買掛金元帳

買掛金元帳は会計帳簿の一つで、得意先別に買掛金の状況を把握するために記録する帳簿です。

買掛金元帳とは

買掛金元帳は、仕入先ごとの買掛金の残高が分かる帳簿のことです。

総勘定元帳の買掛金勘定だけでは、買掛金全体の増減は分かるもののどの仕入先にどれだけ買掛金が残っているか分かりません。

買掛金元帳を記入することで、仕入先ごとの動きが分かります。

買掛金元帳と仕入先元帳の違い

買掛金元帳と仕入先元帳は、買掛金の支払額を記入するかどうかが異なります。

元帳名	記載内容
買掛金元帳	・仕入先ごとに掛仕入をした額 ・買掛金の支払額
仕入先元帳	・仕入先ごとの掛仕入額

仕入先別に買掛金の流れを記帳するなら買掛金元帳、仕入量を記帳するなら仕入先元帳を利用すると覚えておきましょう。

買掛金元帳の関連語

買掛金元帳の関連語を確認しておきましょう。

売掛金元帳

売掛金元帳も買掛金元帳同様、会計帳簿の一つです。

得意先別に売掛金の状況を把握するために記録する帳簿です。

仕入帳

仕入帳は仕入取引に関する内訳明細を記録する帳簿です。

売上帳

売上帳は売上取引に関する内訳明細を記録する帳簿です。

買掛金元帳まとめ

買掛金元帳は仕入れ先ごとに買掛金の残高の動きがわかります。

簿記3級試験ではたびたび出題されるので、記入方法はしっかりと覚えておきましょう。