FPの正式名称は?履歴書や名刺に書けるのは何級から?
FPの資格を取得し、いよいよ転職活動!と言う時にふと
とペンが止まることもあるかなと思います。
履歴書や名刺に書く場合は正式名称で書く必要があり、略称や間違った名称で書いてしまうと相手に伝わらなかったり、最悪の場合は横着な奴だと思われて落とされてしまったりするリスクがあります。
今回はFP資格をアピールするにあたって必要な正式名称や、履歴書への書き方を解説していきます。
正式名称はファイナンシャル・プランニング技能検定試験
まず、FP試験の正式名称はファイナンシャル・プランニング技能検定試験です。
「ファイナンシャルプランナー」や「ファイナンシャル・プランニング技能士」は試験の名前ではなく、それぞれ職業と資格本体の名前なので注意しましょう。
履歴書へはどのように書く?
履歴書に書く場合、正式名称で記入するのはもちろんですが、加えてできるだけ丁寧な字で間違えなく書くようにしましょう。
きんざいのページではOKとなっていますが、個人的にはFPとは書かない方が望ましいかなと思います。
また、資格の名前はファイナンシャル・プランニング技能検定ですが、試験に合格したことを意味する場合、その後に”合格”と付ける事も忘れてはいけません。
履歴書への日付の書き方
履歴書の欄には大抵取得日が設けられていると思います。
取得日は試験を受けた日ではなく、合格証書に書かれている日を書くようにしましょう。
この証書の場合であれば令和元年7月3日となります。
合格証書が届かないと言う場合や、失くしてしまった場合は以下の記事もご覧ください。
履歴書への具体的な書き方
上記の2点を踏まえたうえで、実際にどのように書くか例を示します。
年 | 月 | 資格・免許 |
平成31年 | 3 | ファイナンシャル・プランニング技能検定試験 3級 合格 |
令和元年 | 7 | ファイナンシャル・プランニング技能検定試験 2級 合格 |
– |
このように、取得した順番に書いていけば問題ありません。
また、特段指摘がなければ実技を日本FP協会で受験したのか、きんざいで受験したのかといった事や、どの科目で合格したかは書かなくて大丈夫です。
名刺に書く場合は?
名刺に書く場合、試験の正式名称「ファイナンシャル・プランニング技能検定」ではなく、資格の正式名称「ファイナンシャル・プランニング技能士」を記載します。
最も注意するべき点は等級を最初に書くという点です。
例:2級ファイナンシャル・プランニング技能士
細かな注意点はいくつかありますが、OKな書き方やNGな書き方、英語での書き方などは以下のきんざいのページにもまとめられています。
FPは何級から書ける?3級は無理?
よく、FP3級は簡単すぎると耳にします。
あまり簡単すぎる資格だったりマイナーな資格だったりは書いても評価されなかったり、むしろマイナスになることもあります。
ではFPの場合はどうでしょうか
3級でも十分書いて問題なし!
結論から書くと、FPは3級だけ持っていても履歴書に十分書けます。
すでにFP3級に合格している方ならお分かりいただけると思いますが、3級でも学ぶ内容は十分広く専門的です。
金融や保険、税金に詳しいという証明になります。
さらにFPは上位に2級、1級とあり、その資格につながるため期待値を上げると言った意味合いもあるので、臆することなく書いておきましょう。
因みに、以下の記事では実際にFP3級だとどれくらいの求人があるかまとめてみました。
この記事を見て頂ければ、どれくらいFP3級が人気かお分かりいただけるかなと思います。
2級以上があるとさらに有利
もちろんFP3級だけでも良い求人はあります。
ただ、それ以上に大手企業だったりホワイト企業だったりと言った良い条件を求めるなら、上の級であるFP2級も持っておくことが望ましいです。
特に保険業などで営業をするにあたっては商品知識の有無や熟知性も問われます。それらの詳しい知識を得るには2級を持っていることがほぼ必須と言えることでしょう。
2級の概要は以下で触れているので、すでにFP3級を持っている方は2級にも挑戦してみてください。
履歴書以外でも不安な方は転職エージェントを活用しよう!
この記事ではFP試験の正式名称だったり、履歴書への書き方を解説しましたが、中には
と言ったように履歴書を含め、転職に関する不安は尽きないと思います。
確かに、どんなに履歴書が完璧で良い資格を持っていても、面接で失敗すれば結果は明らかですよね。
履歴書を書くにあたっても、資格欄以外でもアピールの仕方や書き方に不安がある方は多いと思います。
そんな時は第三者から客観的にアドバイスをもらったり、添削してもらったりしたいですよね?
そこでおすすめできるのが転職エージェントの利用です。転職エージェントでは履歴書の添削はもちろん、面接の練習や求人を出している企業との日程調整もしてくれるため、負担が少なくなり安心です。
そしてもちろん、これらのサービスは無料で利用できるので経済的にも安心です。
筆者も何社か利用したことがありますが、特におすすめできるエージェントが以下の3社になります。
Doda
種類 | 転職サイト・転職エージェント |
案件数 | 公開7万件 |
利用者層 | 20~40代 |
案件傾向 | 営業・エンジニア |
公開されている取り扱い案件数は6~7万程とされていますが、非公開案件が非常に多く魅力的なのがDodaです。
取扱い職種も多く、求人の幅も非常に広いので必ずご自身の持つスキルや資格とマッチする求人が見つかると断言します!
筆者自身もお世話になったことがありますが、エージェントの方がスキルや経歴を加味してオススメの案件をいくつもメールで送ってくれるため、マッチングしやすく求職に割くリソースも最小限で済みます。
ネオキャリア
種類 | 転職エージェント |
案件 | 5,000件 |
利用者層 | 20代 |
案件傾向 | 事務・営業 |
一人当たりのサポート時間が10時間越えと手厚く、ブラック企業を徹底排除の優良案件に絞った案件ばかりで安心できるのはこのネオキャリアになります。
万が一不採用だった場合はその原因もしっかり教えてもらえるのですぐに改善することが可能でさらに対象者としては大卒だけでなく大学中退や高卒、中卒の方にもポイントを当てているので学歴で今まではじかれてしまった経験があっても安心です。
MS-Japan
種類 | 転職エージェント |
案件 | 4,500件 |
利用者層 | 30~40代 |
案件傾向 | 管理職・士業 |
MS-Japanは管理部門特化型のエージェントで、大手上場企業や外資系企業、優良ベンチャー企業の求人が多く、税理士や会計士といった資格職の求人ももちろん多くなっています。
キャリアアップを考えている方、さらに大手への転職を考えている方はまずこちらに登録しておくのがベストです。
目的が絞られている分好みの求人と合致する可能性も高く、そこまで大きな転職エージェントではないためサポートも手厚く、内定までの時間が断然早いです。
FP試験の正式名称や履歴書への書き方まとめ
今回はFP試験の正式名称や履歴書への書き方を解説しました。
正しい名称で履歴書に書かなければ相手に伝わらず、せっかくとった資格が無駄になってしまいます。
また、不安な方は是非、転職エージェントも活用してみてください!
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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