[FP技能検定試験]忘れてはいけない持ち物は?電卓以外にもたくさん!
FP試験当日になって
と持ち物関係でトラブルを引き起こしてしまうこともあるかと思います。
折角試験勉強をして準備しても、当日持ち物のせいで受験できなかったり不利になったり、はたまた不正行為になってしまってはもったいないです。
この記事ではFP試験本番で持ち込めるものや持ち込めない物などを紹介していきます。
FP試験当日に必要な物
以下の物は持っていないと受験できなかったり、非常に不利になる確率が高くなったりする物です。
最優先で準備しておきましょう。
受験票
まず、試験申し込み後に送られてくる受験票は絶対に必要です。
受験票の注意書きにも書かれている通り、受験票が無いと受験できない可能性が非常に高いです。
万が一届いていない、失くしてしまった、といった場合も早い段階であれば問い合わせできるのでご安心ください。
失くしてしまった場合の対策方法については以下の記事でまとめています。
また、証明写真もしっかりと貼るように注意しておいてください。
本人確認書類
試験を受けるにあたって不正行為防止のため、本人確認書類も必要となっています。
ここで本人確認できる書類として認められるのは
- 運転免許証
- パスポート
- 個人番号カード
- 学生証(写真貼付)
- 在留カード・特別永住者証明書(写真貼付
- 次に定める写真貼付の資格証明書類
・弁護士、税理士、社会保険労務士、司法書士、宅地建物取引士、行政書士- 住民基本台帳カード(写真貼付)
- 健康保険被保険者証(写真貼付されていない場合、受検票へ写真貼付)
- 障害者手帳(写真貼付されていない場合、受検票へ写真貼付)
- 小型船舶操縦免許証(写真貼付)
引用:https://www.jafp.or.jp/exam/1fp/day/detail.shtml
に限定されます。
これ以外の書類は認められず、試験当日に有効であること、受検票の氏名が本人確認書類と一致していることが重要です。
もしこれらの条件を満たさない場合、受検は不可能なので気を付けましょう。
筆記用具
FP試験においては筆記用具は貸与されず、自分で持ち込む必要があります。
午前の学科試験はマークシート形式、午後の実技試験は記述式なので、鉛筆とシャープペンシルの両方用意することが望ましいでしょう。
電卓
FP試験ではお金の計算をするため、電卓も必須です。
ただし機能搭載していて良い物とダメなものがあります。
具体的には
※ 使用可………√・%・定数計算、消費税に係る税込・税抜、
売上に係る原価(MD)・売上・売価(MU)・利益率、日数・時間計算、
マルチ換算についてのキー、メモリー(M)機能(計算結果を1つだけ記録できるものに限る)、GT キー。※ 使用不可……関数機能〔Σ(シグマ)・log 等〕・ローン計算・複利計算・紙に記録する機能、音〔タッチ音・音階・音声等〕を発する機能、プログラム(計算式)の入力(登録)機能、計算過程をさかのぼって確認できる機能等を有するもの。
引用:https://www.jafp.or.jp/exam/1fp/day/detail.shtml
となっています。
このことからも多機能な電卓を持ち込んでしまうと不正行為として扱われてしまうので注意しましょう。
以下の記事ではおすすめの電卓について紹介しているので、あわせてご覧ください。
マスク
このご時世なのでマスクの着用も義務付けられています。
FP試験に限った話ではありませんが、マスクを付けずに受験しようとすると断られることがほとんどだと思うのでくれぐれも忘れないようにしましょう。
昼食
特に学科試験・実技試験の両方を受ける場合、昼食は必要です。
受験会場が学校だったり、公共施設だったりする場合は近くにコンビニや食堂がある可能性もありますが、常にあるとは限りません(そもそも日曜が受験日なので、休みの可能性もあります)
あらかじめお弁当を用意して試験に臨みましょう。
FP試験にあると良い物
次に、必須ではありませんがあると良い物も紹介します。
財布
試験場に向かうための交通費や、飲み物を買うためにある程度お金も持っていくと良いでしょう。
試験中に何かトラブルがあって急に物が必要になることもあります。
あまり大金を持ち歩く必要はありませんが、数千円程予備として持っておきましょう。
時計
試験会場によっては時計がなく、時間配分が難しくなってしまう可能性も否めません。
腕時計も念のため用意しておくと良いでしょう。
アラーム付きの物やスマホの時計は利用できないので注意してください。
ポケットティッシュ
筆者のように鼻炎持ちだったり、他に事情があったりといった場合、ティッシュの持ち込みもおすすめします。
ただし原則としては持ち込み可能な物のリストに含まれていないので、使用する前に試験官に許可を得ましょう。
無断で使用してしまうと不正行為となる可能性もあります。
今まで勉強してきたテキスト・ノート
当然試験中はテキストやノートは使えませんが、試験開始直前まで勉強することはできます。
筆者の場合実技試験の対策はその日の昼間、学科試験が終わってから一気にやってしまいました。
試験直前で対策した内容が本番出題されて合格できた・・・といったパターンはよくあるので、ギリギリまで粘りたい方は試験場までもっていきましょう。
FP試験に持ち込めない物
FP試験に持ち込めない物は以下の通りです。
持ち込んでしまうと最悪の場合不正行為となり、採点されなかったり次回以降の受験を断られるリスクもあります。
スマホ(電源OFF)
まずスマホは電源をOFFにすることを忘れないでください。
アラームが鳴っただけでもOUTなので、細心の注意を払いましょう。
試験官からも再三注意があるにも関わらず、毎回全国で数人はいらっしゃるそうです。
実力以外で試験に落ちるのはバカバカしいので、確認を怠らないでください。
ペンケース
机の上に筆記用具は置けても、ペンケースは置けません。
鉛筆と消しゴム、シャープペンシルくらいで十分です。
FP試験後に持ち帰るべきもの
最後に試験後に持ち帰るべきものを紹介して終わりにしようと思います。
忘れてしまうと後々自分が困ったり、受験者としての最低限のマナーを守ると言った意味合いも込めています。
ゴミや私物
当たり前ですが、ゴミや私物(忘れ物)はしないようにしましょう。
筆者の大学もある試験の会場になったことがあるのですが、お弁当のごみやティッシュのごみがゴミ箱からあふれていたり、試験部屋の隅に落ちていたりで、試験監督だった先生がキレていたことがあります。
試験のために折角開放してくれている施設に迷惑になるので、感謝の意も込めてきれいに保つよう心がけましょう。
受験票は持ち帰る
FP試験では受験票を持ち帰ることができます。
受験票に書かれている受験番号は合格発表時だったり、一部合格制度を利用する際に必要になります。
この番号が分からなくなってしまうと問い合わせないといけないといった手間も発生するので、持ち帰った後もしばらくは保管しておきましょう。
問題用紙
自己採点をするにあたっては問題用紙も必要になってきます。
特にFP試験の場合、試験終了後すぐに大手予備校が解答速報をTwitter等で発表します。
その際に問題用紙が無いと自己採点ができず、合格発表日まで待たないといけないので、捨てないことをおすすめします。
FP試験の持ち物まとめ
今回はFP試験に必要な持ち物についてまとめました。
持ち物を忘れると試験を受けなかったり、逆に余計な物を持ち込んでしまうと不正行為として扱われて採点されなかったりといったリスクがあるので、今一度確認してみてください。
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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