大学生必見!暇で時間があるなら取るべき資格を文系・理系別に紹介
大学生は時間が余ることも多く、ダラダラ過ごしてしまう方も多いです。
大学は暇な方も多いですが、社会人になると「あの時もっと勉強しておけばよかった」と後悔する方もいます。
今回は大学生の間に取るべき資格について解説していきます。文系・理系のそれぞれに分けて書いていくので、どちらの学生さんも安心して読み進めていただけると幸いです。
資格は無意味という声もよく聞きますが、筆者は資格のおかげで人生が変わったのでその点も紹介していきます。
大学生が資格を取るメリット
大学生の時点で資格を取得する場合、大きなメリットがあります。
筆者も大学生の段階で少しだけ資格を取得していましたが、恩恵が大きかったので、ここで紹介させていただきます。
就職活動に役立つ
資格は就職活動で大きな武器になります。大学時代に学んだ学部だけでなく、学んでる学部とまったく別の職種に就きたい場合でも、資格の取得が自己啓発で勉強したと言った強いアピールポイントになるので取得しておきましょう。
筆者の場合は情報処理技術者試験を取得していたおかげで、希望の部署(システム部門)に行けました。また、知り合いは入社段階で簿記2級を取得していたため、まったく学部とは関係ない経理職に就けた方もいます。
資格があれば100%希望が通るわけではありませんが、かなり有利に就活を進められることに間違いありません。
社会人になってからの勉強の負担を減らせる
会社によっては入社後に特定の資格を取得するように指示されることが多いです。評価されるような資格を大学生の時点で持っていることで、入社後の勉強時間や費用を抑えられます。
会社によっては資格取得することで報奨金が出るケースもあり、すでにその資格を持っている場合は入社時点で報奨金を貰えることもあります(要確認)。
資格を持っていることで補助が出たり、昇格の条件になったりすることもあるので、大学生の時点で周りに差をつけてスタートを切りたい方は取得しておきましょう。
入社後に活かせる資格を狙う場合、あらかじめその業界・その会社で有利とされている資格を把握しておくことが重要です。
転職に関しても強く出られる
資格は取るだけでなく、業務経験との組み合わせで力を発揮します。
例えば経理職なら経理の経験3年間+日商簿記2級、システムエンジニアならSEとしてプロジェクトをした経験+応用情報技術者試験などです。
大学生が新卒で入社しようとするタイミングで転職の話をするは変ですが、将来転職しないとも限りません。
その時に経験+資格の組み合わせは非常に強く、転職市場でもかなり価値がある即戦力となります。
いずれにしても資格があると転職市場価値は上がるため、将来の自分のために今のうちに資格を取っておくことはおすすめです。
筆者は日商簿記2級を取得していますが、転職市場でどれくらいの価値があるかを以前調べたことがあるので興味がある方は参考にしてください。
大学生のうちに取るべき資格
大学生のうちに取っておくと有利だと思われる資格を、文系・理系・文理共通・独立したい方向けの4つのカテゴリに分けてそれぞれのTOP3を紹介いたします。
文系の大学生におすすめの資格
まずは文系の大学生におすすめの資格から紹介していきます。
3位:秘書検定
級 | 1級 | 準1級 | 2級 | 3級 |
開催日 | 6月第3日曜日 11月第2日曜日 2月第2日曜日 |
|||
費用 | 6,500円 | 5,300円 | 4,100円 | 2,800円 |
合格基準 | 60% | |||
主催者サイト | http://jitsumu-kentei.jp/HS/index | |||
合格率 | 31% | 37% | 54% | 66% |
秘書検定は作法や一般常識、接待マナーを学べる資格で、合格率も50%とそこまで難しくありません。
受験費用も数千円でお手軽に受験できるためおすすめです。
受験者の方は女性が多いですが、接待マナーにおいては他社との取引の際にも役に立つので男性も取得するメリットがあります。
男性がこの資格を受験するに置いて一番の難関ポイントは受験中の疎外感にあります。(受験者の9割以上は女性)
2位:MOS
開催日 | 毎月第3日曜日 |
費用 | 9,800円 |
合格基準 | 55~80% |
主催者サイト | http://mos.odyssey-com.co.jp/index.html |
合格率 | 80% |
MOSはMicrosoft Office Specialistの略で、WordやExcelについて学べる資格です。現在ほとんどの会社でコンピュータが導入され、紙媒体だったものもデータで保存されるようになりました。
