応用情報技術者とはどんな資格?日程や形式、合格後の進路など
応用情報技術者試験とはIPAが開催する国家資格で、基本情報技術者の上位に位置するスキルレベル3の試験です。
基本情報技術者試験までとは違い、試験の中に記述問題が含まれるようになったことが大きな特徴です。
さまざまな分野について問われ、難易度もかなり高くなっています。
応用情報技術者サイト内リンク
- [応用情報技術者試験]ネットワークが難しい?対策方法や解き方のコツは?
- [応用情報技術者試験]システム監査が難しい?対策方法や解き方のコツは?
- [応用情報技術者試験]サービスマネジメントが難しい?対策方法や解き方のコツは?
- [応用情報技術者試験]プロジェクトマネジメントが難しい?対策方法や解き方のコツは?
- [応用情報技術者試験]情報システム開発が難しい?対策方法や解き方のコツは?
応用情報技術者の統計・お役立ち情報
応用情報技術者について、参考書や勉強法などの情報を個別に書いている記事へのリンクです。
応用情報技術者試験の勉強方法 |
応用情報技術者試験の難易度 |
応用情報技術者試験の勉強時間 |
応用情報技術者試験の合格率 |
応用情報技術者試験のテキスト |
応用情報技術者試験の通信講座 |
応用情報技術者試験の求人情報 |
応用情報技術者試験のメリット |
応用情報技術者の掲示板・独学支援サイト
過去問題や参考書等試験について分からないところがあれば下記の掲示板で共有しましょう。
また、参考書的役割を果たす独学支援サイトも随時作成中なのでご活用ください。メールアドレスを登録してログインすることで進捗管理も可能です。
応用情報技術者試験の掲示板 |
応用情報技術者試験の学習サイト |
応用情報技術者試験の概要
応用情報技術者試験の概要についてまとめていきます。
応用情報技術者の難易度について
難易度は先述のとおり、スキルレベル3の試験となり基本情報技術者試験と比べると難しいという声が多いです。
しかし応用情報技術者試験には抜け道があり、IT未経験者にとっては苦手な方も多いプログラミングを避けられます。さらには文系科目に重点を置いて解くことで、計算自体もほとんど解かずに合格できます。
また、記述で答える問題は部分点が入ることがあるので、マーク試験で”All or nothing”の基本情報技術者試験より得点しやすいと答える方が多いです。
応用情報技術者試験の合格点
応用情報技術者試験は午前と午後に分かれますが、どちらも60/100点以上取る必要があります。
応用情報技術者試験の合格率
応用情報技術者試験の合格率は約20%です。毎回似通った合格率になっていることから絶対評価ではなく相対評価ではないかとの声も上がっています。
採点基準の真実はIPAのみぞ知ることなので、我々受験生には分かりません。
応用情報技術者試験の勉強時間
応用情報技術者試験に合格するための勉強時間は、基本情報技術者試験を取得していても300時間前後かかります。
知識のインプットだけでなく、記述問題に対するアウトプットの練習も含めた時間であり、実際に手を動かして問題を解かないと実力がつかないことから、最低でも300時間は必要です。
完全なIT未経験者の場合でいきなり応用情報技術者試験を受ける場合、500時間以上は覚悟しましょう。
応用情報技術者試験の日程
応用情報技術者試験の日程についてまとめて行きます。
応用情報技術者試験の申込日
試験申し込み日は試験日の100日ほど前から受付開始し、約1ヶ月間の間に申し込みをする必要があります。
応用情報技術者試験の試験日
試験日は毎年4月と10月の第3日曜日です。
応用情報技術者試験の合格発表日
応用情報技術者試験の合格発表日は試験日から2ヶ月後の水曜日12時になるケースが多いです。
しかし年度によってばらつきもあるため、公式HPで確認しておきましょう。
応用情報技術者のその他の情報
その他の試験の情報をまとめておきます。
応用情報技術者試験の試験形式
試験は午前と午後に別れ、午前はマークシート形式、午後は記述形式です。
午前問題は過去の流用が多く、選択肢の並びも同じなので暗記で答えられてしまうことも多いです。
午前試験が60点以下の場合、不合格となり午後の採点は一切されないので注意しましょう。
午後はセキュリティを必修とし、残りの4問を10問の中から選ぶ形式になっています。
各分野の問題傾向や選び方については、下記の記事をご覧ください。
応用情報技術者試験の受験料
応用情報技術者試験の受験料は税込みで7,500円です。情報処理技術者試験はどの試験も一律でこの額です。
応用情報技術者試験の主催者サイト
応用情報技術者試験の主催者であるIPAのサイトは以下の通りです。
申し込みも該当サイトの受験申込みから可能なので、説明をよく読んで申し込みましましょう。
応用情報技術者試験の通信講座
応用情報技術者試験に独学での合格が難しいと感じたら、通信講座を活用しましょう。
応用情報技術者試験対策におすすめの通信講座を紹介します。
スタディング
受講料(税込) | 43,800円~ |
受講期間 | 次回検定試験日まで |
カリキュラム | 【午前試験対策】 ・基本講座(ビデオ/音声):76講座(合計約28時間) 【午後試験対策】 ・午後試験解説講義 全体概観:1回(約30分) ・各分野解説講座(ビデオ/音声):42講座(合計約17時間) |
教材 | 【午前試験対策】 ・WEBテキスト:76講座 ・スマート問題集:76回(合計603問) ・セレクト過去問集(午前試験):23回(合計484問) 【午後試験対策】 ・PDFテキスト:42講座 ・セレクト過去問集:11回(大問51問) |
サポート・特典 | 無料講座登録で初回5%OFF |
公式HP | https://studying.jp/oyojoho/ |
以前は通勤講座とも呼ばれており、スマホ1台でいつでもどこでも講義視聴や問題演習ができるので手軽に勉強を続けられます。
受講料も4万円台と安めで、他の応用情報技術者試験の対策講義と比較してもお財布にやさしい点で大きな魅力です。
その他の応用情報通信講座
スタディング以外にも、多くのスクールで応用情報技術者試験の対策講座を開講しています。以下の記事では各講座の価格や特徴を徹底的に比較しているので、一度目を通してみてください。
応用情報技術者取得後は?
応用情報技術者試験を取得できた後、どの様な活躍ができるかまとめておきます。
IT業界で上級SEとして活躍
応用情報技術者試験は基本情報技術者試験よりも深く、プログラミング・ハードウェア・システム構築・セキュリティなどを学べます。
試験で付けた知識を存分に活用したい方は多く、専門性の高い人を求めている企業も多いです。
せっかく応用情報まで取ったなら、上級のシステムエンジニアやプロジェクトマネージャを目指すことが理にかなっています。
各部門のスペシャリストを目指す
応用情報技術者があれば幅広い知識を持っている証明になります。セキュリティ・データベース・ネットワークなどの技術以外にも、マネジメントや経営戦略などの専門知識も付けられます。
広範囲にわたる知識を活用して、自分がどの分野が特に得意か見えてきたらさらにそこから専門分野として絞込み、その部門のスペシャリストを目指すのもアリです。
特にセキュリティやネットワーク関連のエンジニアは人手不足で需要が高いです。手に職をつける絶好のチャンスです。
スペシャリストを目指す場合は上位のスキルレベル4の高度区分に属する試験もあるのでチャレンジしてみましょう。
応用情報技術者試験まとめ
本記事のまとめ!
- 応用情報技術者は専門性が高く、転職や昇級に有利!
- 応用情報技術者試験は方式や実施回数の関係から、基本情報技術者より難しい!
- 効率的に合格したいなら、通信講座を活用しよう!
応用情報技術者試験に合格できれば、幅広い分野で活躍できます。
この記事で応用情報技術者に興味を持った方はぜひ、チャレンジしてみましょう。
また、勉強途中で分からないことなどがありましたら、掲示板を通して質問してみてください。
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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