[日商簿記3級]スタディングはおすすめ?口コミ情報と講義レビュー
日商簿記3級を取り扱うスクールや講座は多数ありますが、今回はその中でもオンライン学習に限定し、少し変わった形式で講座を展開するスタディングについて紹介していこうと思います。
スタディングは全体的に見ても安いといった特徴がありますが、それだけではなくある程度勉強の基礎ができている方や演習量を増やしていきたい方には嬉しい制度も整っているので、是非参考にしてみてください!
スタディングの日商簿記3級講座の概要
最初にSTUDYingの日商簿記3級講座の大まかな概要について紹介していきます。
講座一覧 | |
簿記3級合格コース | 基本講座19回 通勤問題集19回 |
簿記3級・2級セットコース | 基本講座43回 通勤問題集20回 |
受講形式 | |
Web通信のみ | |
サポート・特典 | |
オンライン質問対応 勉強仲間検索機能 更新版再受講コース 勉強仲間検索機能 タブレットレンタルサービス |
コース紹介
それぞれの簿記検定講座のコースの違いも見てみましょう。
簿記3級合格コース
受講料(税込) | 3,828円 |
教材 | Webテキスト 通勤問題集19回分 検定対策模試3回 |
カリキュラム | ガイダンス1回 基本講義19回(約6時間) |
簿記3級合格コースでは簿記が全くの初学者に向けたコースになっており、価格も3,480円と非常にリーズナブルなので手が出しやすくなっています。
価格は抑え気味ですが、テキスト・動画・問題集・模試と一通りそろっており全て利用可能なので気軽に利用できますね!
簿記3級・2級セットコース
受講料(税込) | 21,978円 |
教材 | Webテキスト 通勤問題集59回 試験対策模試9回 |
カリキュラム | ガイダンス3回 基本講義62回(約20時間) |
簿記3級・2級セットコースでは簿記初学者の方が一気に2級合格までを目指すコースになっています。
3級取得→2級取得なのでしっかりと基礎を踏んでステップアップしていく流れになっていますね。
3級と2級のそれぞれを受講するより1,000~2,000円程安くなっているので簿記2級まで取得するつもりの場合、こちらを受講しましょう。
講義動画・授業
スタディングの動画は簿記3級のみに限定すれば全19回で計6時間ほどの講座になります。
それに加えて実力アップテストが50分×3回、検定対策模試が120分×3回なのですべて網羅すると10時間強になります。
肝心の講義についてはテーマごとの全体像を把握しながら、試験によく出るところをかいつまんで取り扱っていくような形式になるので網羅性といった観点では低いですが、かかる時間を最小限に抑え合格を狙いに行っている感覚です。
肝心の講義内容についてですが、最初にガイダンスがあり簿記の勉強法やメリット、将来どのような場面で役に立つかをざっと説明してもらえます。
その後の講義ですが、イラストを基に丁寧に説明されており順を追っての解説なので記憶にも非常に定着します。
動画の編集技術にはクロマキー合成と呼ばれるスクリーンと講師を別に映して合成される技術が用いられており、講義専用のスタジオでの撮影になるので画質・音質ともにクリアになっており、ストレスなしに視聴することができます。
講義内容はよく試験で問われる重要なポイントに絞って解説が行われており、短い時間でも重点をつまめるためまさに通勤講座と言うだけあり通勤時間にインプットを進めていくことが可能です。ペースも早すぎないぐらいで万が一聞き逃してしまっても簡単に巻き戻して学習することができます。
筆者の場合は普段PCで学習するのですが、スマホで勉強する場合もテキスト内容がしっかりと動画内に映し出されるためテキストをわざわざ開く必要がなく操作の面でも問題なく使用できるので手軽です。
また、Webテキストには例題も用意されており、学習したその場で知識の確認をできる構成になっており直ぐにアウトプットできるので記憶の定着が良いイメージでした。
さらにこのスタディングは再生速度を1~3倍まで変更可能で画質も3段階で選択可能となっています。
もちろん、講義動画を見るときは高画質で見るのが一番良いと思われます。しかし高画質な動画程通信容量も大きくなってしまいパケットを非常に食ってしまうので容量を圧迫したりネット回線が悪いところでは重くなってしまうことも考えられます。
低画質にしていても文字は十分見えますし早いのでパケットを気にする方は低画質での再生を視野に入れてみましょう。
