情報処理安全確保支援士とはどんな資格?日程や形式、合格後の進路など
情報処理安全確保支援士とは2017年4月から新スタートした国家資格で、情報セキュリティスペシャリストの後継資格として位置づけられています。
また、情報処理技術者試験の中では初の名称独占資格のため、合格後は情報処理安全確保支援士を名乗れます。
情報書林全確保支援士サイト内リンク
- [情報処理安全確保支援士]DNSサーバへの攻撃[無料講座・例題付き]
- [情報処理安全確保支援士]セッションハイジャック[無料講座・例題付き]
- [情報処理安全確保支援士]パスワードクラック[無料講座・例題付き]
- [情報処理安全確保支援士]バッファオーバーフロー攻撃[無料講座・例題付き]
- [情報処理安全確保支援士]ポートスキャン[無料講座・例題付き]
情報処理安全確保支援士の統計・お役立ち情報
参考書や勉強法などの情報を個別に書いている記事へのリンクです。
情報処理安全確保支援士の勉強方法 |
情報処理安全確保支援士の難易度 |
情報処理安全確保支援士の勉強時間 |
情報処理安全確保支援士の合格率 |
情報処理安全確保支援士のテキスト |
情報処理安全確保支援士のスクール |
情報処理安全確保支援士の求人情報 |
情報処理安全確保支援士のメリット |
情報処理安全確保支援士の掲示板・独学支援サイト
過去問題や参考書等試験について分からないところがあれば下記の掲示板で共有しましょう。
また、参考書的役割を果たす独学支援サイトも随時作成中なのでご活用ください。メールアドレスを登録してログインすることで進捗管理も可能です。
情報処理安全確保支援士の掲示板 |
情報処理安全確保支援士の学習サイト |
情報処理安全確保支援士の概要
情報処理安全確保支援士の概要についてまとめていきます。
情報処理安全確保支援士試験の難易度について
情報処理安全確保支援士の難易度は情報セキュリティスペシャリストを踏襲しており、偏差値67・スキルレベル4と、試験で測れるレベルの中では最高難易度です。
しかし、同じ高度区分の資格であるネットワークスペシャリスト・データベーススペシャリスト・Tストラテジストと比較すると年に2回試験を受けられることや、必修でセキュリティを今まで学んできてたことからも受かりやすいといった声が多いです。
情報処理安全確保支援士試験の合格点
情報処理安全確保支援士の試験は午前1・午前2・午後1・午後2に分かれます。いずれにおいても60/100点以上取らなければいけません。
情報処理安全確保支援士試験の合格率
合格率は平均で15%弱です。基本情報技術者試験や応用情報技術者試験の合格者が受けて合格率が20%を切るため、かなり難易度は高いです。
しかし、IT未経験者や基本・応用情報技術者試験を飛ばしていきなり受験し合格している方もいます。
彼らは口をそろえて「国語の試験だった」と言うことが多く、文章をしっかり読んで状況を把握する力があれば合格できます。
情報処理安全確保支援士試験の勉強時間
試験に突破するため必要とされる勉強時間は応用情報技術者試験を取得していることを前提に大体200時間ほどです。
応用情報技術者試験でIPAの記述問題になれている場合、答え方のコツや問われ方のパターンがある程度理解できているのでそのままステップアップして合格しやすいです。
逆にIPAの記述になれていない場合はかなりの時間を食ってしまうので、問題を解く際に特に記述問題の書き方や着眼点に注意しながら解いていくように心がけましょう。
情報処理安全確保支援士試験の日程
情報処理安全確保支援士試験の日程についてまとめて行きます。
情報処理安全確保支援士試験の申込日
試験申し込み日は試験日の100日ほど前から受付開始し、約1ヶ月間の間に申し込みをする必要があります。
情報処理安全確保支援士試験の試験日
試験日は毎年4月と10月の第3日曜日です。
情報処理安全確保支援士試験の合格発表日
情報処理安全確保支援士の合格発表日は試験日から2ヶ月後の水曜日12時になることが多いです。
ITパスポートや基本情報技術者試験より長いのは記述問題の採点や、合格率の調整のためと言われています。
情報処理安全確保支援士の登録期限
情報処理安全確保支援士試験に合格したら、登録申請をすることで正式に情報処理安全確保支援士になれます。
申し込み期限は毎年1月末と7月末になります。
