ファイナンシャル・プランニング技能検定とはどんな資格?試験の概要や各級の違いなど
ファイナンシャル・プランニング技能検定試験とは個人の資産設計や投資・運営など、お金について学ぶことができます。
一般的に金融業界で役立つ資格で、3級・2級・1級とステップアップしていきます。
また、ファイナンシャル・プランニング技能検定試験は国家資格ですが民間で行われる資格としてAFP・CFPと呼ばれる試験もあります。
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FP3級
FP3級については以下のページで詳細にまとめています。
FP2級
FP2級については以下のページで詳細にまとめています。
FP1級
FP1級については以下のページで詳細にまとめています。
ファイナンシャル・プランニング技能検定試験の概要
FP試験の概要についてまとめていきます。
難しさについて
FP技能検定試験は3級・2級・1級とステップアップしていきます。
試験自体の難易度ももちろん上がっていくのですが、受験資格も級が上がるに伴って難しくなっていきます。
具体的には以下の記事に書いていますが、実務経験が無いとそもそも受験できないので注意しましょう。
合格点はどれくらい?
FP技能検定の合格点は学科試験と実技試験に分かれますが、いずれも6割以上です。
特に実技試験は受ける団体によって異なりますが、6割であることに変わりありません。
平均で何%くらい合格する?
FP試験の合格率は3級が毎回80%超え、2級は40%、1級は10%~20%となっています。
3級・2級辺りはそこまで難しくなく、独学でも合格可能です。
合格するために必要な時間
FP3級の合格に必要な勉強時間は初心者が始めて大体50~100時間、2級はそこから100時間、1級になるとさらに200時間以上と言われています。
2級と1級の間にAFPやCFPを挟むことも多いので、1級の取得までは勉強時間を含め相当かかることを覚悟しておきましょう。
ファイナンシャル・プランニング技能検定試験の日程
日商簿記検定試験の日程についてまとめて行きます。
申込日
FP試験の申込開始日は大体試験2ヵ月程前からです。
申し込みは公式サイトから可能なため、余裕のあるうちにチェックしておくと良いでしょう。
試験日
試験日は3級と2級が毎年5月と9月、1月の下旬です。
1級に関しては多少変則的なので以下の記事でご確認ください。
合格発表日
FP試験の合格発表日は大体試験終了1ヶ月後です。ただし解答速報が各予備校で出回るので、自分の答えをメモって置けば試験当日に結果を把握することも可能です。
その他の情報
その他の試験の情報をまとめておきます。
試験形式
試験は学科試験がマーク形式、実技試験が記述形式になります。
試験時間は学科試験は120分で実技は60分~90分となっています。
問題の形式として3級は学科は2択か3択、2級は4択となっています。
実技試験に関しては実施団体によって全然違うので、一通り目を通してどのような問題があるか確認してみましょう。
受験料
受験料は税込みで3級は、学科は3,000円、実技も3,000円で計6,000円。
2級は学科は4,200円、実技は4,500円で計8,700円。
1級は学科は8,900円となっています。
主催者サイト
FP試験の実施団体は日本FP協会ときんざいに分かれており、以下になります。
資格取得後は
FP試験に合格できた後、どの様な活躍ができるかをまとめて行きます。
専門家として活躍
一つ目としてはファイナンシャルプランナーとして、コンサルタント業を中心に働くと言った選択肢があります。
日本では資産運用が得意な方は少なく、今までは銀行に預けるといった運用がメインでした。しかし、近年では多様で高率的な資産設計も求められるようになり、専門家であるファイナンシャルプランナーの需要は多くなりつつあります。
独立して稼業している方も増えつつあるので独立を考えている方、人のために働くのが好きな方はおすすめの働き方です。
ただその場合3級の知識だけでは足りず、2級~1級も持つ必要性もあります。
資格を活かして転職
ファイナンシャルプランナーの知識は金融業界だけでなく一般の企業でも使えます。
例えば総務であれば保険の事を知っていれば従業員に対し適切なアドバイスができますし、土地法を知っていれば設備の建て替えの際もその知識を存分に生かすことができます。
FP=金融のイメージが強く、そちらの業界で就職・転職活動をする方が多いのですが、実際は一般企業の事務でもアピールできる万能資格なので、未経験でも事務職に行ってみたい!という方でFPを取得で来た方がいらっしゃいましたらチャレンジする価値は十分にあります
資産運用や独立にも
株や社債と言った資産運用の知識も勿論つけることができ、そちらの方面で投資家として独立する方もいらっしゃいます。
また、フリーランスとして活動するとどうしても切って離せないのが確定申告の話になってきます。
正しい納税方法を知っているかどうかも大きな武器になりますし、特に最近ではフリーランスが増えているので、費用の計上の仕方が分からない、申告方法が分からにと言った方にアドバイスをしながら生計を立てている方も増えているそうです。
まとめ
今回はFP技能検定試験に関する情報をまとめました。
この記事でFPに興味を持った方は是非、受験してみましょう。
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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