DoS
DoS(Denial of Service)攻撃は、通常ではありえない数のリクエストや応答パケットをサーバに送信する攻撃です。
DoS(攻撃)とは
DoS攻撃では、処理しきれないリクエストやパケットによりサーバやネットワーク回線を過負荷状態にし、システムダウンや応答停止などの障害を意図的に引き起こします。
別名として、サービス停止攻撃・サービス拒否攻撃・サービス不能攻撃・サービス妨害攻撃などと呼ばれることもあります。
DoS(攻撃)の対策
DoS(攻撃)の対策方法としては以下のようなものがあげられます。
- 必要のないサービス・プロセス・ポートは利用しない
- DoS攻撃の端緒になりうる各種の不備を見つけて直す
- 脆弱性対策が施された最新のパッチを適用する
DoS(攻撃)の関連語
DoS(攻撃)の関連語を確認しておきましょう。
DDoS
DDoS攻撃は攻撃する側の端末を複数用意して攻撃する多対1の攻撃になります。
DoS攻撃が1対1での攻撃であり、攻撃元が分かればブラックリスト登録で防げますが、DDoSはそれだけでは防げません。
EDoS
EDoS攻撃は、Economic Denial of Serviceの頭文字を取った攻撃です。
Economic(経済)的な損失を与える目的でリソースを消費させる攻撃になります。
DoS(攻撃)まとめ
DoS攻撃はサイバー攻撃の中でもメジャーで、派生形もいくつもあります。
試験でも頻出なので、対策方法と合わせて押さえておきましょう。