[日商簿記検定試験]合格発表日や合格証書が届くのはいつ?失くしたときはどうする?
日商簿記の試験が無事に終わったら気になるのは合格発表日や合格証書が届くタイミングではないでしょうか?
試験が終わってからも結果が出たり、合格証書が手元に届くまでは不安で仕方ありませんよね?
そんな方に向けて、今回は試験後の日程や合格証書が届くタイミング、さらには失くしてしまった場合どうなるのかについても紹介していきます。
簿記試験の合格発表日は?
まず、簿記検定試験の合格発表日を確認してみましょう。
2級・3級はおよそ2週間後
2級と3級に関しては、試験日のおよそ2週間後となっています。
札幌商工会議所の場合
2級・3級の日程 | 第156回 | 第157回 |
試験日 | 2020年11月15日 | 2021年2月28日 |
合格発表日 | 2020年12月7日 | 2021年3月19日 |
といった具合です。
簿記3級と簿記2級は絶対評価で配点も決まっているため、比較的早く結果が出ることが伺えます。
1級は7週間後
1級の場合は試験日からおよそ7週間後となっています。
札幌商工会議所の場合の日程は以下のようになっています。
1級の日程 | 第156回 | 第157回 |
試験日 | 2020年11月15日 | 2021年2月28日 |
合格発表日 | 2021年1月12日 | 2021年4月23日 |
簿記1級は簿記2級・3級と比較して相対評価とされていることもあり、結果が出るまでに少し時間がかかりますね。
CBTはその場で即時判定
2021年から実施されているCBTで受験した場合、試験結果は即時判定となります。
自己採点をする必要もなくその場で合否が分かるので嬉しいですね!
結果発表 即時判定。
試験終了後にスコアレポートが配布されます。
合格者のみ、スコアレポート内のQRコードからデジタル合格証が取得できます。
※デジタル合格証は1~2時間経過後にマイページの申込・受験履歴内からも出力可能です。
引用元:https://cbt-s.com/examinee/examination/jcci.html
簿記のCBT受験に関しては以下の記事にまとめています。
合格証書について
次に、簿記の合格証書についても確認してみましょう。
合格証書の記載事項
合格証書は上記のように、賞状のような形で施行している商工会議所から送られてきます。
内容としては
- 合格番号
- 級
- 氏名・生年月日
- 合格日
- 日本商工会議所の会長の名前
- 施行(受験した)商工会議所
となります。
また、ここに記載されている合格日が履歴書に書く合格日になります。
履歴書を書く際に取得日を迷ったらこの日を参考にしましょう。
発送は合格発表日の2週間後くらいから
簿記の合格証書は、合格発表日の2週間後くらいから発送されます。
万が一届かない、という場合、合格証書未着問い合わせ期間が設けられていると思うので受験した商工会議所に問い合わせてみましょう。
合格証書を発送しない商工会議所も
商工会議所によっては合格証書は郵送で送らない、という場所もあり、窓口でのみ合格証書を渡している場合があります。
その場合は商工会議所まで足を運んで発行しなければいけません。
例えば札幌商工会議所はこの形式を採用しており、受験票と交換での発行となっています。期間内に取りにいかなければ一生貰えなくなってしまうので注意が必要ですね。
基本的に受験票は合格発表の時に合否確認するために必要ですが、上記の通り商工会議所によっては合格証書発行にも使います。受験票は無くさないよう、大切に保管しましょう。
試験日を除くと土日は商工会議所が休みの可能性もあります。
土日しか休みがなく、平日取りにいけない・・・という方は、別途申請手数料がかかりますが郵送サービスの利用も検討してみて良いかもしれません。
合格証書の再発行は不可能
合格証書の再発行は不可能となっています。
失くしてしまうと合格番号や合格日が分からなくなってしまうので、絶対に無くさないようにしましょう。
合格証書が届かない、という場合も先方に過失があっても合格証書交付期間・未着問い合わせ期間を過ぎてしまうと取得できません。
このことからも、日程をしっかりと確認し、取得漏れがないように注意しましょう。
CBTの場合はデジタル版ですぐに入手できる
CBTで受験した場合、合格者はQRコードからすぐにデジタル版の合格証書を取得できます。
こちらは何度でも取得できるので、ご安心ください。
合格証明書について
合格証書とは別に、合格証明書と呼ばれる資料もあります。
いつも何度でも発行可能
合格証明書は合格を証明するもので、何度でも発行可能です。
合格証明書は受験した商工会議所以外での発行も可能なので、引っ越しや転勤で住所が変わっても問題ありません。
合格証書は1度失くしてしまうとOUTでしたが、合格証明書は無くしたり合格証書を受け取れなかった場合でも問題なく発行可能です。なので、客観的に資格を持っている!と証明できるため安心してください。
後述する本人確認の書類があれば発行できますが、発行には1~2週間程かかる場合もあります。
合格証明書が必要だと予測される場合、早めの内に発行申請しておきましょう。
また発行の方法についても、各商工会議所毎に異なる可能性があります。
事前に、最寄りの商工会議所に確認しましょう。
学校や会社にはこっちを提出しよう
合格証書は再発行ができないので提出してしまうと帰ってきません。
何度でも発行・提出ができる合格証明書を提出するようにしましょう。
税理士受験にも必要
税理士試験には受験資格がありますが、簿記1級の合格が受験資格の1つとなっています。
税理士受験にも簿記1級の合格証明書が必要で、受験申込の際に提出する必要があります。
国税庁の公式ホームページにも”日本商工会議所発行の合格証明書(合格証書は不可)”と書かれているので、合格証書ではなく合格証明書を送るように注意しましょう。
先ほども触れた通り、合格証明証は発行に時間がかかります。税理士試験の受験申込締切直前になって届かず申し込めなかった・・・という状況を避けるためにも、早めに申請しておきましょう。
発行に必要な物は?
合格証明書の発行に必要なものですが、以下の物を提示する必要があります。
- 検定名・級
- 受験年・受験地(商工会議所)
- 氏名(受験時のもの)
- 生年月日
また、以下の物も持っていく必要があります。
- 運転免許証など、本人であることを証明できるもの(結婚等で、氏名変更の場合は、戸籍抄本等もあわせて必要になります)
- 発行手数料(各地商工会議所で異なります。最寄りの商工会議所へご確認ください)
発行手数料については一律ではないので余分に持っていくと良いでしょう。
商工会議所によっては合格証明書の発行前に問い合わせが必要な場合があります。
電話でのみの受付で詳細に内容を伝えないといけない場合もあるので、あらためて事前確認は大事ですね。
簿記の合格発表日や合格証書まとめ
今回は簿記検定試験の合格発表日や、合格証書の発送日、書類の扱いについて紹介しました。
合格証書を失くしてしまうと再発行ができないので注意しましょう。一方で、合格証明書は何度でも発行できます。
最寄りの商工会議所で問題ないので、事前に必要な費用などを確認したうえで申請しましょう。
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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