応用情報の正式名称は?履歴書への書き方はどう書く?
ようやくの思いで応用情報技術者試験に合格したとして、次のステップでキャリアアップのための転職を考えている方もいらっしゃることと思います。
しかし、いざ履歴書に書こうと思ったところで、
といったように正式名称が分からず、何と書けばよいか分からない事もあるかと思います。
履歴書に正しい形式で書かないと相手方に読んでもらえなかったり、マナーがなってないと思われてしまったりして良い結果に繋がらない危険性もあります。
今回は履歴書の書き方や正式名称について解説していきます。
正式名称は「応用情報技術者試験」
まず応用情報の正式名称ですが、応用情報技術者試験になります。試験まで入れて正式名称なので履歴書にも含めてください。
履歴書にはどのように書く?
履歴書に書く場合、正式名称で記入するのはもちろんのこと、できるだけ丁寧な字で間違えなく書くようにしましょう。
間違えても略用の応用情報やAPと書いてしまうと相手方に伝わらず、最悪の場合それだけで落とされる可能性があります。
日付の書き方
履歴書の資格欄には資格名の他に日付の項目もあると思いますが、この日付は受験日ではなく合格証書に書かれている日を書くようにします。
例えば上記の場合、平成28年12月16日(履歴書の場合月までが大半ですが・・・)と記入しましょう。
具体的な書き方
具体的な書き方は次の取通りです。
例えば平成28年12月取得の場合、以下の様に書きましょう。
年 | 月 | 資格・免許 |
平成28年 | 12 | 応用情報技術者試験 合格 |
– | ||
– |
書くときの注意点として2つあり、1つ目は取得日を年号か西暦かを揃える点です。
他に取得した資格もあり、複数書くときは特に注意しましょう。
そしてもう1つが“取得”ではなく、”合格”とか書く点です。
一般的に免許(自動車免許や教員免許、医師免許)などは取得と書き、それ以外の認定試験(情報処理系や簿記系等)は合格と書く方が望ましいです。
合格してなくても書いてよい?
たまにメディアやブログで「取得していなくても合格に向けて勉強中ということをアピールするため、資格欄に書きましょう!」といったアドバイスを見ますが、取得していない資格を資格欄に書くことは絶対にやめましょう!
資格欄には取得済みの物しか書いてはいけなくて、場合によっては職歴偽装となり、不採用になったり解雇されたりします。
どうしても勉強中でアピールしたいときは、資格欄ではなくその他の特記事項のところに書くようにしましょう。
その他の注意事項
応用情報技術者試験に限らず、履歴書を書く場合いくつか注意すべきポイントがあります。
そのあたりに関しては以下の記事でまとめているので、あわせてご覧ください。
応用情報技術者試験は履歴書に書ける?
応用情報技術者試験の履歴書への書き方はざっと紹介しましたが、中には「この資格は履歴書に書いて評価されるのか?」と疑問に思う方が多いかなと思います。
ここでは履歴書に応用情報が書けるかどうかについても触れていきます。
新卒だとかなり強い武器に
まず新卒で応用情報技術者試験を持っている人は中々いない為、応用情報技術者試験を持っているだけでもかなり強い武器になります。
昇格条件としても下位試験である基本情報が設定されることが多いのですが、その上の応用情報をすでに持っているというのは大きなアドバンテージになりますね!
転職でも十分に活きる
転職でも応用情報技術者試験はかなり活きてくる資格になります。
求人数だけを見ると基本情報より少ないですが、その分求められる知識や技術のレベルも高いため、ミドルクラス以上の案件を見つけやすいです。
筆者の方で求人数や具体的な求人を調べたこともあるので、こちらもご覧ください。
他の資格がある場合は?
と、このように他の資格も持っている場合、履歴書に一緒に書くべきか書かなくて良いか迷う方もいると思います。
そちらについても少し触れていこうと思います。
下位資格(ITパスポート・基本情報・情報セキュリティマネジメント)
応用情報技術者試験はスキルレベル3に該当しており、その下にスキルレベル1のITパスポートやスキルレベル2の基本情報技術者試験・情報セキュリティマネジメント試験があります。
これらの試験はいずれも応用情報技術者試験の下位に該当しています。
特に資格欄が3つくらいしかない履歴書の場合それらを書くだけで枠が勿体ないので、無理に書かなくて問題ありません。
各種スペシャリスト試験
応用情報より上位に位置している情報処理安全確保支援士やネットワークスペシャリストを持っている場合はそちらだけ書いても良いですが、可能であれば応用情報も一緒に書いておくと良いでしょう。
スペシャリスト系の試験は専門性が高く難易度も高いですが、その分全体的に学べる範囲自体は応用情報より狭くなっています。
そのため両方の資格を書くことで、全体的に知識を広く持っていながら、専門的な知識も持っているといったことをアピールできます。
それぞれの情報処理技術者試験の難易度や種類は以下の記事で触れています。
その他の資格
情報処理技術者試験以外にも簿記や宅建、FPと言った試験も持っている場合あわせて持っていると強みになります。
例えば金融系のシステム開発に携わる場合はFP×応用情報は非常に強い武器になります。
連結会計や経理ソフトを作る場合は簿記があると良いですね!
このような形で、複数資格を持っている人も積極的にアピールしていきましょう。
履歴書の書き方が分からない?そんな時に役立つエージェント
応用情報技術者試験の履歴書への書き方を紹介しましたが、履歴書を書くうえで資格欄以外にも気を付けるべきポイントはあります。
また、履歴書が通過しただけではスタート地点に立ったに過ぎず、SPIや面接等超えなければいけない壁がいくつもありますね。
個人でこれらすべての対策するには負担が大きいので、無料で利用できる転職エージェント等も利用することをおすすめします。
Doda
種類 | 転職サイト・転職エージェント |
案件数 | 公開7万件 |
利用者層 | 20~40代 |
案件傾向 | 営業・エンジニア |
公開されている取り扱い案件数は6~7万程とされていますが、非公開案件が非常に多く魅力的なのがDodaです。
取扱い職種も多く、求人の幅も非常に広いので必ずご自身の持つスキルや資格とマッチする求人が見つかると断言します!
筆者自身もお世話になったことがありますが、エージェントの方がスキルや経歴を加味してオススメの案件をいくつもメールで送ってくれるため、マッチングしやすく求職に割くリソースも最小限で済みます。
レバテックキャリア
種類 | 転職サイト・転職エージェント |
選考を受ける企業 | 平均6件 |
利用者層 | 20代~30代 |
案件傾向 | プログラマ・エンジニア |
レバテックキャリアはエンジニア向けの転職案件を多く扱うエージェントです。
一人一人へのサポートも手厚く、未経験はもちろんの事、キャリアアップの案件も扱っており幅広く対応しています。
筆者自身も以前お世話になったことがありますが、SPIから履歴書、面接のセッティングまで幅広くサポートして頂けた経験がありオススメのエージェントの一つです。
MS-Japan
種類 | 転職エージェント |
案件 | 4,500件 |
利用者層 | 30~40代 |
案件傾向 | 管理職・士業 |
MS-Japanは管理部門特化型のエージェントで、大手上場企業や外資系企業、優良ベンチャー企業の求人が多く、税理士や会計士といった資格職の求人ももちろん多くなっています。
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応用情報の正式名称や履歴書への書き方まとめ
今回は応用情報技術者試験の正式名称や履歴書への書き方を紹介しました。
資格を取った後はアピールすることが重要なので、最大限その効果を発揮できるように書き方やアピールの仕方をしっかりと押さえておきましょう。
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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