない、という方は是非利用してみてください。
社内SE
プログラマやシステムエンジニアとしてお客さんと対面したりゴリゴリのコードを見る以外にも、一つの会社に所属し、その会社の内部システムを構築していくような社内SEといった仕事もあります。
特に昨今ではセキュリティインシデントも多くなっており、危機感を持つ企業も増えているので良い案件に出会いやすい傾向にあります。
IT業界に限らず、幅広い業界で求人が多いのも特徴です。
社内SEを探すならそもそもの母数が多いDodaがおすすめです!
セキュリティコンサルタント
セキュリティの知識を武器に、他の方や企業に対してコンサルタントを行う仕事も支援士の場合請け負うことが可能です。
人に教えるのが得意な方、営業が得意な方はこちらの仕事が向いていると言えますね。
通常コンサルティングを行う場合、コンサル系の会社に入社して顧客をつかんで・・・と言うのが一般的な流れですが、支援士の場合個人で顧客(特に中小企業)を捕まえて運営していく方も多いです。
そのため、フリーランサー向けのサービスを利用するのが良く、個人的にはフォスターネットがおすすめです。
フォスターネットは案件を求めるフリーランサーの方1人1人に合った案件を提供してくれます。
特に支援士の資格がありコンサルティングの仕事がしたい旨を伝えればご自身にあった案件を提供してもらえます!
情報処理安全確保支援士を取得するために
ここまで、情報処理安全確保支援士を取得できていないけどなんとなく案件を見てみて、「是非取ってみたい!」と思われた方もいらっしゃると思います。
当サイトでは支援士を取得する方法などもまとめているので、そちらもあわせて参照していただければなと思います。
テキスト
テキストには種類が多く迷ってしまうこともあるかなと思います。
最低限の条件として、いくら安くなっていても最新年度対応版を購入するように心がけてください。
テキストを比較した記事は以下で紹介しています。
一通り筆者としても目を通していますが、最後には受験者自身の目で見て決めて欲しいので、中身検索などを存分に利用して納得いくまで吟味してみてください。
スクール
情報処理安全確保支援士レベルになると独学も難しく、中にはスクールを利用する方も多いです。
実際費用は掛かりますが、その分的確な内容で指導してもらう事で最短で合格できるので、こちらも一度目を通して見てください。
支援士を転職や就職で有利に生かすために
せっかくお金も時間もかけて取った資格なので、十二分に仕事に活かしたいですよね。
最後に筆者から、この支援士資格を十分に生かすための方法も紹介して締めにしようと思います。
支援士の場合は独立も考える
情報処理安全確保支援士はあくまで名称独占資格であり、税理士や弁護士といった業務独占資格ではないので支援士の資格がないとできない!といった業務は今のところ少ないです。
しかし、特にIT業界では十二分に知名度が高く、個人で企業や別の個人をお客さんにとって営業活動を行っている方も筆者の知り合いにいます。
そういった働き方もできるので営業力に自信がある方は企業に入らずに独立も考えてみると良いでしょう。
また、IPAの方がこの資格をもう少し知名度を上げたいという事から専属の仕事を色々と考案しており、筆者も何度かセミナーに参加してきました。
まだ試用段階で何とも言えませんが、今後活動がしやすくなる可能性は十分に考えられるので、今のうちに知識を蓄えておくことも必要ですね。
さらに別の資格と組み合わせることで仕事の幅を広げる
支援士と加えてさらに別の資格を取って(いわゆるダブルライセンス)活躍する方法もあります。
ぱっと浮かぶ資格としてはまず中小企業診断士になります。こちらの資格は経営にかかわる幅広い知識を学習し、コンサルティングを主業として活動しますが、先ほどから何度も述べている通り、現在の経営においてITは切り離せません。
特にセキュリティの知識は必要不可欠であり、それをいかに経営の中に盛り込んでいくかを説明できるような仕事ができれば、それは非常に有力な武器となりますよね。
情報処理安全確保支援士の転職・求人情報まとめ
今回は情報処理安全確保支援士の転職市場での価値と実際にどのような仕事があるか、資格を活かして転職や仕事にどう生かすかといったコツなどをまとめてみました。
資格を有効に活用することで仕事の幅が増えることは間違いなく、今よりもさらに良い条件の企業を見つけたり独立する手助けにもなります。
より良い人生を歩めるように、適切に資格を利用してキャリアの開拓を目指しましょう!
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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