[中小企業診断士試験]スタディングの講義を徹底レビュー!今注目のオンライン講座!!
中小企業診断士は経営に関する唯一の国家資格であり最近よく注目されている資格になります。
しかしテキストを手に取ってみるとお分かりいただけると思いますが範囲が非常に広く、必要な知識量も膨大になってくるため独学は難しく、中にはスクールや通信講座を利用しようと考える方も多いかなと思います。
筆者も1年目は独学で挑戦しましたが、2科目だけの合格しかできなかったので次年度は通信講座に頼ることにしました。
その中でも特にお世話になったのがスタディングで、魅力的なポイントや受講して良かったと思えるポイントがいくつもあったので紹介させて頂こうと思います!
スタディングの中小企業診断士講座の概要
最初に、スタディングの中小企業診断士講座について、大まかな概要を紹介していこうと思います。
講座一覧 | |
ミニマムコース | 1次基礎講座・・・58回 実践フォローアップ講座・・・49回 2次基礎講座・・・48回 |
スタンダードコース | 合格戦略講座・・・9回 1次基礎講座・・・58回 実践フォローアップ講座・・・49回 2次基礎講座・・・48回 スマート問題集・・・58回 過去問セレクト講座・・・56回 1次試験年度別過去問題集・・・過去2年分 |
コンプリートコース | 合格戦略講座・・・9回 1次基礎講座・・・58回 実践フォローアップ講座・・・49回 2次基礎講座・・・48回 スマート問題集・・・58回 過去問セレクト講座・・・56回 1次試験年度別過去問題集・・・過去2年分 直前対策講座・・・7回 合格模試・・・7回 学習Q&Aチケット |
受講形式 | |
全てオンライン | |
サポート・特典 | |
学習Q&Aサービス 格安更新版 合格お祝い金制度 冊子版オプション |
講義動画・授業内容
スタディングの講義動画は1次で58回+フォローアップで49回、2次で48回と回数だけ見ると非常に回数が多く大変そうに見えます。
しかし1回1回の講義は5分前後の小さなレッスンが数回集まっただけで1時間弱で学習できてしまいます。
具体的な講義内容
肝心な動画内容として、基礎となる講義動画では学習ロードマップと呼ばれる樹をもとに解説していきます。
中小企業診断士の場合多くの単語が出てきて、似たような概念も多いのでごっちゃになってしまうことが考えられます。
しかしこのように枝状に分けて解説していくことで間違った解釈をせずに正しく覚えていくことができるので学習の途中でわからなくなってしまう可能性が非常に少なくなります。
また、この基礎講座の後にはフォローアップと呼ばれる講座もあり、出題傾向が多いものや特に踏み込んで解説する必要があると思われる論点について別途解説されます。
こちらは板書形式になっており、場合によっては図や表も多用して解説しています。
本番で問われた過去問をいくつか用いながら選択肢を見ていきなぜ違うか、合っているかと言った解説もされるので実践に即した力がついていきます!
YouTubeなどに講義動画は上がっていませんが、誰でも無料登録でいくつかサンプルを見ることができるので気になる方は是非試してみてください。
音声のみのダウンロードも可能
スタディングの講義音声に関してはダウンロードしてmp3形式で持ち歩くことも可能です(動画は不可能)。
同時に冊子もダウンロード可能となっているので、オンライン環境で利用できない場合はあらかじめダウンロードしておいた冊子と音声を使いながら隙間時間を活用しつつ学習を進めていくのが良いでしょう。
講師の綾部貴淑先生について
中小企業診断士の講座を担当される綾部貴淑先生についても気になる方はいらっしゃるかなと思います。
この方の概略だけ紹介させていただくと東京工業大学の情報科学科を卒業されたのちに外資系のソフトウェア企業を経て導入コンサルティングの仕事を経験、その傍らに人の能力を最大限に引き出す学習方法を研究され、ご自身で試して中小企業診断士にストレート合格を果たされています。
引用元:http://www.leaders-style.com/detail_228394.html
そして2008年よりSTUDYing講座を事業とするKIYOラーニングを立ち上げ学習方法の革新に力を注いでいらっしゃいます。
テキスト・教材
次にテキストや教材についても紹介させていただきます。
と言っても冒頭でも触れているようにスタディングの場合送付される教材などはなく、すべてがオンライン上で完結しています。
講義を受けながらそのweb上でテキストを閲覧したり、ダウンロードして印刷したりして使う形式になります。
内容としてもしっかりと作りこまれておりフルカラーで図表も載っているので市販の売れ行きの良いテキストと比較しても遜色ないですね!
問題集
問題集に関しても1問1答形式のものと本番モードがあり、1問1答形式では1問答えるごとにその場で正誤がわかる練習モードになっており、本番モードでは数問解いて最後に正答率が表示される臨場感あふれるモードになります。
いずれにしてもしっかりと間違えた問題をシステム側で記憶してくれているので、2回目3回目と復習するときは間違えた問題だけを学習できるので効率が良いですね!
STUDYingならではの魅力
先にさらっとスタディングの概要について触れてみました。ただスタディングの魅力はこれだけではありません。
他のスクールにまねできないオリジナルのシステムや工夫もいくつもされているので紹介させてください。
全てのコンテンツがオンラインで学習可能
スタディングの一つ目の魅力としては動画はもちろんのこと、テキストも問題集も全てがオンラインで学習可能で、PC、スマホ、タブレットのいずれかがあれば利用可能となっています。
そのため家で、通勤・通学中、仕事や授業の休憩時間等さまざまな局面で隙間時間を見つけて学習が可能です。
講義の特徴のところでも述べた通り1回1回の講義は5分前後の物が細切れに用意されており、いかにも忙しい人、まとまった時間が取れない人向けですね!
モチベーションを維持させる勉強仲間機能&学習進捗グラフ
学習をする際、特に通信講座だと孤独な作業になりがちでモチベーションが続きにくいといったデメリットがあります。
しかしスタディングでは毎日の勉強時間がグラフで可視化され、加えて他の学習者の勉強時間も見えるため危機感を覚え「やらなきゃ」と言った気にさせてくれます。
こういった粋な計らいは他の通信講座でもやっておらず、特に筆者の様にマイペースな人にはあると嬉しいシステムですね!
独自のメモノート機能
もう一つスタディングで画期的なのがメモノート機能です。
大抵のスクールでは通学の場合自分のノートを持ち込んで講義を聴きながら書き込んでいくというスタイルが多いかなと思いますが、通信講座だとなかなかそれがしづらいです。
そこでWeb上でもノートを残せる機能を備えており、講義を聞いて気づいた点を即座に残せるようになっています。
表やマーキング、文字色の編集やリスト形式の記述などもできるので非常に便利です!
何よりお手軽な受講価格
上記で説明した内容も非常に魅力的ですが、何より魅力なのは受講価格です。
他のスクールでは十数万円するのがデフォルトですがスタディングの場合はその相場の半額以下の5~6万円で受講することができます。
更に各種割引もあるのでコスパの面では最高ですね!
スタディングの割引制度
当サイトの看板娘からも要望があった通り、スタディングの割引制度についてもさらに深堀して紹介していこうと思います。
スキルアップ割引
過去にスタディングの別の講座を受講されていた経験がある場合、割引が適応されます。
また、以前に利用経験がない場合でも今回中小企業診断士講座を受講することで、今後別の講義を受講しようとした場合も同様に受講割引が効きます。
合格お祝い金制度
こちらは受講時ではなく無事合格してからの話になりますが、合格お祝い金制度と呼ばれており対象コース試験に合格することで現金がキャッシュバックされる制度になります。
対象コースはミニマム/スタンダード/コンプリートコースとなっており要するに全てのコースで適応されますが、お祝い金の額が10,000円と結構大きな額になっています。
お祝い金を受取には
- 対象コースを受講
- 2次試験(口述含む)まで合格
- アンケートに答える
- 合格の連絡をする
と言った条件はありますが、額が額だけにしっかりと受け取りたいですね!
教育給付訓練制度が受けられる
全てのコースではありませんが、スタンダードコースでは教育訓練給付制度を利用できます。
教育訓練給付制度は厚生労働省から認定された講座に対して受講者に一定金額が補助される制度になり、最大で20%の受講料を負担してもらうことができます。
この講座に認定されるには一定水準をクリアしなければならず、なかなか認定されることはないのでそういった観点からもクオリティが高いことが保証されます。
話は少しずれてしまいましたが、こちらは受給するにはある程度条件があるので厚生労働省のページより各自確認してみてください。
いずれもそれなりに条件はありますが、割引額も大きいので活用できるものはフル活用しましょう!
スタディングと他スクールの比較
今回はスタディングの中小企業診断士講座にポイントを当てて解説していますが、他にも診断士試験を取り扱う講座はたくさんあります。
それぞれの価格や特徴などを見やすい一覧表にまとめたので見比べてみてください。
診断士ゼミナール | |
価格(税込) | 59,780円 |
特徴 | ・受講料が安い ・質問回数無制限 ・3年間受講可能 |
受講申込先 | |
スタディング | |
価格(税込) | 53,790円 |
特徴 | ・全講座中最安値 ・教材はWeb上で完結 |
受講申込先 | |
資格の大原 | |
価格(税込) | 254,600円 |
特徴 | ・サポート制度が徹底 ・受講形式が通信、通学、DVD等柔軟に選べる |
資料請求先 | |
LEC東京リーガルマインド | |
価格(税込) | 242,000円~ |
特徴 | ・2次試験対策が徹底している ・学習ポイントを絞っているので効率的 |
資料請求先 | |
フォーサイト | |
価格(税込) | 67,980円 |
特徴 | ・教材のクオリティが高い ・低価格でコスパが良い |
受講申込先 | |
ユーキャン | |
価格(税込) | 98,000円 |
特徴 | ・受講期間が長い ・通信講座とは思えない手厚いサポート |
資料請求先 | |
クレアール | |
価格(税込) | 70,000円~ |
特徴 | ・多数割引きで安く受けられる ・非常識合格法と呼ばれる他には無い勉強方法がある ・電話での質問対応やコース選択の相談など、サポート制度が充実 |
資料請求先 |
筆者の方でも実は他にも受講しているスクールがあり比較や選び方についても書いているので、気になる方は以下の記事をご覧になってください!
スタディングの中小企業診断士講座の口コミ
ここまでは筆者が実際に受講して感じた良い点などをまとめてきましたが、それ以外の受講者の意見も欲しい!と言う方は多いかなと思います。
ここで、別の方の口コミや評判も合わせてみてみましょう。
口コミ内容はSTUDYingの合格者の声のページから引用させていただいております。
スタディングを活用して無事ストレート合格を果たす事ができました。
中小企業診断士資格を取得すると決めたのは昨年の8月。
ちなみに私は診断士の科目にまつわる様な経験や知識など一切なく、全てゼロからのスタートでした。
始めに大まかに一次試験までの勉強計画を立て、さらに細かく区切った月次計画を立てて、とりあえず始めてみました。
それまで勉強する習慣が無かったので始めは1時間も机に向かっていると疲れてしまうような状況でしたが、綾部さんが「3週間やれば習慣になる」とおっしゃってた言葉を信じてとにかく毎日少しずつでも「やめないこと」を大事に勉強を進めてきました。
また、夜に勉強していたのを朝にするなど、やりながらおや?と思った時は積極的にやり方を変えて自分に合った方法を見つけて行きました。
結果的に新しいことを覚えるなど大事な事は朝少し早起きして集中して取り組み、日中の空いた時間で復習をするというのが私にとってのペースとなりました。
この復習をする際にスタディングは非常に便利でした。歩いている時などは音声講座を聞き流し、スマホやPCが触れる時はマイノート機能で自分で作った暗記ノートや問題集をやっていました。
どんな状況でもすぐに勉強を始められるのでとても効率的に学習が進み、結果的に最後まで完走する事ができました。
中小企業診断士は範囲が広く難関資格であるにも関わらず1年の計画で無事にストレート合格を果たされています。
隙間時間の利用も大事ですが、しっかりとした計画作りも大事で、そういった内容も教えてもらえるのは大きなメリットですね!
