[日商簿記検定試験]3級2級共通!必要な持ち物は?電卓以外にもたくさん!!
簿記試験当日になって
と言ったトラブルに見舞われる方が毎回いらっしゃいます。
せっかく勉強したのに、試験当日に重要な物を忘れて試験できなかったり、逆に持ち込んではいけない物を持って行って不正行為になってしまってはもったいないですよね。
そこで今回は簿記試験に必要な持ち物やあったほうが良いものを紹介していきます。
簿記試験に必須の持ち物
まず、簿記試験に必要な物を紹介します。
持っていないと受験できなかったり、不利になってしまったりするので事前に準備しておくよう注意しましょう。
受験票
まず、受験票は絶対に必要と言えるでしょう。
万が一忘れてしまっても身分証明書を用意すれば受験できることはありますが、試験前に手続きをしなければいけないので面倒です。
もし試験前になったのに受験票が届かない。と言う場合は以下の記事も確認してみてください。
また、CBTの場合は受験票が発送されません。確認メールに試験日程や会場の案内が書かれているので、そちらを参考にしましょう。
身分証明書
万が一受験票を忘れてしまった際の身分証明書も用意しておきましょう。
主に
- 運転免許証
- パスポート
- 学生証
- 社員証
- 住民基本台帳カード
等の氏名・生年月日・顔が確認できるものです。
筆記用具
簿記試験では黒の鉛筆(またはシャープペンシル)と消しゴムのみが持ち込み可能です。
これら以外の筆記用具(ボールペンや定規など)は使用できないので注意しましょう。
また、持ち込む鉛筆の本数や消しゴムの数に限りはありません。
途中でえんぴつが折れてしまったり、消しゴムを落としてしまったりすると試験にならないので、複数用意しておくのが良いでしょう。
電卓(そろばんも可)
簿記試験では電卓があることが前提で桁の大きな計算問題が出題されます。したがって、電卓を忘れると詰みます。
複数桁同士の掛け算や割り算も多く、筆算で1つ1つ問題を解いていくとよっぽど計算が得意でない限り時間がかかりますし、計算ミスのリスクもあります。
電卓は必要不可欠なので、あらかじめ用意しておいてください。
ただ、電卓の中でも辞書機能を備えたものや高度の計算機能を備えた電卓はNGとされています。そちらも注意したうえで選ぶようにしましょう。
以下の記事では簿記試験におすすめの電卓を紹介しているので、あわせてご覧ください。
マスク
このご時世なのでマスクも必要となっています。
場合によっては受験を断られる可能性もあるので、絶対に忘れないようにしましょう。
簿記試験にあると良い物
次に必須ではないですが、あると良い物を紹介します。
時計
試験会場に時計があることはほとんどだと思いますが、稀に時計が置いていなかったり座った場所から時計が見えにくかったりと言った場合も考えられます。
試験中に時計が見えず時間が分からないと不安ですよね?
時間配分が分からず試験に集中できないと結果もついてこないので、腕時計を持ち込んで常にチェックできるようにしておきましょう。
試験勉強に用いたテキスト・問題集
試験開始前のちょっとした時間に最終確認をするためのテキストや問題集を持っていきましょう。
今まで自分が用いたテキストで、最後の最後まで粘って勉強しておくと、直前でやったことが試験に出て得点源にできた、ギリギリ合格できたと言ったパターンはザラにあります。
また、これだけ勉強したんだ!と言ったお守り代わりにもなり、精神的にも安心するので忘れずに用意しましょう。
ポケットティッシュ
筆者のように鼻炎持ちの場合特にそうですが、ポケットティッシュも持っていくと良いでしょう。
ただし試験官に確認する必要があり、周りの包装は持ち込めません。
その点は注意しておくと良いでしょう。
財布
試験場に向かうための交通費や、飲み物を買うためにある程度お金も持っていくと良いでしょう。
試験中に何かトラブルがあって急に物が必要になることもあります。
あまり大金を持ち歩く必要はありませんが、数千円程予備として持っておきましょう。
上履き・防寒着など
筆者の場合そうでしたが、試験会場によってはスリッパや上履きを持参するように指定されたことがあります。
また、寒い時期では空調設備が上手く動いておらず寒い可能性もあります。試験に集中するためにも、冷え性の方は防寒着などを用意しておきましょう。
簿記試験に持ち込めない物
次に試験に持ち込めない物です。
スマホ(電源OFF)
スマホは試験中、電源OFFにしておくことを心がけましょう。
万が一アラームや着信音がなってしまうと不正行為として退出させられるリスクが高いです。
もし不安な方は試験会場にそもそもスマホを持ち込まず、家に置いておくのも良いかもしれませんね。
鉛筆・消しゴム以外の筆記用具
先程、持ちこむべき物のリストとして鉛筆と消しゴムを紹介しました。
一方で、それ以外の筆記用具は一切持ち込めません。また、メモ用紙や計算用紙も配布されるため、こちらで用意して持ち込むことはできません。
気付かずに持ち込んでしまうと不正行為とみなされる可能性があるので、持ち込まないようにしましょう。
また、CBTの場合は鉛筆・消しゴムも持ち込み不可で試験場で貸与されます。
CBTの場合に筆記用具を持ち込んでも不正行為となり退出させられるリスクがあるので注意しましょう。
簿記試験後に持ち帰るもの
最後に、試験を受けた後に持ち帰るべきものを紹介して終わりにします。
自己採点用の問題用紙
簿記試験では問題用紙を持ち帰ることができます。
自己採点をする際に、自分がどのように答えたのか思い出せないと正しく自己採点できないので、問題用紙は持ち帰るようにしましょう。
2021年度より実施されているCBT試験では問題用紙は配布されません。ただしCBTの場合、試験が終わった時点で結果が分かるのであまり問題はないですね。
各種ゴミ
当たり前ですが、試験を受ける際に持ち込んだもののごみ(昼食の容器や使用済みティッシュなど)は持ち帰るようにしましょう。
筆者が学生だった頃、教室が試験会場になったことがありました。その際、受験者のマナーが悪くお弁当のごみやティッシュのごみがゴミ箱からあふれていたり、試験部屋の隅に落ちていたりで、試験監督だった先生がキレていたことがあります。
試験のためにせっかく教室を明け渡しているのに、そのような態度が続いてしまうと将来の受験生が使えなくなることもあります。
人として最低限のマナーを守って、来た時よりも美しくを目指しましょう。
簿記試験の持ち物まとめ
今回は簿記試験に必要な持ち物についてまとめました。
持ち物を忘れると試験を受けなかったり、逆に余計な物を持ち込んでしまうと不正行為として扱われて採点されなかったりといったリスクがあるので、今一度確認してみてください。
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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