[基本情報技術者試験]難易度や偏差値は?難しすぎ?それとも易化した!?簿記2級や宅建などとの比較情報も満載!

2020年2月1日

基本情報技術者 難易度・偏差値

基本情報技術者試験は国家試験の中でも有名な部類であり求人数も受験者も多い人気資格です。

しかし資格名に「基本」とついてはいるものの、いざ勉強を始めてみると以下のように感じる方も多いです。

カズ
カズ
全然基本じゃない!難しすぎ!
ラク
ラク
特にプログラミング意味わからん

ネット上では簡単だった、余裕だったと言った意見も確かに見受けられ、人によって感じかたはまちまちかなと思いますが、実際の難易度はどのような物でしょうか。

特に令和2年からは出題傾向も変わるので、その点も踏まえて掘り下げて記事を書いていこうと思います。

キュー
キュー
これから受験しようとしてる人は必見やで!

本記事のまとめ!

  1. 基本情報技術者試験の偏差値は49
  2. CBTになってからは合格率があがり易化傾向
  3. 基本情報の対策ならスタディング!

基本情報技術者試験の難易度について

基本情報技術者試験の難易度(偏差値・合格率・勉強時間)

まずは基本情報技術者試験の難易度について、数値の面から分析していきましょう。

合格率から見る基本情報技術者試験の難易度は易化傾向にある??

まず、直近の試験について見てみると、基本情報技術者試験の合格率は以下のようになっています。

  • R3秋・・・40.1%
  • R3春・・・41.9%
  • R2秋・・・48.1%
  • R1秋・・・28.5%
  • H31 春・・・22.2%

特にR2秋から、合格率が跳ね上がっています。

キュー
キュー
以前は20%代やったんやけど、CBTになってから40%台を超えているで!

合格率だけからみると、基本情報は易化傾向にあると言えます。

更に詳しい合格率の変動や推移、統計情報に関しては以下の記事にもまとめています。

午後試験が相対評価であるため、回によっての変動は少ない

CBT前とCBT後で合格率は倍ほどの差がありますが、形式別にみると合格率にあまり変動はありません。

基本情報技術者試験の午後に関しては採点基準が完全にブラックボックスとなっており、自己採点の結果が6割を超えていても不合格のケースもあります。

これは合格率を一定に調整にするため、傾斜配点を行っているからとの声が多いです。

そのためここまで取れれば合格!と言ったわけではなく、受験者の中で上位20%(CBTなら40%)に食い込む必要が出てきます。

カズ
カズ
まるで大学受験みたいな感じだね!
キュー
キュー
その回が簡単だったらたくさん点を取らないといけないし、難しかったら少し他よりできただけでも上位に行けるで

基本情報技術者試験の偏差値は49!

次に偏差値から見る基本情報技術者試験の難易度です。

基本情報技術者試験の偏差値は49(参照)となっており、標準が50とされているので数値的にみると若干簡単かなと思われることも多いですね。

ラク
ラク
昔は54とかだった気がするし、やっぱり易化傾向なんだな!
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最近の基本情報技術者試験の変動傾向は?CBTによる易化?採点基準も変わった??

グラフ

基本情報技術者試験の難易度の変動傾向を見ていきましょう。

特にプログラミング関係の配点基準が最近変わってきたため、そのあたりを重点的に説明します。

プログラミングにおける配点割合が増えた

午後試験について、以前はアルゴリズム20点、プログラミング言語20点で40点を占めており、その時点でアルゴリズム系が非常に大きなウエイトを占めていました。

しかし令和二年度からはアルゴリズム25点、プログラミング25点で合計50点必要となり、さらにその比重が大きくなったと言えます。

元々プログラミングが苦手と言う方は、午後でアルゴリズム系以外の科目において全部点を取るしか合格の道は残されていませんでしたが、今後はそれすらも許されなくなったと言えます。

プログラミングに関する記事は別途以下にまとめています。

カズ
カズ
プログラミング嫌いな人にとっては、むしろ難化だよねw

実務経験もかなり関与する

受験者の感想を調べてみると、「簡単だった」「難しかった」と意見が真っ二つに分かれています。

理由としては先ほど書いたプログラミング言語もそうですが、セキュリティ・ネットワーク・マネジメント・ストラテジと言ったほとんどの科目が実務経験に即していることが挙げられます。

