[FP技能検定試験]高卒の方におすすめ!得られるメリットは非常に大きい!
FP資格は有数の人気資格で老若男女問わず受験者数が多いです。
受験者の中には
と言った悩みを持つ方も多いと思います。
今回は特に高卒の方に向けて、FPはどのような資格か、なぜおすすめできるのかと言った点を解説していきます。
FPの受験資格は?学歴による受験制限はなし!
まずFPの受験資格ですが、学歴による受験制限はありません。
一方で、それ以外の受験資格はあるので注意してみてみましょう。
FP3級は誰でも可能
FP3級に関しては受験資格が”FPを志すもの”となっています。
そのため、誰でも受験できると言えますね。
2級以降は別の条件有り
2級以降になると学歴とは別の観点で受験資格が必要となります。
具体的には下位の級(2級であれば3級)をすでに取得していることだったり、実務経験があることだったりが条件です。
詳しい受験資格については以下の記事でまとめているので。一度ご確認ください。
ファイナンシャルプランナーの年収って?
多くの方が気になるのが、ファイナンシャルプランナーの年収ではないでしょうか。
こちらについても具体的にいくらぐらい変わるのか確認してみましょう。
金融業界ごとの平均年収
金融業界における、業界別の平均年収は以下の様に言われています。
業界 | 平均年収 |
不動産 | 665万円 |
銀行 | 668万円 |
証券 | 722万円 |
保険 | 682万円 |
引用:平成30年賃金構造基本統計調査(P17)
お金にかかる業界は総じて高水準な部類と言えるのではないでしょうか。
3級はあまり上がらない
FPは3級~1級までありますが、3級の時点では残念ながらそこまで評価されません。
実生活で役に立ったり、身近なところで活かせる知識は得られたりしますが、この資格だけで良い職場に転職して給料が跳ね上がる、と言った期待は捨ててください。
評価されるのは2級以降
本格的に資格が評価され始めるのは、FP2級以降になります。
上記で上げた業界でも多くの企業で昇進条件になっていたり、面接の際に優遇されたりします。
求人数がぐっと増え、そこまで難しくないため受験者にも人気があるのが2級です。
一方で1級になってくると3級→2級の時ほど求人数が増えるわけではありませんが、その分高収入・好待遇の仕事も増えてきます。
余裕がある方は狙ってみても良いかもしれません。
具体的な年収については以下の記事もご覧ください。
高卒の方にFPをおすすめできる理由
なぜ高卒の方にFPがおすすめなのかをご紹介します。
求人が多い
まずFPの魅力はその求人数の多さです。
求人数だけでなく受験者数も毎年10万人を超える資格で、国家資格の中でもNo.1~2を争う人気さとなっています。
先程FP3級ではそこまで年収は上がらない、と書きましたがそれでも常時1万人くらいは求人が出ています。
FP2級になればさらに良い待遇の条件も増えるので、転職に有利になると言えます。
学校では学べないお金の知識が豊富
商学や経済系の大学、専門学校は別として、多くの学校ではお金のことを学べる機会はあまりありません。
筆者自身、情報工学系の出身ですが保険や税金に関してあらためて知ったのは社会人になります。
社会人でも理系だったり専門職だったりした場合踏み込んでお金の知識を得る機会はなかなかないのではないでしょうか。
そういったお金の知識をあらためて学べるのがFPの良い所です。
学歴を覆せるチャンスが増える
すでに働いている方の中には
と憤りを感じている方もいらっしゃるかと思います。
かといって今から大学に行って学歴を手に入れる・・・と言うのもあまり理想ではないですよね。
そんな時に人生を覆す一つの選択肢が資格です。
企業によっては学歴関係なしに、社内で規定されている資格を取らなければ昇給できません。
FPも要件に該当することが多いので、早めに取っておいて損はないですね。
また、FP資格は税理士や社労士と言った士業にもつながる資格です。
士業クラスの資格を取得できれば独立して仕事ができたり、大手企業を相手に大きな仕事もできたりします。
士業になると学歴は完全に関係ないので、自分の地位を確立できます。
FPのおすすめの勉強方法
ここまでFPの魅力についてお伝えしました。
FPの資格に興味をもって下さった方に向けて、最後にFPのおすすめの勉強方法をまとめて記事を締めくくろうと思います。
3級
FP3級は簡単な資格ですが、簡単な理由としては2者択一問題や3者択一問題が多く運で合格できる問題も多い点・過去問の使いまわしが多く暗記で対応できる点にあります。
そのため根本的な知識を得ていなくても何となく勉強していれば合格できてしまうのが実情です。
FP3級を取る事だけが目的ならそれでも良いのですが、その勉強方法だけでは2級やさらに上を目指すときに苦労します。
この段階で基本的な事項は完全に押さえてしまうようにしましょう。
勉強方法は以下の記事でまとめています。
また、当サイトでは無料でFP3級を学習できるコンテンツも用意しているので、あわせてご利用ください。
2級
FP2級はFP3級と比較して詳しい知識が問われるのはもちろん、1問1問の問題が長文になり選択肢も3~4択になります。
そのため単純な理解や暗記だけでは不十分で、体系的な理解が求められます。
ただし過去問が使いまわしされる点は変わらず、過去問を徹底的に繰り返し、その上で計算問題や商品知識を仕入れていくと良いでしょう。
FP2級については以下の記事で勉強方法をまとめています。
通信講座で賢く学ぼう
FP3級辺りは独学でも十分可能ですが、2級になると難易度も上がり、合格率は約40%まで下がります。
他の難関資格と比較すると低くはないですがそれでも半分以上の方は残念ながら落ちてしまう試験です。
どうせなら1発でサクッと合格したいと思うので、あまりリスクを取りたくない方には通信講座の利用もおすすめします。
個人的にはフォーサイトがおすすめです。
理由としてフルカラーのテキストやハイビジョンな講義動画、使いやすいeラーニングシステムなどが好評で合格率も高く、受講者の平均合格率は80%超と言われています。
また、フォーサイトはAFP認定教育機関に該当しておりFP3級に合格しなくてもFP2級に挑戦できます。
筆者自身も教材提供をしていただきましたが、おすすめできる講座なので是非試してみてください!
まとめ
今回は高卒の方に向けて、FP試験がおすすめできる理由を紹介させていただきました。
筆者自身もFP試験に合格し、視野や世界が広がったので興味を持ってくださった方は是非とも挑戦していただきたく思います!
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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