[SPI]勝ち取れ内定!!勉強法を言語、非言語、英語毎に詳しく解説!
SPIは就職をする際に誰でも通る道で、対策なしにぶっつけ本番で受けると必ず痛い目にあいます。
内容は中学生レベルが多いですが、高を括っていると本番で思うように解けないなんてことも・・・。
ここではそうならないように就活生がすべきSPIの勉強法をご紹介していきます。
SPIの勉強に関して
本題に入る前にSPIの勉強に関して少し書いておきます。
SPIを勉強する意味ってあるの?
SPIは範囲が広く、一般常識も多いので今更慌てて勉強しても意味があるの?と聞かれることがあります。
答えから言うと効果抜群です。ガブリアスに冷凍ビームを放つぐらい効果はあります。その理由は下記の通り。
出るところは意外と決まっている
意外とSPIの範囲やパターンは決まっており、何問か解いていくと似たような問題を見ることになるでしょう。
この問題前にも見たな、と思えるようになればそれはすでに勉強の成果が出ており、試験もばっちりです。
もちろん、見たなで済ませずに解法も浮かぶようになってくださいね!
スピードは練習次第ですぐに上がる
小中高大の試験勉強では間違いなく正確に解くことが求められてきました。
そのため今まで多少雑でも良いから早く解く、見直しはしない、といった問題の解き方自体をしてきていないわけです。
したがって解くスピードを今まで意識することが無かったわけなので、あらためてスピードに重点を置いて数問解くと要領がつかめてくるようになります。
問題の形式に慣れる
問題の形式も独特で、数学なのに正式な値ではなく、考えられる答えを全て選べ、などと言った特殊な問われ方をします。
これはあらかじめ問題に触れておかないと本番で戸惑ってしまうので、知識や計算方法の充填と言った意味以外に本番に慣れると言った意味合いでも勉強の効果は大いに期待できます。
勉強を始めるタイミングは?
まず勉強を始めるタイミングですが、SPIは各科目2~30時間も勉強すれば十分と言われています。
基本的には受ける1~2ヵ月前からぼちぼち始めれば対策は可能でしょう。
受ける企業によって国語と数学のみだったりそこに英語が加わったりとまちまちなので、その辺はあらかじめ調べておきましょう。
分野別勉強法
言語(国語)、非言語(数学)、英語、性格診断それぞれの勉強法をまとめます。
言語
言語、要するに国語はざっくり分けると語彙力と長文に分けられます。
語彙力は例えば対義語を問う問題や類似語を問う問題、語句の意味を問う問題、用法に関する問題が良く出てきます。
語彙力に関しては対策問題を数問解くとある程度頻出傾向が分かってくるのではないでしょうか。
長文に関しては早く正確に読み取ることを求められます。過去問題集を解くのも良いですが、小学生のころにやったであろう、音読を繰り返すことで自分の声が再び耳に入り脳が活性化されるのでおすすめの勉強法になります。
読む内容は特に限定しませんが、評論や小説の一説などそれなりに文字の羅列が続くものが良い練習台になります。
非言語
非言語はいわゆる数学です。
数学は単純な計算問題でなく文章題なので案外国語力が問われます。
また、どの問題に関しても頭の中でさっと計算できるような簡単な問題は出題されず、図形を使わないと答えられなかったり、複雑な計算をしても正確な値が出なかったりと意地悪な問題が多い傾向にあります。
対策としては普段から手を動かして図や表を書く癖をつけることと、問題をひたすら解くだけでなく、分からなかった問題は時間をかけてでもわかるまで理解しようとする姿勢を持つことです。
SPIは似たような問題や数値を変えただけの問題も出ることが多いので、解き方さえ頭に叩き込んでしまえば短時間で正答を求めることは可能です。
英語
英語も国語と同じで語彙力と長文読解力が問われます。
単語に関しては意識して勉強するよりも長文を読み、その途中で出てきた単語を分かるように理解することに努めましょう。
単語を簡単に覚えられるアプリとして下記の物をおすすめします。
単語帳メーカーは自分で分からなかった単語を記録させ、オリジナルの単語帳を作れる優れものなので学習に役立ててください。
肝心の長文読解ですが、長文に慣れるにはひたすら読むに越したことはありません。
英語のニュースが読めるアプリもあるのでぜひ試してみてください。
分からない単語等はその場でタップすると意味を表示させてくれる親切設計で、先ほどの単語帳メーカーと組み合わせれば完璧です。
英語は就活だけでなくグローバルする今後を見通すと必要不可欠なものになるので、これを機に英語の学習の習慣をつけるのもアリですよ!
