[日商簿記検定試験]副業に役立つ?何級から有利??
簿記試験に合格し、資格を習得したものの、なかなか給料が上がらない・・・
そんな時に
といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では簿記は副業に活きるのかといったポイントについて解説していこうと思います。
簿記資格は副業に活かせる?
最初に、簿記資格が副業に活きるのかどうかについて解説していきます。
また、副業に活かすとして何級まで取っておく必要があるかも確認しておきましょう。
簿記が活きる副業は意外と多い
簿記が活きる副業の種類ですが、
- 経理代行
- ライティング・アフィリエイト
- セミナー・コンサルティング
などと意外と多いです。
このあたりについては後述しますが、簿記資格を武器に副業する手段は意外と多い事を覚えておいてください。
確定申告にも活かせる
簿記の資格をそのまま武器にしなくとも、年間で副業の収入が20万円を超える場合は確定申告しなければいけません。
確定申告と切っても切り離せないのが簿記です。
つまり、副業をするにあたって簿記の知識が無ければ確定申告ができず、最悪他の人にお願いする必要も出てくるので、そこで費用が掛かってしまいます。
少しでも費用を抑えると言った意味でも簿記の知識は必要不可欠ですね。
簿記2級までは取りたい
簿記試験は4段階のランクに分かれており、簡単な方から順番に初級・3級・2級・1級となっています。
初級と3級は基礎的なことが多く、転職だけでなく副業として仕事を探す場合でもあまり評価されない場合が多いです。
一方で2級から難易度はぐっと上がりますが、その分「専門的な簿記の知識を持っている人」といった扱いになり、仕事が見つけやすくなります。
取得までは決して簡単ではありませんが、その分得られるメリットも大きいので、簿記を勉強する方は是非、2級までチャレンジしてみてください。
簿記で副業をする方法
主に簿記の資格を用いて副業をする方法として、先ほど
- 経理代行
- ライティング・アフィリエイト
- セミナー・コンサルティング
と紹介させていただきました。
それぞれの副業としての特徴を掘り下げて見てみましょう。
経理代行
経理代行とはその名の通り、経理を代わりに行う事です。
企業側が経理部員の不足だったり、費用の問題だったりを理由にアウトソーシングするケースは増えています。
特に中小企業やベンチャー企業では経理部員を雇う余裕がなく、外部に委託することが多いそうで、クラウドソーシングのサイト等でも案件をちょくちょく見ます。
簿記講師
簿記試験の講師に関する求人は多く、中には非常勤で、バイトで等の求人も増えています。
特に最近ではオンラインでの授業がメインで、質問対応だったりテキスト作成だったりと、講師だけでなく教材作成の案件もよく見られるようになりました。
人に教えるのが好きという方や、何かを作るのが好きといった方は簿記講師も選択肢に入れて良いかもしれませんね。
ライティング・アフィリエイト
ライティング・アフィリエイトはまさにこのサイトの様に、文章を書いてユーザを呼び込み、そこから自社製品につなげたり広告として何かを紹介したりといった内容になります。
最近は資格自体注目されており、簿記関係の記事を書いてくれといった案件は筆者の下にもよく来ます。
また、ある程度Webに知識がある場合自分でサイトを構築して運営していくのも大いにアリですね。
セミナー・コンサルティング
セミナーやコンサルティングなどを開催するのも一つの手です。
先ほども少し触れましたが、特に規模の小さい企業やベンチャーでは経理部員が整っておらず、どういう風に経理処理をすれば良いか分からない!という方も多いです。
特に技術上がりの社長さんなどはこの壁に良くぶつかるので、その層をターゲットにセミナー・コンサルティングを行えば簿記の知識を最大限に活かせるのではないでしょうか。
簿記の資格で副業をするにあたって
簿記の資格を元に副業するにあたって、以下のポイントは早いうちに押さえておきましょう。
最初に蔑ろにしてしまい、後々公開することもあるので気を付けてください。
副業が可能かどうか確認しておこう
最初に、今務めている会社などが副業可能かどうかの確認はしておきましょう。
ある程度額が稼げて安定しているのであれば後々ばれてクビになってもダメージは少ないかもしれません。
しかしそこまで大きく稼げることは稀で、その途中でばれてしまうとリスクは非常に大きいです。
一応ばれないようにする手段もありますが、面倒な処理を含んでいたり、必ずばれないと言った保証もないので安全のためにも確認が先決です。
開業届を出そう
お金いで事業を行う場合、開業届も出さなければいけません。
こちらもタイミングとしては事業を始める前が良く、出しておかないと損益通算ができなかったり青色申告ができなかったりとデメリットが大きいです。
開業届の出し方やタイミングについては以下の記事で詳細に触れられているので、一度確認してみてください。
副業で稼ぐコツ
簿記の資格は副業にも活かせることを解説しました。
しかし中には
といった疑問を持つ方も多いと思います。
最後に、具体的にどのようにして稼げばよいのか少し触れて終わりにしようと思います。
身近な人をお客さんに
一番手軽なのが身近な人をお客さんにすることです。
友人や知人で最近起業した、個人事業主として開業した!という方に向けて経理のコンサルティングをしたり経理代行をしたりといった働き方は良いですね!
特に経理の知識がないままに開業してしまうと決算の時に地獄を見ることになります。
猫の手も借りたいくらいなので、助けになること間違いなしです。
SNSなどで見つける
最近ではTwitter等でも仕事を募集している人を見かけます。
#経理アウトソーシング #経理代行 等で検索して募集している人がいないかチェックしてみるのも大事ですね!
クラウドソーシングやスキルマーケットもあり
経理代行やセミナー、個別のコンサル案件はクラウドソーシングサイトがおすすめです。
特に筆者はいつもココナラで技術の売買をしているのですが、簿記や経理に関する業務はかなり多く存在しています。
あわせてランサーズなど、有名どころはどれも案件・求人が多いので、興味がある方は覗いてみてください!
参考:ランサーズの始め方、具体的な仕事のやり方、種類などを解説
簿記の副業まとめ
今回は簿記が副業に活きるのかどうか、活かすとしたらどのような働き方があるかについて紹介しました。
せっかく取った資格なのでフルに活用し、少しでも生活のプラスとなるよう、是非とも活用してみてください!
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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