大原の基本情報技術者試験講座のレビュー・評判・口コミ情報!午前試験免除制度もアリ!
基本情報技術者試験を受験しよう!と思い立った時に独学で勉強するのも良いですが、不安な場合スクールや通信講座を考える方もいらっしゃることと思います。
基本情報は国家資格なこともあり、講義として取り扱っているスクールも多いですが今回はその中でも高い支持率を集めている資格の大原に関して掘り下げて紹介させて頂こうと思います。
テキストのサンプルなども掲載しているので、受講を考えている方は是非ご覧ください!
資格の大原の基本情報技術者試験講座の概要
それではさっそく、資格の大原の基本情報技術者試験講座の概要から触れていきます。
講義内容 | |
午前試験免除対策つき総合本コース | [午前試験対策]
基礎講義・・・26回 習熟度確認テスト・・・Webテスト6回 修了試験・・・2回 [午後試験対策] 基礎講義午後対策・・・8回 アルゴリズム対策基礎講義・・・4回 アルゴリズム対策答案練習・・・4回 言語対策/表計算対策・・・各9回 直前模試午後対策・・・各2回 公開模試・・・1回 |
総合本コース | [午前試験対策]
基礎講義・・・16回 習熟度確認テスト・・・Webテスト6回 [午後試験対策] 基礎講義午後対策・・・8回 アルゴリズム対策基礎講義・・・4回 アルゴリズム対策答案練習・・・4回 言語対策/表計算対策・・・各9回 直前模試午後対策・・・各2回 公開模試・・・1回 |
午前試験免除対策コース | 教材による学習 習熟度確認テスト・・・Webテスト6回 修了試験・・・2回 |
午後試験対策コース | 基礎講義午後対策・・・8回 アルゴリズム対策基礎講義・・・4回 アルゴリズム対策答案練習・・・4回 言語対策/表計算対策・・・各9回 直前模試午後対策・・・各2回 公開模試・・・1回 |
アルゴリズム対策コース | アルゴリズム対策基礎講義・・・4回 アルゴリズム対策答案練習・・・4回 |
言語対策/表計算対策 | 言語対策/表計算対策・・・各9回 |
模擬試験パック/公開模試 | 直前模試午後対策・・・各2回 公開模試・・・1回 |
受講形式 | |
Web通信/DVD通信/教室通学/映像通学 | |
サポート・特典 | |
自習室・教室解放 Web講義標準装備 教室聴講制度 途中入学・随時入学対応 振替視聴制度 欠席フォロー 転校制度 メールによる質問サポート |
コースの紹介
資格の大原には実に7つものコースが用意されています。
それぞれの強みや特色について掘り下げて見ていきましょう。
※価格は2020年1月時点の物です。時期によって変わることもあるのでご了承ください。
午前試験免除対策つき総合本コース
基本情報技術者試験を受講したことのない初心者の方に対して最もおすすめできるのがこの午前試験免除対策付き総合本コースになります。
内容としては受験対策に必要なすべてが含まれたお得なコースになっており、午後試験で壁となるプログラミングやアルゴリズムにもしっかりと対応したカリキュラムになっています。
このコースの大きな特徴は午前免除と教育訓練給付制度の2点です。
それぞれについては後ほど詳しく解説します。
価格は税込み95,700円です。
総合本コース
総合本コースでは午前試験対策の基礎講義に重点を置き、比較的理解の難しいテーマに絞った学習を行っていきます。
午前試験免除は受けられませんが、講義数も少なく勉強時間をあまり確保できない方や免除付きのコースほどお金を払えないという方はこちらがおすすめです。価格は75,300円です。
午前試験免除対策コース
受験者の中には初心者ではなくある程度前提知識があったり、すでに過去に受験した経験があり再受験を考えている方もいらっしゃるかなと思います。
そのような方のために午前試験免除をメインで受けられるコースもあります。
あくまで午前試験免除だけに重点を置いており、午後試験に関しては一切触れていないのでその点は注意が必要です。
価格は27,500円になります。
午後試験対策コース
午前はすでに免除条件を満たしている、絶対に合格できる自信があるという方は午後試験対策コースがおすすめです。
価格は45,800円からになります。
アルゴリズム対策コース
午後の必修科目の一つ、アルゴリズムを重点的に対策したコースもあります。
基本情報はアルゴリズムだけで20点分あり得意不得意も分かれる分野です。
以下の言語対策とセットで受講するだけでも人によってはグッと合格率が上がります!