性格診断
性格診断に関しては素直に聞かれたまま答えるようにしましょう。
問いかけは違えど答えが同じものもあり、自分を良く見せようとすると必ずばれます。
特に有効な対策手段はないので、思うまま素直に答えることがベストです。ただあらかじめ自己分析をしておくことで自分の特性を知れるので解答しやすくなります。
万が一完全に嘘を貫き通しても入社してからのミスマッチにもつながり就職後すぐにやめてしまった・・・なんてことにもなりかねないので、自分を良く見せようとする嘘は絶対に禁物です。
全体を通しての勉強法
次に科目関係なしにすべてに通じる勉強方法をご紹介します。
継続が大事
人間は1日何もしないと意外と忘れてしまう生き物です。
就活以外に研究や仕事、バイト、卒論などすべき事が多く、勉強時間がどうしても後回しになってしまうこともあるかと思います。
それでも5分、1問、それくらいならスキマ時間を見つけてすることはできるのではないでしょうか。
継続は力なりです。たとえ1問でも続けるのと途中で間が空くのでは大きな差が生まれてくるので0の日を作らないようにしましょう。
計画を立てて
行き当たりばったりで勉強すると本番直前で時間が無い!となりかねません。そんな状況を避けるためにもあらかじめ計画を立てて勉強しましょう。
勉強の計画は一日何時間と言った時間ベースで決めるのではなく、試験日から逆算してこの量進めればいいと言った量ペースで決めるようにしましょう。
例えば今日は数学の推論をする、問題を5問解くと言った具合です。
そうしないと、例えば机の前に座り、参考書を開きスマホゲームを1時間していても1時間と計上してしまいます。
満遍なく勉強
人によっては数学は好きだけど語学は嫌い!とか英語は好きだからそれだけずっとやっていよう!と思われるかもしれませんが、点数はまんべんなくとれるように勉強しましょう。
SPIは正答率が高いほど次に出題される問題の難易度が跳ね上がり、どんなに得意科目があっても満点を取りに行くのはほぼ無理と言われています。
最終的な評価は合算なので、国語50点のまま数学を90点から95点に伸ばすよりは数学を90点でキープして、その時間を国語につぎ込み70~80点にもっていった方がよっぽど効率的だと思いませんか?
勉強のお供
勉強をする際、テキストは必須ですが、アプリやサイトも有効活用することで理解度がぐっと上がります。
特にアプリはスマホさえあればどこでもできてそれこそスキマ時間を有効活用できるのでインストールしない手はありません!
おすすめの参考書やアプリを以下に紹介していきます。
おすすめのテキスト
おすすめのテキストを数冊ご紹介します。
主要3方式<テストセンター・ペーパー・WEBテスティング>対応】これが本当のSPI3だ!
筆者も就職の時にお世話になった1冊です。
テストセンター・WEBテスティング・ペーパーテストの主要3方式に対応しており、SPIとは何ぞやという就活始めたての方にもわかるように、テストの形式から懇切丁寧に説明してくれている参考書です。
扱う問題が豊富なのはもちろんのこと、頻出順に並んでおり、最初から進めていくことで点を取れるような作りになっている点、使いやすさを求め挿絵付きの分かりやすい解説がされている点から、アマゾンでもベストセラーとして売れ続けていることも頷けます。
必勝・就職試験! 【玉手箱・C-GAB対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法
玉手箱問題は1つの大問の中に複数問題が組み込まれており最近主流になっている自宅受験型のwebテストではこの形式が多く採用されています。
筆者も転職活動で一度受けたことがありますが、普通のSPIとは若干形式が違い問題をあらかじめ知っておかないと本番で慌てかねません。
形式としては電卓が使えること、出題問題ごとに制限時間が表示されることなど特殊なので絶対一度は触れておきましょう。
性格診断問題に関しても一通り掲載されているので参考程度に目を通しておきましょう。
これ以外にも状況に応じて参考書は何冊かあるので、気になる方は下記をご参照ください。
おすすめアプリ
おすすめアプリとして先ほどの英語学習アプリに加え、下記の物を紹介させていただきます。
こちらは無料でSPIの問題を解くことができ、さらには面接対策までできると言った優れもののアプリです。
携帯さえあれば移動中やバイトの休憩時間にも学習できるので忙しい中でも継続して勉強することが可能です。
おすすめのページ
最後に学習できるページとして問題をまとめた当サイトの中でも自身をもっておすすめできるページをご紹介します。
特に解説に徹底的に注力しており、図や具体例を駆使しながら分かりやすさを追求しているのでぜひ活用してください!
本番での心得
最後に、本番を受ける際に気を付けるべきことをまとめておきます。
完璧は目指さない
SPIの問題は正解を重ねれば重ねるほど難易度が上がります。
1問1問完答することももちろん大切ですが、中にはかなり時間を取られる問題があります。
そのような問題にはまってしまうと延々と時間を取られてしまい解答数が減ってしまいます。
企業側は問題の取捨選択ができるかどうかもしっかり見ているので、完璧主義者になり切らず捨てるところはバッサリ捨てる考えで行きましょう。
あなたが解けない問題は大抵他の人も解けていません。安心してください。
時間に注意
一つ目と被るところもありますが、試験には制限時間は決められています。大抵国語が30分で50問、数学が40分で40問といった具合にシビアです。
1つ1つの問題にかけられる時間も短いことが分かるので、あらかじめ1問にかけられる時間を把握したうえで、より多く問題を解けるように簡略化かつ分かりやすい図を描くように心がけましょう。
まとめ
今回はSPIの勉強法に関する記事になりました。特に難関企業はSPIの段階でバッサリ切られるので、面接まで漕ぎつけなかったと泣く前に徹底的に対策を練って挑みましょう!
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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