[FP技能検定試験]副業にも役立つ?使える場面や稼ぎ方について!
FP試験で得られる知識はお金に関するものです。
そのため中には
と言ったような悩みを持つ方も多いかもしれません。
資格があっても稼ぎ方が分からない、稼ぎ方法があってもお金に関する知識が足りなくて不安、そんな方に向けて、この記事ではFP資格を活用した上での稼ぎ方や副業に関する内容を解説していこうと思います。
FPは副業できる?
まず、FPはそもそも副業として稼ぐことができるのでしょうか。
結果から言うと稼ぐことは十分可能です。
お金の専門知識がそのまま商売道具に
FPの専門知識としてお金の知識があります。
具体例を挙げると税金・ライフプランの設計・投資・相続・不動産購入など個人が生活していくうえで悩む内容は数多く存在しています。
これらの内容で困っている人達の相談を受け、相談料を貰う、と言うのが一般的なFPの稼ぎ方と言えます。
税金や資金調達に関する知識が活きる
自分自身が副業として活動する場合にもFPの知識は活きてきます。
例えばこのサイトの売り上げについても毎年確定申告しないといけませんでしたが、他のFPや税理士さんにお願いすることなく自分で処理していました。
経費の計上方法や資金調達の知識もFPの方なら豊富なのでそのまま副業に活かせますね!
FPとして副業をする際の注意点
FPとして稼げることはご紹介しましたが、いくつか注意しておく点もあります。
FPが業務可能な範囲を押さえて置こう
まず、FPの業務として行って良い範囲とやってはいけない範囲があります。
以下の内容はやってはいけない内容なので確認しておきましょう。
保険の売買
FPの方が保険の売買をする場合、保険募集人に登録している必要があります。
登録していない場合は一般的な相談や介入・解約のアドバイス程度にとどめておきましょう。
金融商品の売買
金融商品取引業についても、内閣総理大臣の登録を受けていない場合は投資助言や運用代行が不可能となっています。
あくまで商品の高値・安値のデータや経済指標・金融商品の一般的な仕組みについての相談に乗る程度にとどめておきましょう。
税務処理
FPは一般的な納税や節税に対する説明はできますが、税務処理を代行することはできません。
自分で普段から確定申告をしているから友達の分もやってあげた、これはNGです。
会社で副業が認められているか確認しよう
会社によっては副業禁止の場合もあります。
この場合取る選択肢は2つかと思います。
一つ目は会社にばれないようにこっそり副業するパターン。
例えば名義を親や配偶者にして納税をする、と言うのもよく見られるパターンですね。
バレずに副業する方法は結構多いので興味がある方は探してみてください。
二つ目はリスクを考慮して副業を諦めるパターンです。
特に今いる会社が待遇も良く荒波を立てたくない・・・と言う場合、あえてリスクを取る必要もないので諦めて仕事に集中しておくのが無難化と思います。
副業をしなくても資格を持っておくこと自体キャリアに繋がりますし、社内での評価が上がることも十分に考えられます。
また、副業は禁止とされていても株や投資はOKな会社も多いです。その際もFPで学んだ知識をもとに投資してみるのも選択肢の一つです。
開業届を出そう
お金を稼いで事業として活動する場合、副業でも開業届は出さなければいけません。
タイミングとしてはこれから事業を始める前が良いですが、すでに事業を始めていたり収益が発生したりしている場合はなるべく早く提出するようにしましょう。
開業届を出しておくことで得られるメリットは
- 損益通算ができる
- 青色申告ができる
- 屋号で銀行口座が作れる
など、非常に大きいです。
一方でデメリットやリスクもありますが、開業届を出すことはそもそもの義務なので、素直に出しておくのが無難です。
副業で稼ぐための方法
副業で稼ぐための具体的な方法も紹介していきます。
コンサルティング業
一つ目の選択肢としてはコンサルティングで稼ぐという方法です。
コンサルと言うと大きい事業の様に感じてしまうかもしれませんが、要するに相談に乗る事です。
FPコンサルタントとしての活躍の幅は広く、内容としてはライフプランの設計・相続や贈与に関する相談・保険に関する相談・金融資産に関するアドバイス・不動産購入・投資など非常に多いですね。
お金に関する相談であれば幅広く対応できるので仕事も多く存在しています。
お客さんとしては個人の場合もあれば企業の場合もあります。特に企業の場合は定期顧問契約を結ぶことで安定収入にもつながります。
一方でコンサルティングの場合、相手からも信頼を得る必要があります。
ただただ「FP技能士」と名乗るだけでは不十分な場合もあり、人間性や仕事歴、他の資格とのダブルライセンス等を示して専門性をアピールする等の工夫が必要です。
ライター業・ウェブ業
FPの知識を活かしてライターとしてお金に関するノウハウを発信したり、筆者の様にFP資格に関するサイトを運営する方法も一つの選択肢です。
ライターとして活動する場合はココナラ
やランサーズなどでよく求人を見られます。ライター業もある程度経験や実績を積めば一文字○円と言った具合に文字単価が上がっていきます。
筆者が現在受注している案件は今1文字2円程で1記事5,000文字くらいなので1本1万円くらい稼げています。
また、ブログやサイトで運営する場合メインはアフィリエイトになるかと思いますが、こちらの場合一度書いたら将来を通して自分の収入になります。
サイトは資産となるので、こちらも興味がある方は試してみてください。
不動産業
不動産経営はマンションや賃貸住宅を経営していきます。
初期投資が膨大ですが、その分安定収入につながりやすくその額も大きい傾向にあります。
不動産投資を行う場合は宅建士の資格も持っていた方が良いかもしれませんね。
副業で稼ぐためのコツ
最後に、副業で稼ぐためのコツを書いてまとめにしようと思います。
どんなに稼げる資格を取得できてもお客さんが居なければ稼げないので、そのあたりについて深堀していこうと思います。
身近な人をお客さんに
お客さんの第一候補としては身近な人です。
周りを見渡してみると、副業を始めたけど経理処理が分からない人・主婦で家計を管理している人・フリーランサーとして独立したばかりの人・FXで有り金全て溶かした人等意外とお金に困っている人は多いです。
その方たちは全てお客さん第一候補なので、片っ端から営業を掛けてみても良いかもしれませんね。
SNSなどで見つける
最近はTwitterやFaceBook等のSNSでお客さんを見つける流れも主流なように感じます。
筆者自身が所属しているサロンも本来はブログサロンだったのですが、イラスト作成や開業に関する相談・法人化の相談などが多く見られます。
仕事を依頼する場合も受注する場合も選択肢の候補として有力ですので、ぜひ活用してみてください。
クラウドソーシングやスキルマーケットもあり
クラウドソーシングやスキルマーケットでのスキル売買もよく見られ、特にライティング業務やサイト設計・お金の相談はそちらでも求人が多く見られます。
特にココナラとランサーズは案件数も多く、実績が付いてくると高額案件にも出会えるので試してみてください。
FPとしての副業での稼ぎ方まとめ
今回はFPとして副業で稼ぐための方法やコツ、注意点についてまとめました。
お金の専門知識を持っている時点で稼ぐための武器を持っていることは間違いないので、その資格の強みを最大限活用して大きく稼いでいきましょう!
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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