[日商簿記検定試験]試験時間は?途中退出や遅刻は許される?
簿記検定試験は3級及び2級が120分、1級に関しては180分(途中休憩あり)の長丁場の試験です。
試験時間についてもさることながら、
といったように、遅刻や途中退室についても気になる方が多いのではないでしょうか。
今回は簿記試験における試験時間や遅刻、途中退室の可否について解説していこうと思います。
簿記試験の試験時間
まずは簿記試験の開始時間や試験時間を確認しておきましょう。
3級
まず日商簿記3級です。
日商簿記3級はペーパーテストの場合、9:00~11:00の2時間が試験時間です。
CBTで受験する場合は制限時間が60分となり問題数も5問→3問となります。
2級
日商簿記2級ですが、ペーパーテストの場合は13:30~15:30の2時間となります。
CBTの場合、簿記2級の試験時間は90分になります。
1級
日商簿記1級は9:00~10:30までが商業簿記・会計学で、10:45~12:15が工業簿記・原価計算となっています。
間に15分の休憩を挟みます。
簿記1級ではCBTが行われておらず、6月と11月の年2回のみのチャンスという事もあわせて押さえておきましょう。
遅刻や途中退室について
次に、多くの方が気になる遅刻についても確認しておきましょう。
遅刻は原則NG
まず、簿記試験に遅刻した場合ですが、
試験会場への来場は時間厳守としてください。
引用元:https://www.kentei.ne.jp/report
ともあるように、原則遅刻厳禁で1分でも遅れたら受験できない可能性があります。
しかし原則と書いているように、試験会場によっては多少の遅刻が許されたという声もあります。
ただしその言葉を鵜呑みにして遅刻して受験できなければ今までの勉強が水の泡なので、遅れないことが大前提です。
途中退出はOK
途中退出については開始30分後から終了10分前まで可能なところが多いようです。
ただし途中退出も試験会場によってはNGだったり、退出可能な時間が異なることがあります。
気になる方はあらかじめ、試験会場に問い合わせておきましょう。
一時退室は認められる?
多くの試験では試験中に手を挙げて試験官を呼べば一時退室が認められます。
しかし簿記に関しては一時退室は認められず、一度退出してしまうと試験会場に再入場できない可能性が高いです。
過去の事例としても2017年11月に裁判になっているので、トイレなどは事前に済ませて一時退室しないで済むようにしましょう。
簿記試験の試験時間まとめ
今回は簿記試験の試験時間や遅刻・途中退室の可否について解説しました。
簿記試験の場合は遅刻や一時退室に厳しいので、極力しない事が理想と言えます。
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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