[ITパスポート試験]舐めてて不合格!?何回も落ちるとやばい?受かる気がしない時の対策!
ITパスポートは比較的簡単な資格ですが、範囲が広く舐めてかかると痛い目にあいます。
筆者の周りでも以下のような声がよく聞かれます。
ITパスポートはしっかり対策すれば落ちることは少ないです。
今回はITパスポートを何回受験しても不合格の方に、再受験に向けた対策方法を紹介していこうと思います。
本記事のまとめ!
- ITパスポートの合格率は50%前後なので、毎回半数は落ちる
- 何度も落ちてしまう場合は勉強方法の見直しが大事!
- 独学が難しいと感じたら、通信講座も活用しよう!
どれくらいの人がITパスポートに落ちる?
まず、毎年どれくらいの方がITパスポート試験不合格になっているか確認してみましょう。
毎年の受験者数は10万人超え
ITパスポートの受験者は例年10万人を超えます。例えば令和元年度であれば上期が52,924名、下期が64,999名で合計117,923名でした。
過去数年の受験者数は以下の通りです。
- 令和4年度:211,318名
- 令和3年度:244,254名
- 令和2年度:146,971名
- 令和元年度:117,923名
- 平成30年度:107,172名
この数値からも、ここ数年の受験者数は増加傾向です。
ITパスポートの合格率推移も見てみよう
ITパスポートの合格率は以下のようになっています。
- 令和4年度:52.6%
- 令和3年度:52.7%
- 令和2年度:58.8%
- 令和元年度:54.3%
- 平成30年度:51.7%
直近5年間の合格率は5割を超えています。したがって、約半数の方が合格する試験です。しかし逆に約半数の方は不合格になっています。
毎年5万人~10万人はITパスポート試験に落ちるから、1回不合格くらいはやばくない!
上記の統計資料からもわかる通り、毎年10万人~20万人がITパスポートを受験しておりその半分弱が不合格になっています。
ITパスポートは巷では簡単と言われている試験ですが、相当数の方が落ちていています。「簡単」と答える方の中には生存者バイアスがかかっていることも忘れてはいけません。
ITパスポートに落ちる人の特徴
具体的にITパスポートに落ちる人の特徴を確認しましょう。大きく分けて次の3パターンが考えられます。
ITパスポート試験を完全に舐めていた
ITパスポートは難易度の観点からもかなり簡単な資格と言われています。
ネットやSNSを見ても「難しかった」という意見より「簡単だった」という意見の方がよく見られます。
その意見を真に受けて以下のように舐めてかかるとまず落ちます。
確かにITパスポートは簡単ですが、それは他の資格と比較しての話です。IT未経験者からして見ると未知の言葉が羅列しています。
ITパスポートは未経験者が一夜漬け・ノー勉で合格できる程甘くありません。
試験に対するモチベーションが続かなかった
ITパスポート試験に申し込んだものの、最後までやる気が続かず成績が伸びなかったため落ちるケースも考えられます。
特に学校や職場から取っておけと強制された場合この傾向になる人は多いです。
将来を見越して自主的に勉強するならまだしも、興味もない資格を強制的に受けさせられるとなかなか合格できません。
ITパスポートが自分に不要と思った場合、思い切って受験を断るのも選択肢の一つです。
苦手分野を潰せていなかった
ITパスポートには分野ごとに足切りがあります。
具体的にはテクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系のいずれかで3割以下を取ってしまうとその時点でOUTです。
そのため、得意分野を伸ばすとともに苦手分野も潰す必要があります。
特にエンジニアの方で法務や戦略を全く勉強しておらず、テクノロジが満点近かったのに不合格となるパターンは多いです。
ITパスポートの再受験に向けてすべきこと
何度もITパスポートに落ちてしまうとお金も時間もかかってしまい、モチベーションは段々下がっていきます。
失敗は1回で十分なので、同じ失敗を繰り返さないためにも以下のポイントを押さえておきましょう。
ITパスポートの再受験自体は年に何回でもできる
ITパスポートは一回不合格になっても、すぐに再受験できます。また、年間で受験できる回数に制限もありません。
ぶっちゃけた話、不合格が判明した時点で再受験を申し込むことができます。
ただし、あまり知識がない状態で再受験しても結果は変わりません。しっかりと対策し直してから出直すようにしましょう。
再受験するなら勉強方法をしっかり押さえておこう
試験に中々合格できない場合、勉強の仕方が間違っている可能性も考えられます。勉強方法がしっかりしていなければ何度再受験しても結果は同じです。
筆者自身も別資格で何回も落ちてようやく合格できたことがあります。不合格の時は自己分析ができていなかったり、過去問の使い方を間違っていたりしました。
そのような間違えを繰り返さないためにも、早め早めに勉強方法を見直しておきましょう!
