[宅地建物取引士試験]一夜漬けは可能?ネットでよく見るけど本当??

2021年3月15日

宅建試験のように人気資格ではありがちですが、ネット上の口コミなどを見ていると

ラク
ラク
思ったより簡単で一夜漬けで合格できたわw

といった感想が良く見られます。この言葉を信じて一夜漬けをしても大抵の方は

カズ
カズ
思っていたのと遥かに違った・・・あれを一夜漬けとか無理・・・

といったように玉砕してしまう事は間違いありません。

この記事では宅建試験に一夜漬けで挑戦しようとしている方に向けて、なぜ無理なのかを解説しつつ、試験に合格するためにはどのように対策すればよいかについて触れていきます。

本記事のまとめ!

  1. 未経験者が宅建試験を一夜漬けでパスすることはほぼ不可能
  2. 法改正・時事問題は直前の対策でもok!
  3. スムーズに合格したいならフォーサイトがおすすめ!

宅建試験に一夜漬けで合格できる?

疑問

まず、宅建士に一夜漬けで合格できるのかといった質問ですが、結論から書いてしまえば無理です。

また、例え実務経験者や受験経験者でも極力一夜漬けは避けるべきだと思っており、その理由についても触れているので参考にしていただければと思います。

必要勉強時間は2~300時間なので難しい

宅建試験は

  • 宅建業法
  • 法令上の制限
  • 権利関係
  • その他

の4つの科目から成り立っており、それぞれ結構幅広く学習しなければいけません。

全てを包括的に学習するとなると300時間ほどかかると言われています。

一夜漬けで勉強するとしても確保できる時間はせいぜい8時間くらいだと思うので、どう考えても理想的ではありませんね。

カズ
カズ
どれも専門知識が問われるから一朝一夕で定着するとは言えないね・・・

ネットで一夜漬け合格しているという報告は脚色されている

ネットなどで「宅建試験に一夜漬けで合格した」「1週間ほどの短期間でも合格できた」という記事はよく見かけますが、こちらも脚色されていることが多いです。

例えば実はコツコツ1年ほど続けており、最後の1週間で詰め込んだパターンだったり、経歴を見てみるとゴリゴリの宅建業界人で、前提知識が豊富にあったり、マンション管理士など関連のある資格を持っているなど、何らかのバックグラウンドがあることが多いです。

キュー
キュー
あとは嘘のパターンとかな

他の法律に関する知識や資格を持っていたり、実務経験があったりするなど有利なケースが多いので、合格者は何もない状態から一夜漬けしているわけではない点は注意しましょう。

受験経験者で1点足らず不合格だった人は要注意

一夜漬けに挑戦する方の中で、以前1点足らずで合格できなかったから今回は一夜漬けで何とかなるだろうと考える方がいます。

このように、過去に受験経験があってそれなりに行けたから、今回はあまり勉強しなくて良いだろうと高を括ってしまうことが実は宅建試験で最も落ちてしまうパターンが多いのです。

宅建試験は範囲が非常に広く法改正も良く入ります。

そのため、1年前の知識を覚えていられるはずもなく、そもそも覚えていた内容も新年度では通用しなくなっている可能性があります。

前回はギリギリだったから今回は少しの勉強で行けるだろうと高を括らず、もう一度インプットからやり直すのが良いです。

ラク
ラク
前回がギリギリだったからこそ、今回は合格したいよな!
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試験経験者でも少なくても試験1週間前からは準備しよう

カレンダー

例え試験経験者であっても、その学習範囲の広さから大体試験日の1週間前くらいからはエンジン全開で勉強を本格的に始めたいものです。

その際にやるべき事もまとめておきます。

間違えた問題に全集中

宅建試験は範囲が広いように見えますが、ある程度出題される内容は決まっています。

そのため過去問を大切にする必要がありますが、試験直前はその中でも特に間違えた問題に集中して解いていきましょう。

得に出題数が多く得点にもつながりやすい宅建業法・土地利用計画法・農地法辺りは重点的に勉強しておくと良いと言えます。

キュー
キュー
解ける問題を解いていくより、分からない問題を潰した方が効率は良いで

法改正・時事問題のチェックは大事

令和2年には民法の大改正がありました。当たり前ですがこのように法律に関する改正だったり、時事問題だったりは宅建試験でも必ず問われます

そして法改正の場合出題者側からしてもしっかりと近年の動向を押さえているかチェックしたいと言った思いや、範囲が広すぎることから問題は悪問が少なく、基礎的な問題が出される傾向にあります。

そのため、しっかりと普段からアンテナを張りチェックしておくことであっさりと得点できてしまう分野がこれらの法律・時事問題です。

このあたりは意外と対策できていない方も多く、この分野が得点源になれば試験で有利になることは言うまでもありませんね。

最短合格を目指す為に

あらためて、宅建試験に最短で合格できるためにいくつかアドバイスです。

スケジュールをしっかり管理しよう

宅建試験は一夜漬けで合格することは理想的ではなく、300時間はかかると解説しました。

したがって、スケジュール管理も非常に重要になってきます。

1ヵ月合格を目指す場合は1日10時間必要ですが、半年ベースで目指すのであれば2時間弱で済みます。

負担も断然変わってくるので、まずはスケジュールを立てるところから始めてみてください。

通信講座の活用も検討しよう

宅建試験は人気資格のため、通信講座も充実しています。

分からないところはすぐに講師の方に質問できたり、分かりやすい講義動画が公開されていたりと、受験者からすると嬉しい要素が満載です。

通信講座は多々ありますが、特にフォーサイトはおすすめです。

人生を変える通信講座Foresight

理由としてクオリティの高いフルカラーテキストに加え、Manabunと呼ばれるeラーニングアプリによって、スマホ1台で問題演習・講義視聴・質問などができてしまうので利便性が高いです。

先ほど触れた時事問題についても、フォーサイトの場合直前対策講座といった形で教材が提供されます。

これらの要素からも合格率が非常に高く最もおすすめできる通信講座です。

筆者自身もフォーサイトの教材を活用しました。その時の教材に関するレビューもあるので、興味がある方は是非ご一読ください。

他の通信講座が気になる、という方は以下の記事もあわせてどうぞ!

宅建試験一夜漬けまとめ

本記事のまとめ!

  1. 未経験者が宅建試験を一夜漬けでパスすることはほぼ不可能
  2. 法改正・時事問題は直前の対策でもok!
  3. スムーズに合格したいならフォーサイトがおすすめ!

今回は宅建試験に一夜漬けで挑もうとする方に向けて、一夜漬けが無謀である理由としっかり合格できるための方法を紹介させていただきました。

できるだけ短時間で勉強したい!という気持ちも分かりますが、宅建試験はそれなりに勉強時間を必要とする試験です。

無理に勉強時間を短くしたところで不合格になってしまっては本末転倒なので、しっかりと計画を立てて着実に実力を伸ばしていきましょう。

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