[FP3級]老後資金(リタイアメントプランニング)[無料講座・例題付き!]
今回はFP3級で問われる老後資金(リタイアメントプランニング)について学習していきます。
老後資金
退職後や老後の生活設計の事をリタイアメントプランニングと言います。
そこに必要な資金は主に退職金・年金・貯蓄が挙げられます。
老後生活費の計算について
老後の生活費の計算は一般的に退職前の生活費を基準に以下の様に算定されます。
夫婦健在の場合:退職前の生活費×0.7
夫か妻のみの場合:退職前の生活費×0.5
上記が月額として必要になってきます。これを年額(×12)に直し、退職時からの平均余命までの年数をかけることで老後に必要な生活費が算定できます。
不足金のまかないかた
必要な生活費が不足している場合、退職後にアルバイトをする、安全性の高い投資性商品に投資するなどの対策があります。
投資に関しては物価の変動のリスクもあるため、資金準備のアドバイスに際しては一般的に預貯金・信託・債券などの安全性の高い商品による運用をベースにする必要があります。
老後資金・例題
実際に例題を解いて問題に慣れていきましょう。
問題
問1
若い世代が老後資金を準備する際には、今後、公的年金の支給開始年齢が引き上げられるなど、制度が変わってしまう可能性があることや、将来の(①)によりお金の価値が下がってしまうリスク、すなわちインフレリスクなどについても考慮する必要がある。資金準備のアドバイスに際しては、一般に、預貯金、信託、債券などの(②)の高い商品による運用をベースとし、一部を投資信託などの収益性重視の商品を活用することが基本であると言われている。(2009年/9月)
1 ① 物価上昇 ② 安全性
2 ① 物価下落 ② 安全性
3 ① 物価下落 ② 流動性
解説(クリックで展開)
老後資金・まとめ
今回は老後資金について学習しました。
老後資金はインフレリスクと安全性の高い投資を行うことを念頭に置いておきましょう。
次回は社会保険について学習します。
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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