資格自体は所有し、登録しないでおくのも一つの手です。詳細は下記の記事を参照してください。
情報処理安全確保支援士のその他の情報
その他の試験の情報をまとめておきます。
情報処理安全確保支援士の試験形式
試験は午前1・午前2・午後1・午後2に別れ、午前はマークシート形式、午後は記述形式です。
午前問題は過去の流用が多く、選択肢の並びも同じなので暗記でも対応できます。ただし、午前試験が60点以下の場合不合格となり午後の採点は一切されないので注意しましょう。
午後1は3問の中から2問を、午後2は2問の中から1問を選ぶ形式です。
午後1の傾向として問2はセキュアプログラミングでC++を使うことが多いので、プログラミングが得意な方は得点源に、苦手な方は避けるようにしましょう。
午後2は2時間の長丁場になります。集中力が切れてしまうと持たないので、普段から過去問や本で長い文章に慣れておきましょう。
情報処理安全確保支援士試験の受験料
受験料は税込みで7,500円です。情報処理技術者試験はどの試験も一律です。
情報処理安全確保支援士試験の主催者サイト
情報処理安全確保支援士の主催者サイトは以下になります。
申し込みも該当サイトの受験申込みから可能なので、説明をよく読んで申し込みましましょう。
情報処理安全確保支援士試験の通信講座
情報処理安全確保支援士試験に独学での合格が難しいと感じたら、通信講座を活用しましょう。
情報処理安全確保支援士対策におすすめの通信講座を紹介します。
1位:支援士ゼミ
受講料(税込) | 月額:4,800円 |
受講期間 | 毎月更新 |
コンテンツ |
・講義動画 ・学習コミュニティ |
教材 | ・WEBテキスト |
サポート・特典 |
・講師へ何度でも質問可能 ・就職サポート |
公式HP | https://www.sikaku-no-iroha.co.jp/shienshi-zemi-lp/ |
過去問の解説動画に加え、テキストも充実しており知識を補いつつ回答テクニックも学べます。
講師に何度でも質問し放題で、毎月更新制なので好きなタイミングで受講できる点も魅力的です。
その他の情報処理安全確保支援士通信講座
その他にもいくつかのスクールが情報処理安全確保支援士の講座を開講しています。下記の記事では、それぞれの講座の価格や特徴を徹底的に比較ているので、是非一度覗いてみてください。
情報処理安全確保支援士資格取得後は?
情報処理安全確保支援士の試験を取得できた後、どの様な活躍ができるかをまとめて行きます。
セキュリティ・ネットワークエンジニアとして活躍
一つ目としてはセキュリティ・ネットワークのプロフェッショナルとして働くと言った選択肢があります。
セキュリティエンジニアやネットワークエンジニアの数は圧倒的に足りておらず、手に職をつけたい場合はおすすめの職種です。
最近の会社では支援士になった後に入社したとしても、登録費用から維持費まで負担してくれる会社も増えてきました。
支援士補助がある会社なら、費用を抑えつつキャリアを磨けます。まさに一石二鳥なので、取得された方はまず、該当する企業を探してみましょう。
セキュリティコンサルタントとして活躍
セキュリティ特化のコンサルタントとして多くの企業を見ながら、アドバイスをしていくと言った働き方も可能です。
会社側としては、セキュリティ求人を出してもなかなか人が集まらず、最終的にコンサルタントとしてアドバイスを貰う状況も多いです。セキュリティコンサルタントの需要はかなり高いです。
情報処理安全確保支援士にあえて登録をしない
支援士の試験は登録後費用が掛かり、3年間で15万は中々の痛手です。
そのため、すぐにセキュリティ業務に従事しない場合は様子見で資格だけ取得しておいて登録しない手段もあります。
先ほど述べたように、会社によっては補助が出るところも多いです。補助が出ることが確定したら登録する流れの方が、経済的負担は抑えられます。
情報処理安全確保支援士まとめ
情報処理安全確保支援士はセキュリティの知識を幅広く学べる士業資格です。
活躍の場は広いため、取得しておくメリットは大きいです。
この記事で支援士に興味を持った方は是非、受験してみましょう。
また、勉強途中で分からないことなどがありましたら、掲示板を通して質問してみてください。
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません