[日商簿記3級]簿記とは?貸借対照表や損益計算書を作るには
簿記を学ぶにおいて、まずは簿記の基本ルールを知る必要があります。
また、最終的な目標として何がしたいのか、どうしたいのかを頭に入れておくと簿記を学習するモチベーションも続きやすくなります。
簿記って何?
簿記は簡単に言ってしまえば、お金や資産の出入りを記録することです。
会社やお店を経営する場合、決められた期間で会社やお店がいくら稼いでいるか、財産がその時点でいくらあるのか等を明確にする必要があります。
そこで物を買ったり売ったり、または貸し借りしたり、寄付したりとお金の動きがあった場合は、その都度お金の動きを詳細に記録しておく必要があります。
この記録する手段を簿記と呼び、簿記によって決められた期間での稼ぎや財産を計算することが可能となります。
簿記の目的は?
簿記によって計算した稼ぎや財産などは最終的に2つの表にして分かりやすくまとめます。
この表をそれぞれ損益計算書(Profit and Loss Statement)と貸借対照表(Balance Sheet)と呼びます。
稼ぎの状況を明らかにしたのが損益計算書、現金や預金、固定資産などがいくら分あるのかを明確にしたものが貸借対照表となります。
損益計算書
費用 | 収益 |
(利益) |
まずは損益計算書について見てみます。
物を売って得られたお金が収益、お金を得るために出て行ったものが費用になり、その差額が利益となります。
貸借対照表
資産 | 負債 |
資本 |
次に貸借対照表です。
お店自体や商品など、価値のある物や将来的に価値を生み出す物を資産と呼び、後々払わないといけないお金やマイナスの資産を負債と呼びます。
また、後々勉強しますが、資産=負債+資本となることも覚えておくと良いでしょう。
簿記とは?・まとめ
今回はそもそも簿記とは何か?その目的は何なのか?という事を説明しました。
次回は実際に仕訳をどう切るか見てみましょう。
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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