スタディングには通勤講座時代からお世話になりました。
最近、さまざまな機能が追加されましたが、やっぱりベースとなっているビデオ講座とスマート問題集と過去問セレクトが役に立ちました。
これらを繰り返し活用して知識として定着させることを心がけました。
初回はハードルが高く感じましたが、繰り返し行うことで馴染みのある言葉に変えることが重要だと感じました。
これから勉強される方は、焦らずに自分のペースで繰り返し行うことで試験突破を目指してください。
スタディングのシステムは繰り返し学習に非常に向いているといえます。
慣れないうちは少し戸惑うこともあるかなと思いますが、数回使ううちに習慣化され暇さえあればアプリを開いていつの間にか勉強している・・・と言った習慣づけも可能で合格がいっそう近くなります!
勉強時間の確保と切り分けを大事にしていました。
平日は、朝5時半から6時半までは前日の復習、問題のやり直しに充てました。
通勤時間はスタディングを使って、苦手分野を耳で学習をしました。
夜は大体一時間ぐらい確保して、テキストや問題集を進めていました。
寝る前は、スタディングを使って耳で講座を聞きながら眠りにつくようにしていました。
休日は、図書館でテキストや問題集を進めていました。
スタディングの講座は1つの教材で実に多様な使い方を実現可能です。
音声だけダウンロードして寝る前に聞くこともできれば図書館などで落ち着いて利用することも通勤通学時に利用することもできるので多くの人が満足して利用できる環境を構築できることは間違いないでしょう!
資格のこもり部様の方でもさらに詳細にSTUDYingの口コミについてまとめられていました。
こちらもあわせてご覧ください!
スタディングでの中小企業診断士講座に向いている人
ここまでスタディングの講座について紹介してきましたが、それでも決めかねている方も多いかなと思います。
特にどんな人が向いているかを紹介するので、自分があっているかどうかを判断の軸として決めて頂ければと思います。
まとまった勉強時間を確保できない方
中小企業診断士は合格するまでに1,000時間以上かかるとも言われており勉強時間は多く確保しておきたい試験になります。
しかしサラリーマンの方は特になかなか勉強時間を確保できず、そのために合格できないといった声もよく聞きます。
しかしスタディングの場合は細切れの隙間時間でも勉強できるようにすべてディジタル化され、講義時間自体も短くされているので忙しい方にも向いているといえます。
特に通学講座などの場合は通うだけで往復数十分ほどかかってしまうと勿体ないため、それらの時間を省けるといった点でもおすすめです!
モチベーションの維持に自信がない方
通信講座の場合モチベーションが持ちにくいのがネックになりますが、先ほど書いたように他の人の学習進捗率も可視化されており、合格できた場合に祝い金があるなどモチベーション維持の点でも非常に嬉しいシステムや制度をいくつも搭載しております。
最後まで勉強しきることができれば意外と本番で点数が取れることもあるので諦めないで学習することが大事で、それを実現させてくれるスタディングは非常に助かりますね。
費用を抑えたい方
費用の面でも他のスクールよりもかなり安くなっておりリーズナブルです。
また、スタディングでは万が一の場合に延長受講をしようとすると破格での受講が可能で、そもそも2ヵ年受講することを前提とされたコースもあるので低価格でより確実に受講したいという方もおすすめです!
まとめ
今回はスタディングの中小企業診断士講座について紹介させていただきました。
あらためて評価を一覧にまとめると以下の様になります。
項目 | 評価 | 星 |
教材 | 優 | ★★★★☆ |
講義 | 秀 | ★★★★★ |
価格 | 秀 | ★★★★★ |
サポート | 良 | ★★★☆☆ |
信頼性 | 秀 | ★★★★★ |
講義に関して、学習マップを利用しながら解説を進めていくスタイルは他になく差別化されており、実際これを利用しながら勉強していた身としても整理されておりインプットがスムーズに行われて良い形式だなと感じました。
教材自体も使いやすく分かりやすかったのですが、教材の方は他とスクールやテキストと比較してそこまで差別化されていなかったので★4とさせていただきました。
価格に関しては他よりも群を抜いて安く、それでいてクオリティが劣るわけでもないので最高の評価です。
サポートに関しては質問する場合チケットを別途購入しないといけないため少し利便性が低いですが、その分他の方の進捗が見れたりメモが使えたりと便利なシステムもあるのでイーブンですね!
最後に信頼性においては教育訓練給付制度に認定されていることからも一定水準をクリアしていることがわかるので文句なしです!
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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