[FP2級]勉強時間は平均2ヵ月?独学で勉強するときのスケジュール例や最短1ヵ月で合格するためのコツは?
FP2級を勉強しようと意気込んでみても、実際勉強時間はどれくらいかかるの?と不安になり、目安がわからないから中々開始できない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
平均的な勉強時間が分からないとこのような状況に陥ってしまいます。
一般的に、FP2級の勉強時間は1ヵ月~2ヵ月と言われていますが、独学かスクールを使うか等によっても必要な時間は変わってきます。
ここでは独学で勉強した場合どれくらいかかるのか、実際に筆者のスケジュールの例を踏まえながら書いていこうと思います。
FP2級の勉強時間の目安
では早速、FP2級の合格に必要な時間を見ていきましょう。
一般的には3級を取得してから100時間ほど
一般的にFP3級を取得してから100時間ほどかければFP2級に合格できるとされています。
実際にFP2級の参考書を読んでみていただければご理解できると思いますが、厚さもそれなりにあり、覚える内容も結構多いので、この時間は妥当かなと思われます。
また、FP2級の受験条件にFP3級に合格していることが挙げられるので、タイミング的には3級合格直後から勉強を始めれば1日1時間ほどの勉強を毎日繰り返して2級をそのまま受けて合格・・・と言ったパターンが最短で合格できて理想のように思えます。
FPは更新制の資格ではないため3級取得後に時間が空いてしまっても制度上は受けられますが、内容的に3級をベースとして2級の知識が問われるので忘れないうちに早く受けてしまう方が望ましいでしょう。
筆者は独学で2ヵ月
筆者の場合は独学で学習して1日1~2時間ほどで2ヵ月かかったので、時間に換算すると100時間弱となります。
他の難関資格ほど難易度が高いわけでもありませんが、午前37問正解(最低36問以上正解)でギリギリ合格だったので危うかったです。
独学で安全圏内を狙う場合はもうちょっと時間をかけた方が良いかもしれません。
前提知識・職務経験で勉強時間は大きく変わる
FPの試験は実務に直結するような内容を問われるため、すでに金融業界で働いていたり投資の経験があったりするとそれだけで有利になってきます。
筆者の周囲でも昔から投資に興味があってちょくちょくやっていたという方や保険の営業、銀行員の方などはほとんど勉強時間をかけずに合格していました。
特にFPは実技よりだったり業務に即した内容を扱ったりするので、これらのバックグラウンドがある事だけでも十二分に大きな強みになります。
独学で2ヵ月で合格したときのスケジュール例
実際にどのようなペースで学習していったか気になる方もいらっしゃるかなと思うので、筆者が1発合格を果たしたときのスケジュール例を紹介します。
もちろん人によって毎日こんなに時間を確保できない!と言う方もいらっしゃると思うので、その際は試験期間をもう少し長めに見積もるなど柔軟に対応させてください。
100時間で資格を取得するとした場合、以下のような流れになります。
申し込み締め切り日
最初に資格の申し込み締め切り日を確認しておきましょう。
締め切り日は大体試験日の40日ほど前ですが、異なる場合もあるので主催者ページの確認は必須です。
申し込みを忘れてしまった場合どんなに頑張っていても受験ができないので、その事態だけは避けるようにしましょう。
インプット(最初の2週間:15時間)
最初にインプットです。
どんなに分厚いテキストを使用しても通読であれば大抵5時間もあれば余裕で読み切ることができるかなと思います。
その後はアウトプットに回し、アウトプットしながらインプットを兼ねることを意識しましょう。
アウトプット(3週目~6週目:60時間・学科)
問題を解くアウトプットに関しては、午後の実技よりも午前の学科の方が大切で、特に覚えることが多く大変なので多くの時間を割きます。
1週目は問題を解いて教科書に立ち返って、といった作業をしているとかなり時間がかかりますが、それでも30時間くらいあれば十分に1巡できると思います。
そして2週目、3週目とだんだんかかる時間は減っていくので、60時間ほどあればすべての問題を正解できる計算です。
アウトプット(7週目~8週目:15時間・実技)
実技試験では暗記よりも計算手法に慣れる方が大切です。
特に電卓を使う問題はただ答えを見て覚えるのではなく、実際に電卓をたたいてみて、どうしてその計算をするかを突き詰めて理解する必要があります。
特にどっちの値を分子に入れて、どっちの値を分母に入れればいいか迷うような問題も多いので、そのあたりをミスしないように注意してください。
計算問題以外に関しては大体毎年同じ問題が出題されます。その為特別な対策は必要なく、過去問を2~3回解いておけばパターンを覚えきれてしまうので十分だと言えます。
総仕上げ(最後の1週間:10時間)
総仕上げでは実際に過去問を解いて、理解度を図りつつ苦手をつぶしていきます。
