[宅地建物取引士試験]試験に”一発合格”は重要?その後のキャリアに違いはある?
宅建試験を受けるにあたって
と思われる方は多いかなと思います。
同じ宅建士として登録していても、一発合格をしたか何回かチャレンジした末での合格なのかで、マウントを取る方や引きずる方がいるのは事実です。
この記事では、宅建試験は一発合格できるものなのか、一発合格がそこまで重要なのかといった観点から解説していきます。
本記事のまとめ!
- そもそも宅建試験に一発合格できるのは一握り
- 宅建試験に何回で受かったかはその後のキャリアに関係ないが、若さは重要!
- より合格率を上げたいならフォーサイトがおすすめ!
宅建試験一発合格の重要性
SNSや掲示板などを見ていると、「宅建試験一発合格余裕だった」や「宅建くらい一発合格できて当然」といったような書き込みが目立ち、あたかも宅建試験は一発合格できるものだと言った風潮がたまに見られます。
まずは本当に宅建試験が一発合格しなければいけない物なのか確認していきましょう。
そもそも合格率的に一発合格は難しい
宅建試験は合格率が10%台と非常に低く、誰でも一発合格できる試験ではありません。
直近の合格率を見ても
- R2・・・17.6%
- R1・・・17.0%
- H30・・・15.6%
- H29・・・15.6%
- H28・・・15.0%
となっており、6人に1人しか合格できない計算です。
この合格者の中には当然、何度か受験した末合格できた方もいれば不動産業界に長く勤められていたベテランの方もいらっしゃることでしょう。
特に業界未経験者の方が思いついて勉強して一発合格・・・というのは難しいのではないでしょうか。
合格できてしまえば一発だろうが10回目だろうが問題なし
例え一発合格であろうが10回受験してようやくの合格であろうが、合格できれば「宅地建物取引士試験合格者」となり扱いは変わりません。
必要なのは宅建士としてどのようなキャリアを歩んでいくかです。
筆者の周りでも試験は苦戦したものの、その後お客さんを見つけて独立されている方もいれば、試験は1発合格だったけどただ取っただけで終わっている方もいらっしゃいます。
まずは宅建士としてどのような活躍がしたいかを明確にしておくことが望ましいのではないでしょうか。
ネットの情報は鵜呑みにしない
SNSなんかを見ていると宅建士をほぼノー勉で受かっただの、1ヵ月ほどで余裕だっただのといった情報も多く見受けられます。
それらの情報の中には本当の物も多少あるかもしれませんが、誇張だったり嘘だったりすることも多いので鵜呑みにしてはいけません。
その情報に振り回されている時点で時間の無駄なので、他は他と割り切ってしっかりと勉強時間にあてた方が充実します。
宅建試験に一発合格するために必要な事
宅建試験に一発合格することは、さほど重要ではないとお伝えしました。
しかし、早い段階で合格しておいた方がその後のキャリアの幅も広がりますし、何度も落ちてしまうと精神的にもまいってしまうことから、できるだけ一発合格できることが望ましいです。
そのために以下のポイントは押さえておくと良いでしょう。
勉強方法を押さえる
宅建試験は宅建業法・権利関係・法令上の制限・税・その他と、学習範囲が多岐に渡ります。
そのためテキストを読み込んで満遍なく勉強したいと言った気持ちは分かりますが、配点や傾向を見ると重点的にやらなければいけないところと、時間をかけてしまうと、逆に合格が遠のいてしまうところがあります。
まずはテキストを軽く読み流し、過去問演習からあたっていくのが理想と言えるのではないでしょうか。
詳しい勉強方法は以下の記事でまとめているので、あわせてご覧いただければと思います。
過去問は特に重要
宅建試験は新規の問題も出題されますが、過去問の使いまわしや少し値や表現を変えた流用問題も多いです。
そのことからも過去問をまずは制することから意識すると良いでしょう。
解く際は正解・不正解や正当割合も気になるところですが、時間配分や問題の傾向を確認しつつ、分からなかったところはなぜ間違えたのかを意識して解いていくと良いです。
最近では無料だったり、破格だったりで学習できるアプリも充実しているので、是非試してみてください。
通信講座の利用もおすすめ
なかなか独学で勉強が進まない、分からないところが多すぎるという方も多いのではないでしょうか。
そんな場合は通信講座の利用もおすすめです。
通信講座では法改正や出題傾向の分析はもちろん、スマホ1台で進捗管理ができたり講師の方に質問できたりといったモチベーションを維持できる仕組みも盛りだくさんです。
最近では破格で受講できる講座も増えており、気軽に受講できる環境になりつつあります。
特にフォーサイトはおすすめで、クオリティの高い講義動画やテキストに加え、Manabunと呼ばれる学習アプリのおかげでいつでもどこでも手軽に学習できます。
受講者の合格率も非常に高く、80%近い合格率を叩き出しているので驚異的ですね!
以下の記事で詳しい教材内容をまとめているので、興味がある方はご一読いただければと思います。
また、他の通信講座についても以下の記事でまとめているので、あわせてご覧ください。
宅建試験は一発合格する必要があるのかまとめ
本記事のまとめ!
- そもそも宅建試験に一発合格できるのは一握り
- 宅建試験に何回で受かったかはその後のキャリアに関係ないが、若さは重要!
- より合格率を上げたいならフォーサイトがおすすめ!
今回は宅建試験に一発合格する必要があるのかどうかを基に解説させていただきました。
結論から言ってしまうと、一発合格自体にそこまでこだわる必要は全くないと言えるでしょう。
しかし、未経験で不動産業界に務めることを考えるとできるだけ早くに取得しておくほうが良い点も事実です。
しっかりと勉強方法を押さえたうえで対策していきましょう。
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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