そんな中で「パソコンの使い方がわからない」は通用しないので、WordやExcelは最低限使いこなせるように、MOSを取得しておいて損はありません。
マクロ関数が使えるようになると業務の効率化も可能で作業の時短に繋がります。
IT企業でもプログラミングよりもExcelやWordが重要視される状況が多いので、MOSの資格が必須とは言えませんがOffice製品に触れる機会は意識して増やしておくことをおすすめします。
1位:日商簿記2級
開催日 | 6月第2日曜日 11月第3日曜日 2月第3日曜日 CBTは随時 |
費用(税込) | 4,720円 |
合格基準 | 70% |
主催者サイト | https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/class2 |
合格率 | 15~50% |
日商簿記2級は経理に役立つ資格ですが、原価計算から販売費まで幅広く学び、損益計算などの戦略的知識も問われるため事務職にとどまらず管理職・営業職からも需要があります。
また数字に強くなることができるため、会社の状況を分析する力もつくので真っ先に狙いましょう。簿記2級は回によって難易度が激変するので不合格でもめげずに何度か受けても良いかもしれません。
理系の大学生におすすめの資格
次に理系の大学生が取っておくべき資格を確認してみましょう。
3位:日商簿記3級
開催日 | 6月第2日曜日 11月第3日曜日 2月第3日曜日 CBTは随時 |
費用(税込) | 2,850円 |
合格基準 | 70% |
主催者サイト | https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/class3 |
合格率 | 25~50% |
簿記は文系向けの資格と思われがちですが、理系でも役に立つ場面が多いです。簿記の知識があれば客観的に物事を分析でき、会議などでも筋道を立てた発言をすることが可能となります。
また、研究職や技術職であれば原価を把握したり、予算の立て方を理解したりできる点もかなりの強みになりますし、エンジニアの場合、会計・業務システムを作る会社は多いため、簿記の知識はかなり活かせます。
簿記3級であれば、知識が0からでも2~3ヵ月で取得できます。比較的時間がある学生の段階で取得しておくと、入社後にアドバンテージになることは間違いありません。
2位:知的財産管理技能検定
級 | 1級 | 2級 | 3級 |
開催日 | 3月第2日曜日 7月第2日曜日 11月第3日曜日 |
||
費用 | 学科 8,900円 実技 23,000円 |
学科 7,500円 実技 7,500円 |
学科 5,500円 実技 5,500円 |
合格基準 | 学科 80% 実技 60% |
学科 80% 実技 80% |
学科 70% 実技 70% |
主催者サイト | http://www.kentei-info-ip-edu.org/ | ||
合格率 | 10% | 30~50% | 50~70% |
特に開発部門志望の場合、知的財産管理技能限定を取得しておきましょう。
知的財産と言われると難しいかもしれませんが、著作権や商標といわれるとピンと来る方も多いかと思います。
理系職はものづくりや研究など創作性があるものが多く、せっかく作ったものを他社や他人に盗用されないための対策を講じる必要があります。
また、逆に知らず知らずのうちに自分たちが何らかの違反を行ってしまい他所から訴訟を起こされたケースも多いです。
あらかじめ知識を持っておく事でトラブルを避けられるので、特にものづくりに関与する理系の方は取っておくと就職だけでなく仕事を始めてからも便利です。
1位:基本情報技術者試験
開催日 | 4月第3日曜日 10月第3日曜日 CBTは随時 |
費用(税抜) | 7,500円 |
合格基準 | 午前 60% 午後 60% |
主催者サイト | https://www.jitec.ipa.go.jp/ |
合格率 | 20% |
情報技術者試験はネットワーク・セキュリティ・データベース・プログラミングなど幅広く着実に学べるため、IT業界に飛び込むならまず外せない資格です。
ITバブルは弾けたと言われつつも、多くの企業でITスキルを持った人が不足しているとの声が絶えません。
また、IT企業だけでなく、製造業や商社でも会社でセキュリティやネットワークの需要が増していて、基本情報はそこでも活躍できる資格です。
どちらの大学生にもおすすめの資格
次は文理関係なく、社会人なら取っておくべき資格(免許)を紹介します。
3位:ビジネス検定
級 | 1級 | 2級 | 3級 |
開催日 | 任意(CBT) | ||
