フェールバック
フェールバック(Failback)は、フェールオーバによって片方に切り替えられていたシステムから本来の設備に戻すことです。
フェールバックとは
フェールバックは、もともと稼働していたシステムの問題が解決して正常な状態に戻った後、フェールオーバしたシステムから処理を引き継いで復帰させる手続きです。
フェールバックは切り戻しと呼ばれるケースもあります。
フェールバックの関連語
フェールバックの関連語を確認しておきましょう。
フェールオーバ
フェールオーバとは、稼働中のサーバやシステムに障害が発生したとき、待機している別のサーバやシステムに自動で切り替える仕組みです。
冗長化に欠かせない機能の一つです。
フォールバック
フォールバックとは、システムに異常が生じた際に性能や機能を制限し、不完全ながらも処理や稼働を継続させることです。
「退縮運転」「退縮運用」とも呼びます。
フェールバックまとめ
フェールバックはフェールオーバによって切り替えられたシステムを戻す仕組みです。
似た言葉にフォールバックがありますが、意味は全く異なるので間違えないようにしましょう。