そのため、座学で0知識から学習するよりも会社で仕事をしながら常に知識や技術に触れている方の方が有利になるのは自明なことです。

意見が分かれてくるのも当然です。

カズ
カズ
簡単に合格した人の背景知識を見てみるとエンジニアだったり情報系の学生だったり、前提知識を持っている人がほとんどだね

以前は午前午後ぶっ通し→CBTによって分けて受けられるようになった

基本情報技術者試験は以前は1日の間に午前午後ぶっ通しで受ける必要がありました。

そのさいは、それぞれ150分×2となっており、累計5時間もの長丁場を試験に充てる必要があったのです。

元々試験慣れしている場合は問題ありませんが、初めて受ける試験が基本情報と言う方はここで精神的にやられてしまうこともありました。

しかしCBT試験になってからは、午前試験と午後試験を別々の日に受けられるため、1日あたりの負担もかなり減っています。

このことも合格率の上昇に多少関与しているかもしれません。

ラク
ラク
午前試験って名前なのに午後に受験できるから違和感しかないよなw

基本情報技術者試験と簿記2級や宅建など他資格との難易度の比較

比較

基本情報技術者試験と日商簿記2級の比較

基本情報技術者 日商簿記2級
難易度 49 58
知名度
求人数
将来性
受験料 5,700円 4,630円

まずは基本情報技術者試験と同じく人気資格で受験者数も年間6桁の日商簿記2級です。

以前は基本情報技術者試験>簿記2級と言った構図でしたが、近年簿記2級には連結会計の処理も加わったため難易度が逆転されたと言っている人も多いです。

しかし先ほども書いたように基本情報技術者試験にはプログラミングと言った壁もあり、これが苦手な人はとことん苦手で何回受験しても合格できないと言った意見も見ます。

同じように連結会計も何回解いても理解できない、と言う人も多いので、得意不得意に左右されることが多く、結局はそれぞれ受験してみてどっちが難しかったか自身で判断するしかないですね。

ラク
ラク
国語と算数どっちが難しい?ってのと似たようなもんだな
カズ
カズ
両方受験して両方合格できるのがベストなんだけどね!

基本情報技術者試験と宅地建物取引士の比較

基本情報技術者 宅地建物取引士
難易度 49 57
知名度
求人数
将来性
受験料 5,700円 7,000円

基本情報技術者試験と同じ国家資格と言ったカテゴリでは、人気度の点からも双璧をなすのがこの宅地建物取引士になります。

内容としては法律的なことが多く、細かい値や用語を押さえて置かないといけないと言った点でも宅建士は難しいですね。

また、宅建の場合1年に1回しか受験チャンスがなく、基本情報技術者試験や簿記試験の様に年に2回以上受験できる試験よりもプレッシャーも多くかかってきます。

ダブルライセンスとして取得する方も多いですが、その場合最初に宅建から狙っておく方がスケジュール的にも精神的にも楽だと言えます。

基本情報技術者試験と応用情報技術者試験の比較

基本情報技術者 応用情報技術者試験
難易度 49 65
知名度
求人数
将来性
受験料 5,700円 5,700円

そしてもう一つ、基本情報技術者試験の上位に位置する応用情報技術者試験についても見てみましょう。

ITパスポート(偏差値45)がレベル1、基本情報(偏差値49)がレベル2、応用情報(偏差値65)がレベル3とされており、レベル2とレベル3で一気にここまで難しくなるのかと言った感じですが、実際はそこまで難しいと筆者は感じませんでした。

しいて言うなら午後試験が記述式になるか選択式で完結するかの違いで要約する力は求められます。

しかし、その分部分点もあるため足掻けるチャンスも増えてきます

筆者もそうでしたが、中には基本情報がダメだったけど応用は先に受かっちゃったと言った人も少なからずいるのでチャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか。