金額は16,700円となっています。
言語対策/表計算対策
言語対策ではC言語、Python、Java、CASLⅡ、表計算の中から選んで受講する流れとなります。
言語もアルゴリズム同様、避けては通れない道なので苦手意識がある方は受講して重点的に対応していきたいですね!
価格は19,300円になります。
模擬試験パック/公開模試
最後が模擬試験パックになります。
直前模試2回分と公開模試1回分がパックになっており、実力判定や成績表がつくため客観的に自分の実力を図ることができます。
また、インターネットによるWeb講義も配信されるためわからなかったところも開設されるので弱点克服にも利用可能ですね!
独学や再受験の方で最後の詰めをしたいという方におすすめです!
解説動画・講義
資格の大原の大きな特徴として、受講形式がWeb経由だったりDVD形式だったりと自宅で何度でも見られるものから実際にスクールに通って講師の話を生で聞くといった物まで幅広く受講者に合わせて受講形式を合わせられる点があります。
Web経由やDVDの場合は仕事で忙しくて通うことができない、周りにスクールがなく交通の便も悪いから通えないといった方におすすめで時間を有効に使うことが可能となります。
一方で教室通学の場合、多少時間はかかるもののその場で講師の方に質問できて問題を即座に解決することが可能で、さらに周りには同じ基本情報を目指す方々がたくさんいるため、自分も勉強しないといけないという気になりモチベーションが続きやすいといったメリットがあります。
この辺りは迷うポイントですが、自分の学習に合ったスタイルで受講できるので良いですね!
肝心な講師も指導経験が豊かな講師が多く、万が一合わないと感じた場合は授業を変える事も可能となっています。
教材・テキスト
授業で用いるテキストに関してもさらに掘り下げて見ていきましょう。
テキストについては大原の公式サイトからもサンプルがダウンロードできるようになっているので、是非一度目を通していただきたく思います。
oohara-fe論点を端的に図や数式で解説しており、わかりやすく余白の多い造りとなっています。
また、学習した直後に例題が設置してありすぐにアウトプットできるようにもなっているので学習サイクルが早くなりますね!
資格の大原の基本情報技術者試験講座の特徴
サラッと概要について触れましたが、次に資格の大原にしかない魅力や強み、メリットなどを紹介していこうと思います。
学習時間を大幅に減らせる午前試験免除
資格の大原の大きな目玉としては午前試験免除システムにあります。
通常、基本情報技術者試験では午前試験と午後試験どちらとも6割越えで突破する必要があり、どちらか片方が6割を切った時点でOUTです。
そのため試験直前まで午前午後両方の対策をする必要があり、万が一午前試験がギリギリだったり自信がなかったりした場合午後試験を解く際にも不安になり試験に注力できないといった事態も発生します(体験談)
そんな中であらかじめ午前試験の免除が確定してしまえば勉強中も本番も午後試験に全力を注げるのでなおさら合格率が上がります。
因みに午前試験免除を受けるにはしっかりと修了試験を受けて合格する必要があるので、ただ受講すればokではない点は注意しましょう。
充実したサポート制度
資格の大原は歴史も深く全国展開する超大手スクールです。
そのため資本力もあり、一人ひとりに対するサポートも徹底していることが大きな強みとなっています。
具体的には質問し放題だったり独学のための教室の開放、仕事などでの転校制度や体験講義など多岐にわたります。
ここまで安心して受講できるサポートは他にないので、少しでも不安がある方は多少値が張っても大原を選択するのが良いかなと思います。
無理なく学習できるように組まれたカリキュラム
多くのスクールでは短期合格を目指して1ヵ月~2ヵ月ほどの受講期間で学習を終わらせてしまったり、数十時間で資格を取得しましょうといったコースも多いです。
これらのコースは0知識の初心者からしてしまうと重点や頻出事項だけを押さえて、基礎ができないので些細なところで足元をすくわれたり実務に直結する知識を得られなかったり、さらに上の応用情報技術者試験などを目指す場合に基礎がない分難しくなってしまったりと言った弊害が起きることも予想されます。
一方で大原は総合本コースであれば6~8ヵ月とがっつり学習時間を確保しており受験者に負担が掛からないようにしています。