費用 | 8,500円 | 4,200円 | 3,000円 |
合格基準 | 60% | 65% | 70% |
主催者サイト | http://bken.sgec.or.jp/ | ||
合格率 | 35% | 70% | 80% |
ビジネスマナーは早期に身に着けておくことで、社会人になってからの取引や上司とのやり取りがスムーズになります。
また、面接や会社訪問でもマナーは見られるので、歩き方、姿勢、ドアの開け方などを学ぶといった点でも外せません。
ビジネス検定は社会人になってから会社で取るように命令されることが多いので、余裕があれば大学生のうちに取っておきましょう。
2位:普通自動車免許
首都圏に住んでいる場合は不要ですが、地方の場合は通勤・外回りにほとんど車が必要になります。
運転免許は取得難易度こそ低いものの時間とお金がかかるので、時間に余裕がある大学生の間にとっておくことを強くおすすめします。
最短で13日で取れてしまうプランがあるので、長期休みを利用して取得しておきしょう。
1位:TOEIC
開催日 | 年10回(1・3・4・5・6・7・9・10・11・12月) |
費用 | 5,725円 |
主催者サイト | https://www.iibc-global.org/toeic.html |
大学生にもっともおすすめの資格はTOEICです。英語はどの企業でも必要とされており、一定のスコアが無いと受験すらさせてもらえない企業も多いです。
特にメーカーが該当しますが、日本国内での市場はすでに枯渇しています。新たな市場を広げるために海外進出に力を入れている企業は少なくありません。
また、国内の労働力不足から積極的に外国人労働者を雇う流れもできており、マネジメントをする際にも英語が話せないとまとまらないことから英語の需要は増えつつあります。
英語力を100%TOEICで把握できるわけではありませんが、実力を数値化できるという点から企業側はTOEICを採用の判断基準とすることが多いようです。
TOEICに関する転職市場の記事は以下にまとめているのであわせてご覧ください。
独立したい大学生向けの資格
最後に卒業後、「企業には就職せずに独立するんだ!」と独立志向の大学生におすすめの資格をご紹介します。
3位:ウェブデザイン技能検定
級 | 1級 | 2級 | 3級 |
開催日 | 学科 11月第4日曜日 実技 2月第3日曜日 |
5月第4日曜日 8月第4日曜日 11月第4日曜日 2月第3日曜日 |
|
費用 | 学科 7,000円 実技 25,000円 |
学科 6,000円 実技 12,500円 |
学科 5,000円 実技 5,000円 |
合格基準 | 70% | ||
主催者サイト | http://www.webdesign.gr.jp/index.php | ||
合格率 | 60~70% | 30~40% | 10~20% |
最近はブロガーと呼ばれるブログで生計を立てる方々が増えています。
ブログを使って稼ぐことも立派なビジネスモデルであり、ブログ自体簡単にはじめられるため、独立したい方がブログから始めるケースが増えています。
そのブログですが、書くためには少しのHTMLやCSSといったウェブ言語がの知識が必要であり、それを体系的に学べるのがウェブデザイン技能検定です。
また、ブログだけでなくWeb製作のフリーランスになりたい方やアプリ製作を行いたい方、デザイナー志望の方にもおすすめです。
ウェブデザインの級があがった試験ではJavascriptやPhotoshopの使い方を学べるのでプログラミングを学びたい方もチャレンジしてみましょう。
2位:中小企業診断士
開催日 | 1次 9月第1土曜日、日曜日 2次 10月第3日曜日 |
費用 | 1次 14,500円 2次 17,800円 |
合格基準 | 1次 60% 2次 60% |
主催者サイト | https://www.j-smeca.jp/contents/007_shiken.html |
合格率 | 1次 20% 2次 20% |
中小企業診断士は経営に関することからシステムや戦略に関することまで幅広く深く学習できる資格です。
資格取得後は、中小企業の経営者に対してコンサルティングできる立ち位置として定められています。
かなりの難易度を誇りますが大学生でも合格する方は毎年いるため、対策次第では合格を目指せます。
経済・経営・システムといった多角的な視野を持って独立を考えている方は狙ってみましょう。
1位:業務独占資格
各種業務独占資格もおすすめです。
業務独占資格とは弁護士・医師・会計士など、資格を持ってはじめてできる職が該当します。
難易度も途轍もなく高いものばかりで、特に医師・看護師・薬剤師などは専門の学部を卒業する必要があります。
会計士・税理士・弁護士などは学部関係なしに受験できますが、大学のすべての時間を費やすだけでなく、卒業後も2~3年の予備校は当たり前の世界です。狙う場合は覚悟して勉強しましょう。
大学生が資格勉強するときに気を付けるべきポイント
大学生が資格を受験する際に注意する点も確認しておきましょう。
資格ばかりに時間を割き過ぎない
大学生の時間は長いように思われますが、無限ではなくとても貴重なものです。
資格は大人になってからでも自己啓発や会社からの指示でいくらでも受験できるチャンスはあります。しかし大学生の自由に使える時間は逃すと二度と戻ってきません。
大学生でしかできない遊び・バイト・人付き合いの経験は社会に出てからも活きることが多く、資格以上に強力な武器になり得ます。
したがって、どうしても取得しておきたい資格でない限りは自分のための時間を優先しましょう。
あくまで資格は「あるといいもの」であることを忘れない
必死に難関の資格を取得したところで、その資格は未来を100%保証してくれるものではありません。
医師・弁護士・教師などの免許でない限り、生かせないリスクも考慮しておきましょう。
確かに資格があれば多少転職活動で有利に働きます。しかし資格の保持は十分条件であって必要条件ではありません。
現に大手企業や優良企業へ勤めている「勝ち組」の方も資格を持っているかどうか確認すると、意外と少ないです。
逆に難関資格を持っていても、就活に失敗した方は多いです。したがって、資格があれば必ず安心できるわけではありません。
資格以外にも採用担当者が見たいポイントはいくつもあるので、資格だけを武器にするのはハイリスクです。
大学生は資格と並行してプログラミングも取得しよう
今大学生で時間が余っていてる方は、資格と並行してプログラミングの学習もおすすめです。
プログラミングの知識やスキルを取得しておくことで、リモートワークや週2・3日勤務と言った魅力的な働き方もできます。
そんな疑問を持った方に応えるべく、ガンマブログ様がおすすめのプログラミングスクールを紹介されているので、あわせてご覧ください!
効率よく資格を取ろう
大学生の4年間はあっという間でとても貴重な時間です。
その貴重な時間を費やして資格に挑むため、効率よく勉強して確実に取得したいものです。
せっかく勉強して取得した資格があまり価値のないものだったり、必死に時間を費やしたのに合格できなかったりしては時間の無駄です。
そのようなリスクを避けるためにも、以下の3点に注意して勉強しましょう。
そこそこ難易度が高くて差別化できる資格を狙う
誰でも取れるような資格を取得しても、他の学生も取得している可能性があるので差別化できません。難関資格とまでは言いませんが、そこそこの難易度の資格を狙いましょう。
日商簿記2級や基本情報技術者試験など合格率が2割前後で企業からの評価も高く、独学でも時間を掛ければ十分に合格が狙える試験を1つ取得できれば十分な武器になります。
将来性のある資格を選ぶ
どんなに難関な資格を取得しても知名度が無かったり、役に立つ範囲が狭すぎたりする資格は取る意味がありません。
自分の目指す職にあった資格や、予備知識として役に立つ資格を取得することで将来につながるので、自分が将来何になりたいかを描きながら資格を選びましょう。
狙う資格は1つに絞る
現在資格はベンダーや民間、国家資格を含めると軽く1,000は超えると言われています。限られた時間で取れる資格は少ないので、目移りしても最初に選んだ資格を徹底的に対策して受験しましょう。
無駄に資格を取りすぎても器用貧乏になるだけなので、まずは1つの分野を深く掘り下げて勉強すべきです。1つ取り終わって余裕があるようなら次の資格にチャレンジすることはむしろ良いです。
通信講座で効率よく勉強
大学生は比較的時間があり、また勉強にも慣れているため資格勉強においては有利です。しかし難関な資格であればあるほど、独学が難しくなります。
より確実に合格したいなら、通信講座も検討してみましょう。以下におすすめの通信講座を3つ紹介します。
ユーキャン
講座数 | 160以上 |
得意資格 | 士業系・趣味系・女性向け |
受講形式 | オンライン |
教材 | ・WEBテキスト |
サポート・特典 |
・講師へ何度でも質問可能 ・就職サポートが手厚い |
公式HP | ユーキャンの公式HP |
生涯学習を謳うだけあり、講座のラインナップはかなり充実しています。
受講形式は通信講座形式ですが、サポートが充実しているため不安に感じることは少ないです。ユーキャンの通信講座のメリットは以下の通りです。
- オリコン顧客満足度第1位!