特にプログラミングを飛ばせる点も大きいです。

ラク
ラク
どうしてもアルゴリズム分からんって人はもう応用から挑戦するのもアリだな

基本情報技術者試験に合格するためには

ここまでうだうだと基本情報の難易度や比較情報を書いてきましたが、最終的にはしっかりと計画や戦略を立てて勉強すれば受かるし、そうしなければ落ちます。

時間ももったいないですし、どうせ受けるなら1発できっちり取り切ってしまいたいですよね。

この先は有利に試験に対応できるようにいくつかのアドバイスを書いて締めくくろうと思います。

勉強の方法を押さえる

試験を受けるにあたってはしっかりとした攻略方法があり、ある程度軌道になるまではそれ通りに順当にやっていくのがおすすめです。

キュー
キュー
ゲームでもそうやな、最初は攻略方法を把握してある程度身についてきたら独自のテクニックを身に着けるっていった流れが順当や

基礎ができていない状態で学習テクニックを身に着けようとしても成績も上がらず挫折につながってしまいます

詳しい勉強方法やモチベーションの保ち方、重点的に学習するべきポイントなどは以下の記事にまとめているので、最初に読んでみてください。

良いテキストに出会う

学習するにあたって、最近ではサイトや動画などオンラインで学習できるコンテンツは増えつつあるものの、持ち運んだり書き込んだりできる紙媒体のテキストも1冊は持っておいた方が良いです。

その際基本情報技術者試験ほどの有名資格になると多くの出版社がテキストを出しており、どれが良いとは一概に言えなくなってきます。

カズ
カズ
人によって合う合わないもあるしね

そこで筆者なりにテキストの選び方を元にいくつかのテキストを比較した記事を書いたので、こちらもあわせてご覧いただけると良いかなと思います。

万が一の時はスクールや通信講座も検討

より確実に合格したい!勉強時間が確保できない!と言う方はスクールや通信講座を受講する事も視野に入れてみると良いです。

基本的にスクールはお金がかかり、講座によっては10万円近い費用が掛かりますが、それを補うメリットが得られます。

スクールを受講するメリット

スクールを受講する事によって得られるメリットとしてはまず、しっかりと教師がいることにあります。

分からないところがあった場合に相談することができるので曖昧な理解のまま本番に挑む不安さがない間違って覚えてしまうといったリスクがない。これだけでもかなり大きいですね。

更に通学の場合は周りにも基本情報を目指す受験者がいるためモチベーションにもつながり挫折率を大きく下げられますね。

加えて午前免除を受けられる講座も存在しています。

上記で書いたように午前午後両方突破しないといけないと言った難しい点がありましたが、そのうちの午前を免除できると言うのはかなり大きなポイントで有利になります。

午前免除ならBizLearn

午前免除を目指す場合、BizLearnがおすすめです。

BizLearnの場合、eラーニングが用意されており、スマホ1台でどこでも気軽に受講できるメリットがあります。

また、講師とマンツーマンで相談できる環境も整っており、サポートが手厚く価格は3~4万円と抑え気味なので、コスパもよいです。

特にプログラミングが苦手!と言う方は必見です!

ラク
ラク
詳しい内容は以下の記事でまとめているから、そっちも見てくれ!

コスパ重視ならスタディング

STUDYing 可能性を実現に

次に、安さを求めるならスタディングがおすすめで、他のスクールと比較しても半額~1/3の価格で受講可能です。

カズ
カズ
でも安すぎるって不安・・・

スタディングは格安の為不安と言う声も聞きますが、それにはしっかりとした理由があり、大きな理由としては全てがオンライン上で完結している点にあります。

テキストも問題集もすべてアプリやWebで利用できるため費用が徹底的に抑えられており、学習者としてもスマホ一台でこれらのコンテンツを利用できるので、かえって使い勝手が良くなっています。

詳しい内容はこちらも書いているので、あわせてご覧になってみてください。

基本情報技術者試験の難易度まとめ

本記事のまとめ!

  1. 基本情報技術者試験の偏差値は49
  2. CBTになってからは合格率があがり易化傾向
  3. 基本情報の対策ならスタディング!

今回は基本情報技術者試験の難易度について深堀して紹介させていただきました。

偏差値と言った指標だけ見れば低い数値ですが、合格率は20%と決して高くなく人によっては何度受験しても合格できないような試験です。

しっかりと計画を立てて取得できればIT業界に限らず活躍の幅も広がる将来性の高い資格なので、是非チャレンジしてみてください。

カズ
カズ
合格するためにはテキストやスクール選びが大事!
ラク
ラク
基本情報の勉強とかで分からないことがあったら、気軽にコメントで聞いてくれ!

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