トランスポート層

2022年6月24日

トランスポート層は、OSI参照モデルの第4層に位置する階層です。

トランスポート層とは

トランスポート層

トランスポート層は、OSI参照モデルの第4層に分類され、データの信頼性を高めるため、エラー検出・再送制御・コネクションの確立などをおこないます。

TCP/IPモデルにもトランスポート層はありますが、内容は似ていても別物なので注意してください。

トランスポート層に該当する機器

トランスポート層に該当する機器として、以下のようなものがあげられます。

トランスポート層に該当する機器
  • ゲートウェイ

トランスポート層に該当するプロトコル

トランスポート層に該当するプロトコルとして、以下のようなものがあげられます。

トランスポート層に該当するプロトコル
  • UDP
  • TCP
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トランスポート層の関連語

トランスポート層の関連語を確認しておきましょう。

OSI参照モデル

OSI参照モデルは、コンピュータ同士の通信を層に分けてモデル化したもので、階層ごとに役割を定義しています。

物理層データリンク層ネットワーク層・トランスポート層・セッション層プレゼンテーション層アプリケーション層で構成されています。

TCP/IPモデル

TCP/IPモデルは、インターネットを含む多くのコンピュータネットワークにおいて、世界標準的に陥られている通信プロトコルです。

OSI参照モデルと異なり、アプリケーション層・トランスポート層・インターネット層(ネットワーク層)・リンク層(ネットワークインターフェース層)の4層で構成されます。

トランスポート層まとめ

トランスポート層では、エラーを修正したり、再送したりといったデータ通信の信頼性向上を実現しています。

試験対策としては、UDPやTCPといったメジャーなプロトコルの特性を覚えておきましょう。

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Posted by 佐野 孝矩