講義の音声だけをMP3の形式で一括ダウンロードすることも可能です。この場合スマホだけでなくCDに焼くなどして車での通勤に用いたり、寝てるときに連続再生して睡眠学習に用いると言った用法も考えられます。
いずれの講義も1回5分~10分程度と短く、簡単に概要が浚えるようになっていて集中力の点でも途切れることがないので学習者にはかなり優しくなっています。
講師の紹介
ここでスタディングの簿記講座を担当される竹原眞美講師についても紹介させていただこうと思います。
大学生時代に税理士に合格されその後は米国監査法人に就職。さらに外資系コンサルティング会社の経歴を経て改行税理士として税理士業務を行いながら20年以上簿記講師として会計・税法科目を担当されている方になります。
資格取得のための簿記講座だけでなく、会社の経理職や経営者の方に向けた実践的な簿記指導も行っており非常に分かりやすいと評判の良い先生です。
竹原先生からのメッセージは講師紹介のページで書かれているので気になる方は一度目を通して見てください。
教材・テキスト
講義動画のすぐ下にテキストが用意されており、動画を見ながらテキストを閲覧することも可能なので直ぐにインプット&確認を繰り返すことが可能です。
造りとしては非常にシンプルですがフルカラーで見やすく印刷もできるのであらかじめプリントして用意しておくのも良いのではないでしょうか。
学習の流れとしては動画での解説をインプットし、問題を解いてアウトプット、最後にまとめと言った流れになっておりインプットとアウトプットを交互に行えるので重要ポイントをとらえやすく短期間で定着させることができます。
模試・問題集
スタディングの問題集は基本講座で学習した後にすぐに確認できるオンライン形式の問題集です。
スマート問題集では講座で学習した内容をすぐに反復学習できるツールで、単元ごとに出題され、間違った問題は記録されるため間違った箇所をピンポイントで狙い撃ちし弱点を克服するのに向いています。
簿記の場合は仕訳が命で、その仕訳を徹底して覚えていけるので良いですね!
問題演習には3つの出題モードがあり、練習・本番・復習と別れています。
それぞれ学習し始めたばかりの状態から実力チェック、最後の苦手つぶしまでの3段階に分かれており学習時に選択可能となっています。
それぞれの出題モードと傾向は以下のようになります。
出題モード | 傾向 |
練習モード | 1問解いてその解説が表示され手を繰り返していきます。どちらかと言うとインプット寄りとなっていて、すぐに解説があるのでどうして間違えたか、どう考えるのが正しかったかを直ぐに確認することができます。 また、問題と関連する講義動画へのリンクも用意されており、内容を確認したかったら直接リンクを踏んで学習することも可能となっています。 |
本番モード | 本番に沿った形式で、一通り問題を解いて最後に正答率がどれくらいだったかを判定してくれるモードです。 時間設定をするかどうかを選べるので、本番を意識するなら限られた時間で早く解く練習として用いるのが良いでしょう。 |
復習モード | 練習モードと本番モードで要復習にチェックした問題と、全回間違えた問題をピンポイントで出題してくれる苦手つぶしに特化したモードになります。 最終的にはこの復習モードを反復して苦手を潰してしまえば合格は目の前と言って間違いありません! |
間違えた問題や自分の得点に関しては結果データとして残るので、2回目以降を学習する時も一目瞭然です。
あわせて他の受講者の平均点数や合格ラインも見られるので、自分が今どれくらいのポジションかという事もわかります。
簿記の問題を解くときに欠かせない電卓機能もついていて便利ですよ!
通勤中に問題を解こうとした場合、さすがに電卓を持ち運ぶのは大変なのでこのようにさっと表示されるのは学習する身としても嬉しい限りですね!
また、今はキャンペーンで無料登録をするだけで良く出る仕訳一問一答集がもらえます。
これだけでも大きいので受講予定がない場合でも登録はしておくとお得です( *´艸`)
スマホさえあればいつでも解けるので反復学習にも向いており、間違った箇所も再出題してもらえるので問題管理が楽です。
模試に関してはレベルの高い問題が多く、簿記検定本番と同じ形式で解いていくため本番に慣れつつ力を付けていくことも十分に可能です。
また、「実戦力UPテスト」と呼ばれるテストもあり、中間レベルの重要問題をそろえた問題集もついています。基本講座・スマート問題集よりレベルの高い問題が用意されており、解説を読んで解き方を身につけることで、自ら問題を解く力を養成することができます。
スタディングの日商簿記3級講座の特徴は?
