[色彩検定3級]一夜漬けで合格可能?短期間で合格するコツは?
色彩検定3級は合格率が75%を超える、簡単な資格と言われています。そう聞くと「一夜漬けでもいけるんじゃないか」と思う方も多いです。
しかし結論から言うと、色彩検定3級を一夜漬けで合格するのは難しいです。なぜなら初めて知る知識や聞きなれない言葉が多いうえ、暗記項目もあるからです。
こちらの記事では、色彩検定3級に一夜漬けで合格する難しさや、短期間で合格するコツを解説していきます。
色彩検定3級は一夜漬け・ノー勉で合格できる?
色彩検定3級は、一夜漬け・ノー勉強で合格するのは難しいです。合格している方はそれなりに勉強をしています。
ただもともと実務経験や、色彩に関する知識があれば、一夜漬けで合格できる可能性はあります。
ゼロ知識から一夜漬けはほぼ不可能
色彩検定3級は、ゼロ知識から一夜漬けでの合格はほぼ不可能です。色彩検定3級の勉強時間は一ヵ月程度と言われています。
筆者もデザイナーとしての実務経験者で色彩には自信がありましたが、一夜漬けでは厳しかったです。
試験慣れしていないこともあり、2級よりも3級の方が難しいと感じました。
なぜ一夜漬けがほぼ不可能か、筆者が思う難しいポイントは以下の通りです。
- 初めて知る知識が多い
- 聞きなれない単語が多い
- 暗記項目が多い
色彩検定3級では、初めて知る知識が多いです。そのため聞きなれない単語ばかり出てきます。
さらに試験範囲が広く、以下のことを学ぶ必要があります。
- 色のはたらき
- 光と色
- 色の表示
- 色彩心理
- 色彩調和
- 配色イメージ
- ファッション
- インテリア
- 慣用色名
色彩心理やファッションやインテリアなどの項目は、馴染みがあり勉強しやすい項目です。
ただ、光と色などでは眼の仕組みや光の性質など、色彩というより化学を学ぶような小難しい項目があります。
色の表示と慣用色名は、完全に暗記項目で日々積み重ねて覚えておいた方が良いです。
色彩調和は、色の表示の応用項目なので暗記できていることが前提になります。
実務経験や知識があれば可能性はある
色彩検定3級は、実務経験や色彩の知識があれば一夜漬けでも合格が可能です。色に関する知識が広ければ広いほど短期間で合格できます。
また感覚やセンスで色を扱っている方より、知識が豊富な方が有利です。筆者は実務経験5年以上のWebデザイナーで、ほぼ一夜漬けで合格しました。
色彩検定3級に一夜漬けで合格するために
色彩検定3級に一夜漬けで合格するのは難しくても、一夜漬けにこだわりたい方もいると思います。
どうしても一夜漬けで合格したいなら、以下のことを意識して勉強しましょう。
テキストは必須
色彩検定3級は、全て公式テキストからの出題になります。そのため公式テキストの理解が合格への近道です。
色彩検定3級に一夜漬けで挑む場合、全てを理解するのは難しいので、よく出る箇所を中心に勉強しましょう。過去問で、出題傾向を確認すると良いです。
また、テキストだけでは理解できない方は、YouTubeにテキストを解説している非公式の動画を活用してみましょう。筆者は解説動画を見ることで、テキストがすんなり理解できました。
特に良く出るポイントだけを解説している動画は、1時間ほどで全科目の要点が理解できるのでおすすめです。
暗記項目だけはスキマ時間に覚えておく
色彩検定3級には、重要な暗記項目があります。暗記ができていることが前提の応用問題も出されるので、確実に覚えておく必要があります。
時間が取れない方も、暗記項目だけはスマホのメモ帳にメモをすると良いです。移動中やお風呂に入っているスキマ時間などに暗記しましょう。
ちなみに重要な暗記項目は、「色の表示」です。前もってチェックしてみてください。
満点ではなく合格ラインを目指す
色彩検定3級に一夜漬けで合格したいのなら、満点ではなく合格ラインを目指しましょう。色彩検定3級の合格ラインは、満点の約70%とされています。
全て理解しようとせず、よく出題される箇所や、得意な部分を重点的に勉強すると良いです。苦手なところで行き詰まるなら、捨ててしまっても問題ありません。
科目の取捨選択をする
色彩検定3級に一夜漬けで合格したいなら、科目の取捨選択をしましょう。ここでは重要な科目と捨てて良い科目を紹介します。
色の表示は最優先で覚える
色の表示の項目は、非常に重要な項目です。まずは「色の3属性」をしっかり理解しましょう。色の3属性は色彩の基礎となる考え方なので、理解していないと後の科目がかなり難しくなります。
PCCSはしっかり暗記する
色の表示科目で出てくる「PCCS」「トーン区分図」は必ず暗記してください。出題される可能性がかなり高いです。暗記できているかいないかで、合格に大きく影響します。
一夜漬けで暗記する自信がない方は、前もって暗記に取り掛かりましょう。
慣用色名は捨てる
色彩検定3級では、「珊瑚色」「藍色」など色名を60個覚える項目があります。しかし出題されるのは毎回5~6問ほどで配点も高くありません。
慣用色名は時間がないのなら、捨ててしまっても問題がない項目です。
色彩検定3級で一夜漬けが無理と感じたら?
色彩検定3級で一夜漬けが無理だと感じたら、しっかりと計画を立てたり、通信講座を利用したりして合格を目指しましょう。
しっかりと計画を立てて勉強しよう
色彩検定3級に一夜漬けで合格するのが難しいと感じたら、しっかりと計画を立てて勉強しましょう。
まずは、公式テキストを一回読み、過去問に目を通してください。自信がある項目や苦手な科目が分かります。
それをもとにスケジュールを立てましょう。理想は一ヵ月前から少しづつでも勉強を始めることです。
独学が難しいと感じたら通信講座を使おう
勉強を続けていると、「独学で勉強してたけど限界」「サポートしてもらえる教材がほしい」と感じることも多いと思いです。独学が難しいと感じたら通信講座を活用しましょう。
キャリカレ
受講料(税込) | 39,100円~ |
受講期間 | 1年間 |
カリキュラム | ・1ヶ月目:色彩検定®3級 ・2ヶ月目:色彩検定®2級 ・3ヶ月目:カラーコーディネーター検定試験®スタンダードクラス ・4ヶ月目:カラーコーディネーター検定試験®アドバンスクラス |
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公式HP | キャリカレ |
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また、不合格時は全額返金、合格時は2講座目無料なので、合格でも不合格でもお得です。他の資格と同時にチャレンジしたいのであれば、キャリカレを活用しましょう!
色彩検定3級は一夜漬けで合格できるのかまとめ
色彩検定3級に一夜漬けで合格できるのか解説しました。
結論を言うと、一夜漬けで合格するのは難しいです。ただ知識があれば可能性はでてきます。
どうしても一夜漬けにこだわる方は、満点ではなく合格ラインを目指したり、科目の取捨選択をしてみたりしてください。
新潟県のWeb制作会社にチーフデザイナー兼アートディレクターとして3年半勤務後に上京。ECサイトやライブ配信サービスの運営、アプリのUI設計やLP制作などさまざまなWeb制作に関わる。現在は新潟に戻りフリーランスとして活動。色彩検定の受験を機に資格を取る楽しさに目覚める。逆境は漫画の名言で乗り越えるくらい漫画が好き。
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