[応用情報技術者試験]配点や合格基準は?午後は部分点があるって本当!?
応用情報技術者試験を受けるにあたって、
といった疑問があるかと思います。
今回は応用情報技術者試験の配点や合格ライン関して、午前・午後それぞれがどのようになっているか見ていきましょう。
応用情報技術者試験の配点
それではさっそく、応用情報技術者試験の配点について見ていきましょう。
午前試験
午前試験は80問で100点満点、傾斜配点はないため100点÷80問で1問辺り1.25点となります。
また、各分野ごとの出題傾向は以下の様になっています。
科目 | 問題数 | 1問あたりの得点 | 満点 |
テクノロジ系 | 50問 | 1.25点 | 62.5点 |
マネジメント系 | 10問 | 12.5点 | |
ストラテジ系 | 20問 | 25点 | |
計 | 80問 | 100点 |
特にテクノロジ系の問題数が多く、それだけで6割を超えていることが分かります。
午後試験
応用情報技術者試験の午後試験は以下の様な配点になっています。
問 | 分野 | 選択方法 | 配点 |
1 | 情報セキュリティ | 必須 | 20点 |
2 | 経営戦略 | 問2~11の中から4問選択 | 20点 |
3 | プログラミング | 20点 | |
4 | システムアーキテクチャ | 20点 | |
5 | ネットワーク | 20点 | |
6 | データベース | 20点 | |
7 | 組み込みシステム開発 | 20点 | |
8 | 情報システム開発 | 20点 | |
9 | プロジェクトマネジメント | 20点 | |
10 | サービスマネジメント | 20点 | |
11 | システム監査 | 20点 |
各問題20点でその中から選んで5問解く形になります。
応用情報技術者試験の合格ラインは?
応用情報技術者試験の合格ラインも見てみましょう。
午前も午後も60点以上
午前試験と午後試験の合格点は両方とも60点以上とされています。
午前試験の場合1問1.25点なので、48問以上正解すれば突破できます。
一方で午後試験は大問1問ごとの配点はわかっているものの、小問の配点は明言されていません。
午後試験は部分点もある?
午前試験は1問1.25点で部分点はありませんが、午後試験は記述問題で部分点があるのではないかとよく言われています。
ただしIPAから明言されているわけではなく、正解の幅を広くしている説やある単語が1つ含まれるごとに加点されるといった説があります。
合格率は上位20%
応用情報技術者試験は毎回、合格率が20%近くに集約されており、合格率を調整しているとも言われています。
統計資料によりますと、午前試験で約半数が通過、午後試験でも約半数が通過するようです。
そのため、どちらかというと午後試験は正答率60%を狙うよりも受験者の上位半数を狙うことを意識する方が良いかもしれません。
午後試験の自己採点は中々難しいのが実情と言えるでしょう。
応用情報技術者試験の配点・まとめ
今回は応用情報技術者試験の配点について紹介しました。
午前試験午後試験ともに6割必要で、午前試験はわかりやすいですが午後試験は配点基準が不明確なところもあります。
とりあえず受験者の上位2割に食い込むことを意識したうえで勉強していくことが望ましいと言えます。
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
ディスカッション
コメント一覧
有用な記事ありがとうございます。
他でも良く見かけるのですが、午後の合格率2割(上位2割)というのは誤りです。
午前で6割行かないと、そもそも午後は採点自体がされないようで、 午後は午前合格者の約半数が通るようです。
コメントありがとうございます!
書き方が悪かったですね。正しくは午前午後通して受験者の上位2割ですね。
訂正しておきますm(__)m