ここまでざっとスタディングの概要について触れましたが、次にスタディングならではの強みや特徴を別途紹介していきます。
この記事は2019年10月に執筆したものであり、月や季節によって開講形式や価格が変わることもある点はご了承ください。
全てがWEB上で完結するオンライン学習
スタディングの特徴としては講義はもちろん、演習問題もテキストも全てWEB上で完結しており、受講しても手元にテキストが届くことは一切ありません。
これは通勤講座の時代からの名残で、「仕事が忙しく、時間が取れない人」を対象としていることにも由来しており、極力持ち運びが少ないように配慮された結果だとも言えます。
紙媒体での勉強に慣れていた方にとっては多少違和感が残るかもしれませんが、テキストがなくてもスマホやタブレット、PCを用いてどこでも学習できるので非常に便利でテキストの持ち運びもない分かさばりません。
問題集に関してもマルチデバイス対応となっており、スマートフォンや自宅のPC、会社のPC等どの環境からログインしても学習データを保存し、共有することが可能です。
また、ノートも不要でWEBシステムによってコンテンツ内でメモしたりノートを作成できたりする点も大きな強みです。
このことからもわかるように、スマートフォンやPCなどのデバイスさえあれば時間も場所も問わず、いつでもどこでも手軽に勉強することができる点はかなりの強みです。
効率の良い動画編成
最初にインプット学習をするわけですが、テーマごとに全体像を把握しながら特に重点的に項目を絞ってわかりやすく学習していきます。
スタディングの場合、「試験によく出る」「書籍ではわかりにくい」ところを重点的に学習していくため点数に直結しやすく、また、再生速度を1.5倍や2倍にすることもできるので短時間で効率よく学習することが可能です。
ふと隙間時間に学習したい場合や試験直前で見直したい場合にも便利な形式になっています。
学習状況をグラフで表示!
スタディングの学習システムでは常に毎日何時間勉強したと言った学習時間をグラフで可視化してくれる機能があります。
もちろん、勉強時間が長ければ良いと言ったものではありませんが、実際に自分がどれくらいの時間を勉強に充てることができたかといった一つの指標になります。
また、講義と問題それぞれ別で表示されている点もポイントでインプットとアウトプットにどれくらいの塩梅で割くことができたかといった分析から、今後どのように勉強していけば良いかの方針も立てやすいですね。
因みに日商簿記3級に合格するために必要な勉強時間は大体50~100時間と言われています。
これも一つの指標として毎日何時間勉強しているかを逆算すればどういったペースで勉強していけば良いかが分かるのでスケジューリングにも役に立つのではないでしょうか。
ライバルと競える勉強仲間機能
スタディングのもう一つの強みとしては、他の学習者の学習状況を把握できる勉強仲間機能があります。
これは他の人がどれくらい勉強したかといったことが分かったり、勉強に関して思ったことをつぶやける学習専用トゥイッターみたいなものです。
みんながどれくらい勉強しているかが分かるだけでも自分もやらなくちゃ!と言った気を駆り立てられますが、それと同時に勉強仲間になると言ったボタンを押すことで直接つながることも可能なので便利です。
本来勉強は孤独な作業でそれがモチベーション継続の大きな壁となることも多いのですが、こうやって同じ資格を目指す仲間(ライバル)が気軽にできる点は非常に嬉しい制度ですね。
スタディングの割引制度
次の項目でも触れますが、スタディングは簿記3級を取り扱うスクールの中でもトップクラスで安いです。が、さらに安く受けたいと思ってしまうのが人間の性ですよね。
ここではあらためてスタディングの割引制度を紹介していこうと思いまう。
ただし時期によって限定で行われているものや特定の条件を満たさないと受けられない場合もあるので、その点はあらためてご了承ください。
無料講座登録による5%割引
無料講座登録を行う事で5%割引のクーポンを貰うことができます。
無料講座を行う事で実際に先ほどまで紹介したシステムの一部を利用することもできます。
実際に受講してから「合わなかった」となってしまうと損以外の何物でもないので、学習前に一度オンライン講座を試しておくことをおすすめします。
複数人で受講すると割引率大幅アップ!