基礎力を付けるにはどうしても時間がかかってくるので、その過程を重視している良い講座だといえますね。
資格の大原の割引制度
資格の大原はサポートが徹底している分どうしても他の講座と比較すると割高になってしまいます。
しかしできる事なら安く受講したいと思うのももっともなことかと思います。
大原にはいくつか割引制度があるので、積極的に利用していきましょう。
時期によるキャンペーン割引
まずは時期によるキャンペーンです。
新年度や夏季、年末年始を含めちょくちょく割引キャンペーンが行われていることがあり、その為のコードだったり条件だったりは大原の公式サイトから取り寄せられる無料パンフレット内に記載されていることがあります。
資料請求自体は数分で終わるので、是非試してみてください。
再受験、再受講割引
大原の情報処理技術者試験講座を過去に受講した経験がある場合、同一区分の講座を受講する場合に30%の割引が適応されます。
また、過去に講座を受講していなくても1度でも該当試験を受験していて、受験票や受験した証明書があればそれだけで20%の割引が適応されます。
教育訓練給付制度
大原の午前試験免除対策つき総合本コースでは教育訓練給付制度を受けることが可能です。
教育訓練給付制度は厚生労働省から認められた教育機関にだけ認定される制度で、受講者の技術開発や学習援助を行うために国(ハローワーク)から最大で受講料の20%まで支給されるといった制度になります。
受け取るにはそれなりに条件が必要なので事前確認が必要ですが、額が額だけに取得しておくと損はないので利用していきましょう。
ステップアップ割引
過去に大原のITパスポート講座や情報セキュリティマネジメント講座を受講された経験がある場合、ステップアップ割引と言うことで5%受講料が抑えられます。
この制度は今後さらに上の試験を目指す場合も適応されるので、現在ITパスポート等の受講経験がない場合でも最終的に上位資格を取得予定の方は利用していきたいですね!
簿記ネクスト割引
受講予定の方ですでに簿記を取得されている場合も合わせて割引を受けることが可能です。
特に簿記と情報処理技術者試験のダブルライセンスは相性も良く資格取得後の活躍の幅も大きく広がります。
級は初級以外であれば問題なく、割引対象期間は受講後1年と少し期間は短めなので急ぎましょう。
学生割引制度
受講者が学生の場合更に割引が適応されます。
具体的に、高校生の場合は20%割引+入学金免除、大学生の場合は生協を通すことで5%割引が適応されます。
キャッシュレス割引
支払い時にクレジットカードなどのキャッシュレス決済を行うことで5%還元されます。
元が高いだけあり5%でも馬鹿にできない額になるのでこれらは可能な限り利用したいですね!
他スクールや通信講座との比較
基本情報技術者試験は人気国家資格のため、対策講座を開いているスクールも多いです。
そこで、筆者の方でそれぞれのスクールの金額や特徴を表にまとめて見やすくしたいので、気になる方は見比べてみてください。
BizLearn | |
価格(税込) | 36,300円~ |
特徴 | ・専門チュータによる手厚いサポート ・コストが抑え気味 ・合格ナビゲーションによる分析で合格率UP |
受講申込先 | |
フォーサイト | |
価格(税込) | 35,800円~ |
特徴 | ・クオリティの高いテキスト・講義動画 ・Manabunでスキマ時間に効率よく勉強できる ・費用も安い |
受講申込先 | |
資格の大原 | |
価格(税込) | 95,700円 |
特徴 | ・サポート制度が万全 ・上位資格のコースも充実 |
資料請求先 | |
アビバ・大栄 | |
価格(税込) | 資料よりご確認ください。 |
特徴 | ・ネバギバ制度により挫折しにくい ・オンデマンド形式で反復学習が可能 |
資料請求先 | |
TAC | |
価格(税込) | 87,000円~ |
特徴 | ・受講形態が多様 ・プログラミング特化のパックが見どころ |
資料請求先 | - |
STUDYing | |
価格(税込) | 36,850円~ |
特徴 | ・コスパが圧倒的に良い ・全ての教材がオンライン上で完結 |
受講申込先 |
この比較表の中でも大原は最も高いですが、それに準ずるサポートを期待できるので安心です。
