[FP3級]投資信託の制度(ETF・J-REIT)[無料講座・例題付き!]
今回はFP3級で問われる投資信託の制度について学習していきます。
投資信託の制度
投資信託にもいくつか制度やルールが設けられています。
試験でもちょくちょく問われる分野なのでしっかりと押さえておきましょう。
上場制度
投資信託にも株式と同様に上場があります。
特に以下の2つは試験で頻出事項です。
- ETF(Exchange Traded Funds)・・・日経平均株価やTOPIXなどの指数に連動するように運用される投資信託です。
- J-REIT(上場不動産投資信託)・・・投資家から集めた資金を不動産に投資し、そこから得られた利益を投資家に分配する投資信託です。
トータルリターン通知制度
販売会社は投資家に対し、年1回以上トータルリターンを通知することが義務付けられており、このことをトータルリターン通知制度と呼びます。
トータルリターンとは一定期間の累積損益の事を表します。
上図では
トータルリターン=現在の評価金額(b)+分配金額の累計(c)+売却金額の累計(d)-買付金額の累計(a)
となります。
また、対象として平成26年12月以降に取得した株式投資信託に限られる点も押さえておきましょう。
投資信託の制度・例題
実際に例題を解いて問題に慣れていきましょう。
問題
問1
東京証券取引所に上場されている上場投資信託(ETF)には、日本株、債券、外国株などの指標に連動する銘柄がある。(2018年/9月)
○
×
問2
上場不動産投資信託(J-REIT)は、上場株式と同様に、成行注文や指値注文によって取引することができる。(2017年/9月)
○
×
解説(クリックで展開)
投資信託の制度・まとめ
今回は投資信託の制度について学習しました。
上場しているため株式と同じ取引ができる、と言った点は必ず押さえておきましょう。
次回は外貨建て金融商品について学習します。
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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