法人等で複数人一度に受講する場合は大幅な割引が適応されます。
具体的には以下の表になりますが、個人で利用する分にはあまり関係ありませんね・・・。
人数 | 割引率 |
3~5人 | 20% |
6~10人 | 25% |
11~15人 | 30% |
16~20人 | 35% |
21~30人 | 39% |
31~50人 | 43% |
51~70人 | 47% |
71~100人 | 50% |
101人以上 | 要相談 |
スタディングと他スクールの比較
価格帯も他のスクールと比較すると圧倒的に安く、参考書と問題集を購入して独学するのとほとんど費用が変わりません。
具体的な金額は多少の変動はあるもののいかにまとめるので参考にしてみてください。
フォーサイト | |
価格(税込) | 16,280円 |
特徴 | ・教材が高クオリティ ・サンプルが充実 |
受講申込先 | |
資格の大原 | |
価格(税込) | 24,500円~ |
特徴 | ・コースが多彩 ・講義のクオリティが高い |
資料請求先 | |
クレアール | |
価格(税込) | 11,000円~ |
特徴 | ・万が一落ちても1年間は受講継続可能 ・生徒数が少なく、その分濃い講座を受けられる |
資料請求先 | |
ユーキャン | |
価格(税込) | 39,000円(一括払い) 月々3,300円×12ヵ月(分割払い) |
特徴 | ・顧客満足度1位 ・充実の採点、質問サービス |
資料請求先 | |
資格スクエア | |
価格(税込) | 6,480円 |
特徴 | ・網羅型ではなく最短で効率よく学習可能 ・回数が10数回と非常に少ない |
受講申込先 | |
大栄 | |
価格(税込) | 28,200円前後 |
特徴 | ・ネバギバ制度により一人一人に手厚いサポート ・受講生の合格率は85%超え |
資料請求先 | |
STUDYing | |
価格(税込) | 3,828円 |
特徴 | ・めっちゃ安い ・完全オンライン学習 |
受講申込先 |
簿記3級を取り扱うスクールを比較した記事は以下にまとめているので興味がある方は合わせてご覧ください。
このように、スタディングは数ある簿記講座の中でもダントツで安く、手が出しやすいお値段です。
理由としては直接耳にしたことがあるのですが、スタディングは大手予備校の様に教室やPCといった備品などを所持しておらずその分費用が抑えられている点。また、すべての学習教材がオンライン上で完結しているため、印刷費用や宅配費用が掛からないといった点があります。
また、他のスクールにはあるようなあまり利用しないサポート制度も廃止しており、その分web上で本当に役に立つ機能に絞っている点も低価格化の秘訣なのだそうです。
スタディング簿記3級講座を試してみて
スタディングでは結構な回を無料で受講することが可能となっており、実際に自分に合っているかどうかを試すことができます。
筆者の場合は以前別講義を受講したことがあるのでUI等はある程度把握しているのですが、あらためて記事を書くにあたって受講を試してみたので、どのようなものだったか紹介していこうと思います。
因みにPC版ですが、スマホでも似たような内容になります。
UI
まずはUIですが、こちらはログイン画面を基に見てみましょう。
このようにスッキリとした画面で操作しやすく、あまりデバイスに慣れていない方でも難なく使いこなすことができます。
また、TOP画面の下の方に進んでいくと先ほど紹介した勉強仲間に関する情報が表示され、同じ資格を学習しているライバルの学習状況なども見れて自然とモチベーションの維持につながります。
問題集
簿記3級におけるスタディングの問題集も見ていきましょう。
まずは問題のページですが、問題文があり選択肢があり入力欄があるような構成になっています。
一問ごとに回答すると正解不正解が分かるようになっており、解説も解答時に表示されます。
また、学習進捗度合いとしてどれくらい進んでいるかも可視化されており、進捗度が一目瞭然。
間違った問題だけを再度やり直すようにすることもできるので苦手を潰すといった点でも非常に使いやすいと感じました。
このようにゲーム感覚で問題を解いていき、最終的に全ての問題を埋めればよいので楽しみながら実力をつけていけるといった楽しみもあります。
学習フローで何をすべきかが一目瞭然
講義で何を学習するかと言った流れも表示されているため、次に何の勉強をするかの概略が学習開始時点で把握できます。
すでに学習した内容に関しては学習日や問題の得点も表示されているため、見直して再挑戦することも可能ですね!
スタディング簿記3級講座の口コミ
実際にスタディング簿記3級講座を受講された方の口コミ情報も見てみましょう。
スマホ片手にできる講座はとても助かりました。
現在、正社員で医療系の経理職に就いています。
実務でも簿記は必要であり、勉強がすすむにつれ、会計士さんとの会話もスムーズになり、色々なことが見えてきました。
仕事をしていたり家事をしているとなかなか時間が取れないものですが、片手間で学習することが可能で、そこで得られた知識を直ぐに現場に活かすこともできており、うまくインプットとアウトプットをこなせていますね。
何事も長続きしない意志の弱い自分でも、仕事の休憩時間を使ってコツコツ進めることができました。
5月から通勤講座の2級3級コースを受講し始め、6月に3級、11月に2級とストレートで合格することができました。
こちらの方は簿記3級だけでなく2級にも合格されておりしかもかなり短期間で成果を出されています。
このように継続しやすい講義、短期間で取得できる講義がスタディングの特徴ともいえますね!