- 教材セットが充実しており、分かりやすい解説!
- ポイントが絞られており、効率的に勉強ができる!
- 在宅受験できる資格がある!
フォーサイト
講座数 | 20以上 |
得意資格 | 金融系・法律系・情報系 |
受講形式 | オンライン |
教材 | ・フルカラーテキスト ・eラーニングアプリ:Manabun |
サポート・特典 |
・全額返金保証制度 ・教育訓練給付制度 ・ダブルライセンス割引制度 |
公式HP | フォーサイトの公式HP |
重要論点のみを抽出したカリキュラムなので、各資格の勉強を効率よく進められます。
資格によっては万が一不合格だった場合、全額返金制度もあるため安心です。
STUDYing
講座数 | 30以上 |
得意資格 | 情報系・論述系 |
受講形式 | オンライン |
教材 | ・WEBテキスト ・WEBアプリ |
サポート・特典 |
・合格祝い金 ・職業訓練制度 |
公式HP | スタディングの公式HP |
以前は通勤講座とも呼ばれており、サラリーマンが通勤途中の電車の中でも勉強できるようにと言ったコンセプトで作られています。
間違えた問題は繰り返し演習できるため、効率よく学習できます。
大学生が資格を使った就活戦略
最後に、取得した資格を腐らせないためのとっておきの戦略をご紹介します。
筆者はこの戦略を使うことで受験した企業の約8割から内定をもらうことができました。
誰も持っていないような資格で攻める
企業で就活を行う際、誰も持っていないような資格で有用性の高いものをアピールすると良いです。
ここでいう「誰も持っていない」とは、その企業でまだ誰も持っていない事を意味します。
例えば製造業でITに関する資格を持っていたり、今まで国内でしか事業をしていなかった企業で英語関係の資格を持っていたりすると重宝されます。
その背景もあり、基本情報技術者・TOEICなどが評価されることは多いです。
本業との相性を考えてみる
資格と本業の相性は大事です。
例えば、営業職が医療事務の資格を持っていたり、システムエンジニアが簿記の資格を持っていたらどうかを考えてみましょう。
営業でもM&Aと呼ばれる医療関係の営業だったり、システムエンジニアでも会計システムを作るエンジニアだったりする場合、畑違いのように思われる資格も重宝されます。
その分野だけに特化した人は多くいますが、二つの分野を跨いで得意な人は案外少なく、両方できる人は臨機応変に対応できるのでかなりの強みです。
筆者も簿記と情報処理技術者試験の2つを持っていますが、経理の仕事をしていてシステムに異常を見つけたら自分で対応すると言った荒業もできるので強みと感じています。
余裕があれば是非、視野を広げて関連性のある資格にも手を伸ばしてみましょう。
資格があっても慢心しない
資格があるだけでなく高学歴の方や素晴らしい経歴がある方にも当てはまる事ですが、どんなに難しい資格を取得できても、慢心してしまうと意味がありません。
ことわざに「実るほど頭を垂れる稲穂かな」とあるように、本当に実力のある方は周りを見下すようなことはしませんし、そんなことをせずとも周りは実力をしっかりと認めています。
自信を持つことは素晴らしい事ですが、それを誇示せず、入社してから仕事に発揮するようにしましょう。
大学生が取るべき資格まとめ
大学生が取るべき資格はいくつかありますが、自分の将来を見越したうえで選んでいきましょう。
有限で貴重な時間をどのように使うかはあなた次第なので、気になる資格に挑戦するもよし、人生の夏休みを謳歌するもよしです!
すばらしいキャンパスライフを過ごせるよう祈っています。
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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