[応用情報技術者]求人数は2万件!?転職市場価値や年収を解説!仕事内容や未経験から転職するコツも満載!
応用情報技術者は情報処理技術者における資格の中でもレベル3に位置づけされており、難関資格と言えます。
就職や転職において基本情報技術者は注目されますが、応用情報技術者がどうなのか気になる方も多いかと思います。
この記事では応用情報技術者が転職にどのように活かせるかを解説します。応用情報技術者を活かした仕事内容や求人数。未経験からの転職のコツなどもまとめているので参考にしてください。
応用情報技術者の市場価値は高い
応用情報技術者は転職市場において、価値が高いと言われています。その理由について解説します。
今後IT人材の不足が進むと言われているため
まずは需要と供給のバランスです。IPAのDX白書によると現在のIT人材について83.5%の組織が不足と答えています。
今後も人手不足は進むと言われており、IT人材の市場価値は上がっていくと言われています。その中で応用情報技術者を持っていることは、高度なIT人材である証明になります。
応用情報技術者試験は合格率が低く差別化できるため
応用情報技術者試験の合格率は平均20%前後で、合格者数は年間1万人弱です。
ITパスポートや基本情報技術者の保有者と比較してもはるかに少なく、差別化の要因になっています。
転職市場においてライバルが少ないため、通過率が高まります。
応用情報技術者の求人数は2万人超え
応用情報技術者の求人数は、求人ボックスにおいておよそ2万人でした。
ITパスポートや基本情報技術者のような保有者が多い資格の求人数と比較すると少ない印象ですが、その分待遇の良い求人が多数見つかりました。
また、求人ボックス以外の求人サイトや転職エージェントでも応用情報技術者が評価されるケースはあります。その分を加味すると、求人数はさらに増えると予想されます。
応用情報技術者の平均年収は520万円
応用情報技術者の平均年収は520万円です。一般的なサラリーマンの平均年収は国税庁によると461万円なので、それなりに高い印象です。
資格を取って収入アップを目指したい方にとって、応用情報技術者はうってつけです。
応用情報技術者が活かせる仕事
応用情報技術者を取得したあと、具体的にどのような仕事に就職できるかを確認しておきましょう。
プログラマー
応用情報技術者では、プログラマーに必要なデータの処理やアルゴリズムについて学ぶことが可能です。
また、プロジェクトマネジメントの知識も学べるため、経験を積んで上級プログラマーとして活躍することもできます。
システムエンジニア
応用情報技術者は、企画から要件定義・開発・テスト・保守といったシステムエンジニアに必要な工程を一貫して学べます。
開発に限らず、幅広いフェーズでの業務を遂行可能です。社内SEとして活躍する場合でも、応用情報技術者は役立ちます。
ITコンサルタント
応用情報技術者の知識を活かしてITコンサルタントのキャリアを目指す方も少なくありません。
顧客企業に求められている要件を洗い出し、システムの導入や開発によりどのように解決するかを提案する仕事です。
求められるスキルとして、資格だけでなく顧客対応力や提案力もあり激務になりがちですが、高給である可能性もあり向上心が高い方にはおすすめです。
応用情報技術者を転職に活かすコツは?
資格を持っていてもうまくアピールできなければなかなか仕事につながりません。
応用情報技術者を転職に活かすコツを確認しておきましょう。
ポートフォリオを作成する
資格ももちろん大事ですが、応募者も同じ資格を持っていれば差別化にはなりません。エンジニアとして転職する場合、可能であればポートフォリオを用意しておきましょう。
ポートフォリオは過去に作ったアプリ・システムなどが該当します。
履歴書・面接内容を充実させる
転職を考えている場合、履歴書や面接などを充実させ選考で落とされない工夫をしましょう。
応用情報技術者の履歴書への書き方は以下の記事でまとめています。
面接対策については転職エージェントへの依頼がおすすめです。レバテックキャリアではITエンジニアへの転職案件も充実しており、履歴書や面接のフィードバックも行っているので活用してみましょう。
まだ資格を持っていなくても転職活動を始める
特に若い場合、資格だけでなく若さそのものが評価されるケースも少なくありません。資格を取ってから転職しようと考えていると年齢だけ重ねてしまい、転職成功確率が下がってしまいます。
転職を本気で考えている場合、資格学習と並行して転職活動も始めるべきです。
応用情報技術者の年収や求人についてよくある質問
- 応用情報技術者は転職に意味がないって本当ですか?
- 応用情報技術者は転職活動で強い武器になり得ます。しかし実績が無かったり資格の知識を活かせない業種にチャレンジする場合、価値を発揮できないケースもあります。
- 応用情報技術者は未経験でも転職できますか?
- 現在どの業界・業種でもIT系は人手不足です。資格を取得して意欲を示せば未経験からでも転職できる可能性は十分あります。
- 応用情報技術者の平均年収はいくらですか?
- 応用情報技術者の平均年収は520万円です。ただし年収は業界や企業によって変わります。平均は宛にならないので、求人の年収を確認するようにしましょう。
応用情報技術者の求人・転職まとめ
応用情報技術者は難易度が高く専門的な内容を学べる国家資格です。保有していることでITに関する高い水準があることを証明できます。
基本情報技術者までは持っているものの、応用情報技術者以上は持っていないという方も多いです。したがって、転職市場では差別化の要因となります。
ポートフォリオや実績があればさらに転職成功の確率が上がります。資格を活かして転職したい方は、積極的に狙ってみましょう。
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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