スタディングでの簿記3級受講はアリかなしか、また向いている人はどんな人?
スタディングの簿記3級講座の特徴や他のスクールとの比較情報、特典などを紹介しましたが、それでもどうしようか決めかねている方も多いのではないでしょうか。
スタディングでの受講が向いている方、向いていない方ももちろんいらっしゃると思うので、以下のポイントを判断材料にしていただければ良いかなと思います。
最小の知識量&最短の時間で挑みたい場合はおすすめ
スタディングは出るところ、難解なところを重点的に学習していくため、最短、最小限の勉強量で合格できるような構造になっています。
そのため即座に資格が必要!という方には強くおすすめします。
逆に全体的、網羅的に学習したい!と言う方にとっては少し足りないと感じることもあるかもしれませんね。
あまりお金をかけたくない方もおすすめ
価格も3,000円台で非常に安く、他のスクールの価格よりも半額以下で受けることができます。
もちろん動画やテキストの質も劣っておらず価格を必要最低限まで抑えられます。
参考書や問題集を別途用意する必要もないので財布が厳しい場合でも難なく受講できてしまいます。
電子機器にある程度慣れている必要はアリ
学習媒体がスマホやPCなのである程度電子機器に慣れている必要はあります。
と言ってもブラウジングできてこのサイトを閲覧できるくらいの知識があれば難なく使いこなせるのでそこまで身構える必要はありませんが・・・w
簿記1級クラスを考慮している場合はおすすめできない
簿記3級、簿記2級クラスであればスタディングで十分通用します。が、1級だったり税理士等さらに上位を目指す場合は徹底的に基礎をさらう必要がありそこを狙う場合は3級2級も徹底的に学習できる資格の大原などがおすすめです。
そもそもスタディングは簿記1級講座がないので一貫して学習できない点でもスタディングは不利になってしまいます。
手厚いサポートを期待している方も不向き
資格のスクールの中にはこれでもかというほど手厚いサポートをしているスクールもあります。
具体的には1対1で面談を何度も繰り返し、試験日までのスケジュールを組むようなマンツーマン形式の講義だったり資格取得後の就職や転職サポートまで行っているようなスクールです。
スタディングの場合はそれらにかかる経費をすべて削っての低価格になるのでサポートの面では期待してはいけません。
といっても、大半の受講生の方はサポートを使うことが少なく、最後まで「そんなサポートあったんだ・・・」と具体的なサポート内容を知らぬまま卒乗してしまう方が大半なので正直あまり気にしなくてもよいポイントかもしれませんね・・・。
スタディングの簿記3級講座まとめ
今回はスタディングの日商簿記3級講座に関しての特徴や、どのような方が向いているか、向いていないかをまとめてみました。
あらためて教材や講義動画、価格等の面から評価すると以下のようになります。
項目 | 評価 | 星 |
教材 | 優 | ★★★★☆ |
講義 | 良 | ★★★☆☆ |
価格 | 秀 | ★★★★★ |
サポート | 良 | ★★★☆☆ |
信頼性 | 良 | ★★★☆☆ |
教材に関してはデジタル化により持ち運びが必要ない点及びポイントを絞っている点から使いやすいと感じました。一方で少し省きすぎている場合もあるので、100点を狙って次のステップアップの土台固めがしたい場合には少々不向きかなと思います。
また、問題集も自動で記憶してくれてこちらが学習管理をする必要がないという点も魅力的ですね!最初の方は特にひたすら演習量を重ね、基礎知識を充填していきたいものです。
価格の面では簿記3級講座の中でも最安値でありコスパを求めるならスタディングは外せません。一方でサポートはほとんど皆無で、そこで費用を押さえているのでどうしても分からないところは人に聞きたい!と言う場合は注意が必要です。
一方で勉強仲間機能は他のスクールのどこにもない機能なので活用し、モチベーションの上昇に使っていきたいですね!
周りが50年60年といった老舗スクールも多い中、未だ10年前後と創業してからそこまで経過していませんが、受講者数をすごい勢いで伸ばしているのがスタディングです。そういった観点からも、今後さらに伸びていくことが期待できますね!
無料で体験できたりサンプルをもらえたりもするので、興味がある方は是非一度試してみてください。
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません