社会人は何を勉強すれば良いのか?3つの内容とその理由を紹介
社会人になってからも勉強を継続し続けることは大切です。しかし
と言う疑問や感想を持つことも最もだと思います。
中にはいろんなことを学びたくて多方面に手を出している方も見られますが、あまり風呂敷を広げすぎるとぶっちゃけ失敗します。
今回は、こういった観点から社会人は何の勉強をすればよいのかを解説していきます。
また、このサイトは資格を扱うサイトなので、その内容を効率よく学習できる資格もあわせて紹介していこうと思います。
学習内容を絞る理由
最初に学習内容をなぜ絞るのかといった疑問にお答えしようと思います。
世の中には学べるようなことはたくさんあり、色々学んでみたい気持ちも分かります。
しかしある程度特化しないといろんな意味で失敗します。
社会人の勉強時間は限られている
学生の時は国語・数学・理科・社会・英語加えて家庭科や体育と言ったようにさまざまな内容を学習してきました。しかし社会人の場合は事情が違います。
学生の仕事は勉強で知識や技術を仕入れることにありますが、社会人の仕事は身に着けた知識や技術を今度売ることにあります。
もちろん、ラーニングピラミッドの観点から見るとアウトプットすることも定着率はかなりありこれも学習の一つと言えますが、今回の意味的に学習=インプットと定義しておくので、どうしても社会人はインプットに充てる時間が少なくなってしまいます。
限られた時間の中であれもこれも、と学習するのは難易度が高く、虻蜂取らずになりがちです。その為、目的を明確化してこの期間までにこの知識を得る!とピンポイントでスキルを身に着けていくことが重要になってきます。
学習内容を明確化することでその分野に特化できる
限られた時間の中でも1つの分野だけに特化して勉強していけば意外とスキルを習得することは容易です。
筆者の場合3年間で難関資格を含む資格を合計10個取得してきましたが、1個1個にかかった時間は平均するとせいぜい2~300時間と大したことはありません。
ただし資格を狙う時はその1個の資格を集中して狙い、調子に乗って1年で複数の資格を一気に狙った時は失敗した経験もあります。
今年一年の間にFP2級と簿記1級と中小企業診断士合格を目指しましたが、叶ったのはFP2級と診断士の1次2科目合格だけでした😌(簿記1級は結果まだですが多分out)
やっぱり1つ1つの資格に集中して確実に仕留めて行った方が最終的に効率よく取得できると痛感しました。
来年はまず簿記に絞っていきます!
— TS@資格のいろは (@weblog_0601) December 11, 2019
こういった事からも、複数に手を伸ばすのではなく、段階を踏んで学習していくのが効率が良いでしょう。
一つの分野に特化すると知識を広げやすい
一気に知識を仕入れて展開しようとするのは中々成功しないと書きましたが、1つの分野に特化した後で別の事を学ぼうとすることは大変良いことで、最初の分野で得た知識が別分野でも使いまわせたり、一度成功した学習方法を他の学習でも適応できると言ったメリットがあります。
例えば筆者は最初に簿記2級を取得したのですが、そこで財務諸表を読めるようになり、その知識は後に応用情報技術者試験のストラテジ分野でも知識を使いまわすことが可能となり、中小企業診断士の一番難しいと言われている財務会計においても知識の流用でほぼノー勉で科目合格を果たすことができました。
肝心の勉強法に関しても慣れないうちはテキストを読み込んで完全に理解してから問題を解くと言った非効率な方法をやっていましたが、慣れてくるとざっとテキストを流し読み→問題を解く→テキストに立ち返ると言った流れの方が分かりやすいと気づき、以降はどの試験でもこの学習法で効率よく合格できています。
ここでは資格に絞って書きましたが、それ以外の勉強方法でも共通点はいくつもあると思うので、とにかくまずは1つの分野を極める→そこから関連性のある分野に手を出して得意な領域を広げていくと言った流れをすることが効率の良い学習方法と言えます。
社会人になってからこそ勉強すべき内容
では実際にどのような内容を勉強すれば筆者の経験談を元に3つ、紹介します。
お金に関すること
まず一つ目はお金に関することです。
社会人になって給料をもらって、保険料や年金を払うようになったり今度家を買ったりしようとするとお金は必要となり意識しないことはまずないでしょう。
そんなお金ですが、知識として知っているかどうかだけでも損をする、得をすると言った場面が生じてきます。
具体的には相続の際の手続きを知っていれば余計な借金を背負わなくて良かったり、家を買う時のいくつかあるローンのうち、自分に合ったものを選べば金利を押さえられたり、一括して買うのか分割して買うのかで将来的にかかってくるお金が違ったりといった内容になります。