余裕をもってスケジュールを組もう
ITパスポートは50時間くらいかければ合格できる試験ですが、この50時間を捻出できなければ勉強時間が不足してしまい結果的に落ちてしまいます。
何度も不合格を繰り返さないためにも、余裕をもってスケジュールを組んでおきましょう。
具体的な学習スケジュールの立て方については以下の記事で触れています。
不合格が続くなら通信講座も活用しよう!
ITパスポートに独学で何回受験しても合格できない方は通信講座を活用してみましょう。通信講座ならわからないところをすぐに聞けたり、解説が丁寧で難しい論点もすぐに理解できたりします。
何度も独学で不合格だった人が、通信講座を活用したら一発で合格できた事例もあります。ITパスポートの通信講座についておすすめは以下の通りです。
スタディング
受講料 (税込) |
7,920円~ |
受講期間 | 該当年度 |
カリキュラム | ・短期合格セミナー:1回(約30分) ・基本講座(ビデオ・音声):66講座(合計約30時間) |
教材 | 【午前試験対策】 ・WEBテキスト ・スマート問題集:66回(合計433問) ・セレクト過去問集(午前試験):10回(合計203問) ・直前対策模試:1回(合計100問) ・頻出キーワード集:1回 |
サポート・特典 | 無料講座登録で初回5%OFF |
公式HP | https://studying.jp/itpassport/ |
受講申し込み後はすぐに講義動画を見たり問題を解いたりできるため、すぐに勉強を開始できます。
受講料も7千円台で安く、他のITパスポートの対策講義と比較してもお財布にやさしい点が大きな魅力です。
フォーサイト
受講料 (税込) |
16,800円~ |
受講期間 | 該当年度 |
受講形態 | 通信講座 |
教材 | ・受講ガイド / 戦略立案 / 合格必勝 テキスト&メディア ・eラーニング 道場破り ・確認テスト(道場破り内) ・テキスト1冊 ・模擬試験(1回分) ・問題集1冊 ・合格体験記 ・無料メール質問5回 ・解答・解説集1冊 |
サポート・特典 | ・教材無料サンプル ・合格時amazonギフト券贈呈 |
公式HP | https://www.foresight.jp/it/ |
扱う論点を極限まで絞り、より少ない学習量で合格を目指します。スマホで簡単に学べるアプリ、Manabunも人気なのでぜひ試してみてください。
その他のITパスポート通信講座
スタディング・フォーサイト以外にも、多くの通信講座でITパスポートの対策講座を開講しています。以下の記事では各講座の価格や特徴を徹底的に比較しているので、一度目を通してみてください。
ITパスポートが不合格で再受験する場合によるある質問
- ITパスパートに何回も落ちるのはどうしてですか?
- ITパスポート試験の勉強量が足りていなかったり勉強方法を間違えていたりする可能性があります。勉強方法を見直してみるとよいです。
- ITパスポートは1年間に何回受験できますか?
- ITパスポートは不合格と分かればすぐに受験できます。受験回数に制限はありません。
- ITパスポートに3~5回ほど落ちてしまいました。やばいですか?
- 1~2回なら勉強不足や運次第で落ちる可能性は十分考えられます。しかし3回を超えてくると少しやばいです。
ITパスポートが不合格なら再受験に向けて対策しよう!
本記事のまとめ!
- ITパスポートの合格率は50%前後なので、毎回半数は落ちる
- 何度も落ちてしまう場合は勉強方法の見直しが大事!
- 独学が難しいと感じたら、通信講座も活用しよう!
ITパスポートになかなか合格できない、いつも落ちてしまうと言った方は、何らかの対策が必要です。
勉強方法を見直したり、通信講座を活用したりして次はスムーズに合格できるよう、対策していきましょう。
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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