[基本情報技術者試験]科目A(旧:午前)試験免除制度とは?受けられる条件や回数について徹底解説
基本情報技術者試験は科目Aと科目Bから構成される試験で、1回で両方の試験に合格する必要があります。
1回の試験で両方の試験に合格しなければならないと聞くと、以下のように感じる方も多いです。
実は基本情報の科目A(旧:午前)試験については、免除制度が用意されています。この記事では科目A試験の免除制度に関して、概要や受けるための条件を紹介していきます。
本記事のまとめ!
- 特定の講座を受講すれば科目A試験を免除できる
- 科目A試験免除は1年間有効
- 科目A試験免除を受けたいならBizLearnがおすすめ!
基本情報技術者試験の科目A試験免除について
基本情報技術者試験の午前科目A試験免除について、概要を見てみましょう。
科目A試験免除は認定講座を修了すれば受けられる
科目A試験の免除を受けるためには、IPA(または国)が定めた講座を受講し、修了試験に合格する必要があります。
修了試験と言うと難しく感じる方も多いかと思いますが心配無用です。出題される試験のほぼ100%が基本情報技術者試験の過去問なので、暗記しておくだけで突破できます。
本試験の科目A試験でも流用が高いですが、認定講座の修了資格はさらに合格しやすいです。
科目A試験が免除なら科目B試験に集中するだけで良い
科目A試験を免除できれば科目B試験だけに集中できます。科目B試験はセキュリティとプログラミングだけなので、ピンポイントで対策できます。
セキュリティもプログラミングも難易度が高く苦手意識を持つ方が多いです。科目A試験のストラテジやマネジメントを勉強をしなくて良いため、科目B試験に集中できて圧倒的有利になります。
科目A試験の免除期間は1年間
基本情報技術者試験の科目A試験免除期間は1年間です。一度科目A試験の免除を受ければその間何回でも科目B試験だけを受験すれば良いため安心です。
科目B試験に万が一落ちてしまっても、リテイクポリシーは30日なので最大12回受験できます。
科目A試験免除における注意点
これだけ見ると科目A試験免除を使いたくなる方が多いと思います。基本的にはメリットばかりですが、一部注意点もあるため確認しておきましょう。
科目A試験の免除を受けるには追加費用がかかる
科目A試験の免除を受けるためには、特定の修了試験や講義を受ける必要があります。この受講&受験料がそこそこ高いです。
1回講義を受けたり受験したりするために2万円以上かかるため、財布にそれなりにダメージがあります。
科目A試験の免除期限が終わるとまた免除試験を受ける必要がある
科目A試験が免除されるのは、講座を終えて認定試験に合格してから1年間です。
そのため科目A試験の免除を受けてから1年経過し、再度利用するにはもう一度認定講座を受ける必要があります。
都度費用がかさむため、計画的に受験し再受講する必要が無いように備えておきましょう。
科目A試験免除を受けるための修了試験場は選択肢が少ない
基本情報技術者試験の本試験の場合、全都道府県の各都市や大学など多くの場所で受験できます。
しかし修了試験の場合は会場がそこまで多くないため、、試験場の選択肢が少ないです。
特に筆者のように田舎に住んでいると、そもそも近所で修了試験を受ける場所がなかったから諦めるハメになった・・・という可能性も十分にあり得ます。
科目A試験免除が受けられる講座
基本情報技術者試験の科目A試験免除が受けられる講座をいくつか見てみましょう。
BizLearn
BizLearnはeラーニング形式で基本情報技術者を学べる注目の通信講座です。万が一科目A試験免除のための試験に落ちてしまっても再受験できるため安心です。
もちろん、講義内容もしっかりしており分かりやすいと好評です。科目B試験の対策も万全なので安心できます。
会場は東京・大阪・名古屋から選択可能で、受験しやすい点も魅力的です。
iTEC
iTECは情報処理技術者試験関係のテキストを取り扱っている会社です。科目A試験免除の講座も実施しています。
終了条件としては累計学習時間が70時間以上ある事や課題テストをすべて受けて正答率が70%以上であることです。
受講価格は税込みで24,000円です。
資格の大原
資格の大原でも科目A試験免除対策コースが用意されています。
iTECと条件などを見て見ると大差はないのですが、累計学習時間が68時間と2時間少ない一方で、税込み価格が27,500円と少し高いです。
また、資格の大原の場合は午後試験対策もセットになった総合本コースも用意されているので、科目B試験が不安な方も安心です。
基本情報技術者試験の科目A試験免除に関するよくある質問
- 基本情報技術者試験の科目A試験免除はどのようにして受けられますか?
- 科目A試験免除のための特定講座の講習を受け、修了試験に合格する必要があります。
- 基本情報技術者試験の科目A試験免除は何回まで受けられますか?
- 基本情報技術者試験の科目A試験免除は1年間有効です。リテイクポリシーが30日なので、理論上は12回受けられます。
- 基本情報技術者試験の科目A試験免除を受けるメリット・デメリットは何ですか?
- 科目A試験免除を受けるメリットは、1年間科目B試験の対策に集中できる点です。デメリットは科目A試験免除を受けるために別途費用がかかる点です。
基本情報技術者試験の科目A試験免除まとめ
本記事のまとめ!
- 特定の講座を受講すれば科目A試験を免除できる
- 科目A試験免除は1年間有効
- 科目A試験免除を受けたいならBizLearnがおすすめ!
基本情報技術者試験の科目A試験免除制度は活用すれば有利に試験対策ができます。
本試験の午前問題よりも過去問が多いため対策しやすく、本試験の午後に集中できると言ったメリットがあります。しかし費用はそこそこ高く1年間しか免除期間がないため、お財布的には辛い点は注意しましょう。
メリットとデメリットを比較したうえで、科目A試験免除を利用するかどうか判断すると良いです。
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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