他のスクールに関しての詳細やスクールの選び方などは以下のページで紹介しているので合わせてご覧ください。
資格の大原の基本情報技術者講座の口コミ
ここまで、筆者が感じた良さそうなポイントや特徴をまとめさせていただきました。
ただそれだけだと意見が偏ってしまうと思ったので、他に大原で受講された方の声も同時に載せてみようと思います。
引用元は合格者の声のページからです。
午前試験免除を取得したことによって、午後試験対策に集中することができたため、合格しやすくなったと思います。
修了試験は、大原の問題集をしっかり解いたおかげで合格できました。
午前免除のおかげで合格できた!と言う声はよく見られました。
実際午前・午後のうちの午前、つまり試験全体半分がなくなるという事は精神的にも時間的にもかなり楽になることは間違いありませんね。
擬似言語の学習をとても効率よく進めることができました。
わからない部分は質問することですぐに解決でき、モチベーションを低下させることなく苦手を克服できたことが合格につながりました。
模擬言語、要するにアルゴリズムですが、こちらも丁寧に解説しており非常に理解がしやすいと言った声が多いです。
独学の壁でもあり、筆者もアルゴリズムで躓いたつらい経験もあるので早いうちから対策しておきたいですね。
大原での受講が向いている人
最後に、色々情報を集めてもまだ迷う!と言う方に、どういった方が大原が向いているかを紹介しておしまいにしようと思います。
上位資格を狙う方
まず、情報処理技術者試験は国家資格であり人気資格でもあるため取り扱うスクールが多いですが、その上の応用情報技術者試験を始めとする難関資格になると取り扱う講座はがくっと減ります。
そんな中で大原はそれらの講義も扱う希少なスクールであり、エスカレーター式に受講していくことが可能です。
学習形式も変わらず、1回定着させてしまえば流用ができるのでスムーズにステップアップしていくことができますね!
資格取得後に転職したい方
資格を取得する人の中には転職や昇給を狙っての方も多いかなと思います。
しかし転職活動自体も結構大変で、エージェントに登録して会社を探して面接の練習をして・・・とやることが盛りだくさんです。
しかし大原はキャリアサポートを行っていることも有名で、資格取得→就職の流れで比較的スムーズに終わります。
ただでさえ資格取得で大変で、その後手が回らないと言う方も多いと思いますが、このようなサポートをしてくれるのは非常に助かりますね!
モチベーション維持が苦手な方
資格の大原では特に通学スタイルの場合講師や他の受講者と顔を合わせることが多くモチベーションの維持がしやすいです。
折角通信講座をとってもなかなか学習が進まなくて試験日に間に合わなかったという話も聞くので、あまり計画を立てるのが苦手だったり、勉強に意識が向かない方は大原を利用するのが非常におすすめです。
大原の基本情報技術者講座まとめ
最後になりますが、資格の大原の基本情報の評価を表にまとめて締めにしようと思います。
項目 | 評価 | 星 |
教材 | 良 | ★★★☆☆ |
講義 | 優 | ★★★★☆ |
価格 | 良 | ★★★☆☆ |
サポート | 秀 | ★★★★★ |
信頼性 | 秀 | ★★★★★ |
テキストは白黒で簡素な感じで、適宜図が使われており要点がまとめられており分かりやすく可もなく不可もなくと言った具合でした。
講義に関しては熱心に教えようとする先生も多く、総じて良い評価が多いですがスクールによって講師にもばらつきがあり合う合わないもあると言った口コミも見受けられました。
したがって不安定要素もあるので最大評価にはしていません。
価格は9万円台と他と比較しても高く、可能な限り割引制度を用いてできるだけ安く受講したいものです。
ただ高い分徹底したサービスを提供しており、厚生労働省から教育訓練給付の指定を貰っていることからも質が高い講義であることは保証されています。
老舗なだけあり支持率も高く、無難に合格できる講座と言っても過言ではないのでまずはこちらの講座を第一候補として考えて置いて問題はないと言えます。
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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