個人事業税とは[FP3級講座]
今回はFP3級における個人事業税について学習します。
個人事業税
個人事業税は都道府県が課税する地方税の一つで、一定の事業所得または不動産所得のある個人に課される税金です。
対象となる所得は住民税同様、前年の所得です。
個人事業税額の計算
個人事業税額の計算は以下の様に求めます。
税額=(事業の所得の金額-事業主控除額(290万円))×税率(3%~5%)
個人事業税の申告方法
事業所得が290万円を超える場合、翌年の3月15日までに申告が必要です。
ただし所得税や住民税の確定申告をしている場合は事業税の申告は不要です。
個人事業税の納付方法
個人事業税は原則8月と11月の2回に分けて納付します。
個人事業税・例題
実際に例題を解いて問題に慣れていきましょう。
問題
問1
個人事業税では、課税対象となる事業の所得の計算上、原則として()の事業主控除を控除する。(2015年/10月)
1 65万円
2 110万円
3 290万円
解説(クリックで展開)
個人事業税・まとめ
今回は個人事業税について学習しました。
控除額の290万円だけ覚えておきましょう。
次回は不動産の基本について学習します。
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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