[FP3級]建築基準法(容積率)[無料講座・例題付き!]

2020年9月29日

今回はFP3級における容積率について学習します。

チョロ
チョロ
建蔽率が決まってるなら何階も作って広くするしかないでチュ・・・!
キュー
キュー
建蔽率以外にも容積率ってのもあるで
チョロ
チョロ
なんでチュって!?

容積率

容積率は敷地面積に対する延べ面積を言います。

容積率は以下の式で求めることができます。

\[容積率=\frac{延べ面積}{敷地面積}\]

容積率の最高限度は用地地域ごとに決められており、例えば指定容積率200%の敷地で敷地面積250㎡のところに建物を建てる場合は

\(敷地面積250㎡×容積率200\%=延べ面積500㎡\)

となります。

異なる地域にまたがって建物が建っている場合

また、容積率の異なる地域にまたがって建物の敷地がある場合は加重平均を用いて計算します。

カズ
カズ
加重平均の計算方法は建蔽率の場合と同じだよ!

前面道路の幅員による容積率の制限

前面道路の幅員が12m未満の場合には容積率に制限が適用されます。

この場合の容積率は

  1. 指定容積率
  2. 前面道路の幅員×法廷乗数(4/10または6/10)

のうちの小さい方になります。

なお、2つ以上の道路に面している場合は幅の広い方の道路が適応されます。

キュー
キュー
火災などで逃げるときに広い方に逃げるやろってことで広い方を見ればいいんや
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建築基準法(容積率)・例題

実際に例題を解いて問題に慣れていきましょう。

問題

問1

建築基準法の規定では、容積率とは、建築物の(①)の(②)に対する割合をいう。(2010年/5月)

1 ①建築面積 ②敷地面積
2 ①延べ面積 ②敷地面積
3 ①建築面積 ②延べ面積

問2

下記の2,000㎡の土地に建築物を建築する場合の最大延べ面積は、()である。(2013年/9月)

1 1,100㎡
2 3,000㎡
3 4,000㎡

解説(クリックで展開)

建築基準法(容積率)・まとめ

今回は容積率について学習しました。

建ぺい率との違いをしっかり把握したうえで正しく計算を求められるようにしましょう。

カズ
カズ
特に幅員が12m未満の時は注意!

次回は農地法について学習します。


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