[ITパスポート]事務職への転職は有利?具体的な活躍の場面を紹介!
情報系資格の中でも初学者に人気とされるITパスポートですが、最近は事務職でも人気が出ています。
この記事では、ITパスポートがどうして事務職に有利なのかを解説します。
本記事のまとめ!
- 事務作業もPCを使うので、ITパスポートがあると有利
- 簿記やmosとのダブルライセンスだとなおさら有利
- ITパスポートを最短で取るなら通信講座がおすすめ!
結論:ITパスポートは事務職転職に有利
ITパスポートは、コンピュータの仕組みからメール・セキュリティ・ネットワークなど、事務作業で使うスキルや知識を幅広く学べます。
近年は事務仕事にPCを用いることがほとんどで、ITスキルが求められる傾向です。求人ボックスでは2024年6月時点でITパスポートが歓迎条件の事務求人が3,000件弱あります。
事務職を目指していて他の求職者と差別化したいなら、ITパスポートの取得を狙ってみましょう。
ITパスポートが事務職に有利な理由
ITパスポートが事務職に有利な理由を解説します。
事務作業に必要な作業レベルの証明になる
事務作業では、データ入力をはじめ各種ツールやソフトの適正利用が求められます。
ITパスポートではツールをはじめとする幅広い知識を学べるため、ダイレクトに業務へ活かせます。
ITリテラシーがある証明になる
ITパスポートではセキュリティや個人情報など、ITリテラシーに関わる内容も取り扱っています。近年はサイバー攻撃による情報漏えいや、社員による個人情報の流出が問題になるケースが増加傾向です。
ITリテラシーの高さを示して企業のコンプライアンス強化につなげられる点をアピールできれば、採用される確率は上がります。
IT以外の幅広い知識を学べる
ITパスポートではIT以外にも幅広い知識を学べます。具体的に学べる知識は以下の通りです。
- 企業コンプライアンスや法令順守に関する知識
- 経営戦略や財務など経営全般に関する基礎知識
- 情報セキュリティに関する知識
いずれも事務の業務を行う上で必要不可欠な知識です。
ITパスポート所有者が事務職でキャリアアップするには
ITパスポートの知識を活用してキャリアアップする方法を確認しましょう。
まずは事務職に就職しよう
事務職としてキャリアを築くためには、まず事務職に就かなければ話になりません。社内異動が可能なら異動願いを出してみたり、叶わなければ転職したりを考えてみましょう。
また、事務職と一口に言っても細かく職種が分かれます。
- 総務事務
- 経理事務
- 営業事務 など
各事務職によって求められるスキルにばらつきがあるため、将来何の仕事がしたいかを含めて調べておきましょう。
事務職で必要な知識もインプットしよう
専門性が高い事務職の場合、ITのスキル以外にも求められる知識・技能は多数あります。例えば経理事務なら簿記の知識が、特許事務なら特許に関する知識が必要です。
ITパスポートを持っていても肝心な専門性のスキルがなければ話にならないので、必要に応じて専門知識も適宜インプットしましょう。
作業全体の中から効率化できるポイントを見つけよう
事務仕事でITパスポートを活かす方法ですが、まずは人手が介入し煩雑になっている作業を見つけましょう。
「ある資料からシステムに手作業で入力している」「計算が複雑で人力だと時間がかかったりミスが生じたりする」これらの作業はIT化をすべき作業です。
エクセルでマクロを作ったり、簡単なアプリを作ってシステム化することで時短になり作業効率化が実現します。
ITパスポートで事務職を目指すにあたってよくある質問
- ITパスポートは難しいですか?
- ITパスポートの社会人における合格率は50%を超えています。決して難しい試験ではありません。
- ITパスポートは何ヵ月で取れますか?
- ITパスポートは1日2時間の勉強で2ヵ月ほどで取れます。
- 独学でITパスポートに合格できますか?
- ITパスポートは独学でも合格を目指せます。
ITパスポートは事務職にもおすすめの資格
本記事のまとめ!
- 事務作業もPCを使うので、ITパスポートがあると有利
- 簿記やmosとのダブルライセンスだとなおさら有利
- ITパスポートを最短で取るなら通信講座がおすすめ!
ITパスポートの知識は事務職にも活かせること間違いありません。専門性を高めつつ業務効率化の観点から、どこのムダを省けるか考えることが、事務職でキャリアを築くためのポイントです。
ITパスポートをまだ取っていない方は、仕事と並行しながら通信講座や学習サイトを活用して合格を目指しましょう。
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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