これらはファイナンシャルプランナーと言われる資格によって知識を得ることが可能で、合格率も3級であれば50%前後、求人の中でもかなり人気のある資格なので興味があればぜひチャレンジしていただきたく思います。
また、お金の知識を活かせる場所は実生活だけでなく企業内にも存在します。
企業は物を調達し、加工し、売り上げることで利益を得ます。その際お金がかかわってくる事は容易に想像がつきますよね。
ただ企業の場合は個人でのお金の動きとは異なり、こちらは簿記の知識があると活かしやすくなってきます。
会計を持たない企業はまずなく、最近では経理をアウトソーシングする会社も増えていることから簿記の知識を持っておいて損はないと断言できます。
技術面
次に技術面です。何かの情報を正確に伝達したりその技術自体を売り込むためにも技術力は磨いておくことをおすすめします。
最近ではAIブームの背景も相まってプログラミングが騒がれていますが、それに拘らずネットワークやセキュリティ、さらには情報の分野を脱して化学方面や医療方面での知識でも、1つは持っておいて損はないかなと思います。
筆者は情報系だったので情報系スキルに関して紹介しますと、一つは情報処理技術者試験が挙げられます。この試験は数ある技術系資格の中でも企業からの人気度も高く求人も多いので取得しておいて損はないと断言できます。
例え情報系に限った会社でなくてもPCを始めとするインターネット機器を使う事は多く、万が一トラブルが生じたり何か新しいことをしたいと思った時にこの資格で取得できる知識を備えて置けば柔軟に対応できることは間違いないでしょう。
また、技術系は資格だけでなく実績も重要視されることが多いです。その為、自分独自のポートフォリオを持っておくと強みになります。
具体的にはこのサイトのようなブログやサイト、もしくはアプリの開発実績などが挙げられます。
これらのコンテンツを作成する場合はプログラミングの知識が不可欠になります。
筆者のサイトでもユーザ毎に学習進捗管理を行うシステムを搭載していますが、このシステムを実現するためには侍エンジニア塾にお世話になっており、このプログラミングスクールを始めとして複数スクールはあるので短期間で実績を作りたい方は利用をおすすめします。
英語
最後に、英語も必須の知識となっていくことは間違いありません。
現在、世界的な人口は急増しており、2050年には98億人を突破すると言われています。
一方で日本の人口は少子高齢化もあり2050年には1億人を切るとも言われています。
そうすると国内での産業展開が厳しくなり、海外展開する企業が増えることも予想されます。
顧客や従業員といったステークホルダも日本人に拘っている余裕がなくなるため、世界共通語の英語はいっそう需要が高まる事が予想されます。
個人を相手にするフリーランスでも海外向けのコンテンツを作成できなければ生き残れない懸念も出てきますね。
そういった事からも英語の習得も必須条件になる事でしょう。
社会人が用いる英語はよりネイティブかつビジネス向けである必要があり、それらの知識を学べる資格としてはTOEICがあります。
筆者自身、結構英語は苦手ですが600点までは取得できたので、そちらの記事も置いておきます。
800点以上取得できればさらに良い条件の仕事を狙えるので、以下の記事も参考にしてください。
継続して結果を出すために
社会人になってから必要な学習内容をざっと触れましたが、知識をモノにするためには継続しながらインプットとアウトプットを繰り返し行う必要があります。
その為にもまずは行動する、そして継続すると言ったプロセスをしっかりと意識しましょう。
学生までの勉強と社会人の勉強は異なり、社会人の場合はインプットした後にアウトプットできる機会やつながりも多いです。
時には同じ目標を目指す人たちとつながって情報を共有したり、自分が作成したものを人に見てもらって客観的なアドバイスを受けることでよりいっそう学習の質を上げることも可能です。
資格やプログラミングの場合はスクールを利用する、サイトの場合はコンサルティングを受ける等選択肢は多く、これらには多少費用は掛かるものの投資なしに結果を得られることは稀です。
自分がやりたい、興味があると思った分野に関しては時間をかけず、まずはやってみることを意識してみてください。
まとめ
今回は社会人が勉強すべき内容について深堀して紹介させていただきました。
お金に関すること、技術に関すること、英語のいずれも持っておいて損はない知識です。
継続するのは大変ですが、習得することで今後の人生が大きく変わるので是非頑張ってください!
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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