特に学科では使いまわしの問題も多いため、直前の仕上げで出てきた問題がそのまま出題され得点に直結するパターンも多いです。
実技に関しては毎回同じような聞かれ方がするので、1年分解いて100%理解しておけば意外と対処できます。
FP2級を最短1ヵ月で取得するには
合格まで大体100時間ほどかかるFP2級ですが、どうしても1ヵ月ほどでとりたい!最短でとりたい!という方に向けてアドバイスをいくつかしようと思います。
忙しい社会人の方などは、無理に詰め込むと逆効果の可能性もあります。
実施できるかどうか検討したうえで試してみてください。
しっかりと勉強方法を押さえてから挑む
かなりの時間をかけても合格できない方は、まずは学習を見直し、効率を上げることが大事で、勉強方法の基礎を叩き込むことを意識すると良いです。
勉強方法の基礎ができるとFPだけでなくもっと難関な資格にも通用するようになりますし、何より記憶に定着するので実務でもぱっと思い出せて実用性が高くなります。
具体的なポイントとしては試験日までの日数から日々必要な勉強量を逆算し、学習ペースを決める。最初テキストを読んだときは100%の理解ではなくとりあえず俯瞰することを意識する。問題を解き始めてからのテキストの使い方を正しく把握するなどです。
詳しいFP2級の勉強方法については以下のページにまとめているので、あわせてご覧ください。
テキスト選びは最重要項目
特に独学でFP2級に挑戦する場合、テキスト選びも重要項目です。
FP2級のテキストは多くの出版社が取り扱っていて、それぞれに良い点悪い点があります。
なかでも、みんなが欲しかった!FPの教科書は図表が多くフルカラーで見やすいのでおすすめです。
しかし、人によって好みはあります。したがって、そのため万人にこれがおすすめ!とは言えず、実際に中身を見たり比べたりして見ていただくことを推奨します。
FP2級のテキストを一通り比較した記事もあるので、どのようなテキストがあるか気になる方は、以下より一度目を通してみてください!
多少コストはかかるけど、通信講座が最強
勉強方法からテキスト選びをひっくるめ、最も時間を短縮できる方法としてFP2級を取り扱う通信講座を利用する手段もあります。
実際にFP2級を受講して合格されている方も多く、利用するにあたっては費用が掛かる分得られるメリットも大きいので、その点についてもご紹介させてください。
通信講座を利用するメリット
スクールを利用するにあたって得られるメリットは以下の2点です。
1点目は合格率を大きく上げられる点で、具体的には後述のフォーサイトでは平均合格率を40%から80%に引き上げています。
FP2級は半分以上の方が不合格になってしまう試験であり、不合格になると再受験までに4ヵ月必要なので、その分時間が伸びてしまいます。
最短での合格のコツは1発合格なので、特に急いでいる人こそスクールで対策を練って1発合格を果たしたいですね。
次に2点目ですが、こちらは勉強そのものにかかる時間を短縮できるといった点で、講座によっては4~50時間でインプットもアウトプットも終わらせられるような講座もあります。
どうしてこのように短縮できるかというと、本当に重要な論点で必ず押さえておかないといけない論点に絞って学習することで得点源を抑え、あまり出題されない分野は軽くながすことで時間の短縮を行えます。
今まで多くの受講生を合格に導き出し、ノウハウや傾向を把握したスクールだからこそできる事ですね。
より確実に合格を狙うならフォーサイト一択
とにかく合格することを優先し、「やるからには短期間で1発で合格したい!」という方はフォーサイトのFP講座がピッタリです。
フォーサイトの特徴としてはテキストや講義のクオリティが高くフルカラー、ハイビジョンで記憶に残りやすいことに加え、eラーイングや質問制度も整っており通信講座とは思えないほどサポート制度も万全です。
スマホ・PC・タブレットなどで場所を問わずに学習できる点も大きな強みで、フォーサイト受講者の平均合格率はまさかの80%越えと言った驚異的な数値をたたき出しています。
もちろんフォーサイトの授業も最適化されており頻出事項に重点を置いているので安心して受講できます。
フォーサイトの口コミや制度などをまとめたページも別途用意したのであわせてご覧ください!
その他の講座
今回紹介した講義はFP2級を取り扱う通信講座やスクールの中のほんの一握りにすぎません。
他にもFP2級を取り扱う講座は多く存在しており、それぞれに長所や特徴があるので、興味がある方は是非一度あわせてご覧ください。
FP2級の勉強時間まとめ
今回はFP2級の勉強時間に関する話になりました。
FP2級は合格できれば活躍の幅が広がり転職、副業、独立等いろんなところで活かすことができます。
生涯有効で人生に大きなプラスになるので、短時間でゲットして今後の人生に活かしていきましょう!
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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