[FP3級]年金と税金(社会保険料控除・公的年金等控除)[無料講座・例題付き!]
今回はFP3級の年金と税金について学習していきます。
年金にかかる税金
国民年金や厚生年金、国民年金基金と言った公的年金については、保険料を支払った場合と年金給付を受けた場合の税務上の取り扱いが変わってきます。
年金の保険料を支払ったとき
国民年金や厚生年金、国民年金基金の保険料を支払った場合、支払った額の全額が社会保険料控除の対象となります。
給付を受け取ったとき
老齢基礎年金や老齢厚生年金を受け取ったときは雑所得として扱われ、課税されます。
これは老齢給付だとしても収入に変わりがあるため税金を支払わなければいけないといった考えから来ています。
しかし、給付額の全額について税金を課すのは酷だといった考えから公的年金等控除が適用され、ある程度減額されるようになっています、
また、障害給付や遺族給付については非課税となります。
年金と税金・例題
実際に例題を解いて問題に慣れていきましょう。
問題
問1
国民年金基金の掛金は、その全額が社会保険料控除として所得控除の対象となる。(2015年/5月)
○
×
解説(クリックで展開)
年金と税金・まとめ
今回は年金と税金について学習しました。
支払った場合は全額が社会保険料控除の対象となることと、老齢給を受給した時は課税されるものの減額されること、そしてそれ以外の受給に関しては非課税と言った点を覚えておきましょう。
次回はローンとカードについて学習します。
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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